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「サーフと文学」。 鈴木の脳内にあることをつらつらと書きます。This note is…

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「サーフと文学」。 鈴木の脳内にあることをつらつらと書きます。This note is written by Emiri Suzuki. twitter @emr_81

マガジン

  • 楽しき西のジャニーズ。関ジャニくんと関ジュくん。

  • キーマサダースーコレクション

    役者、菅田将暉に関連していくつか書いたものをこちらにまとめておきます。

記事一覧

2021夏松竹の話。関ジャニ∞スタート地点で観る関西ジャニーズJr.の現在地。

この夏は、週末のたびに関ジャニ∞が2014年にリリースしたDVD『十祭』を家で再生したりしてました。しかしまあ9月に入った途端に驚くほど一気に涼しくなってしまい、夏の気…

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8月。裏方稼業のご自愛問題

2021年も、はやくも8月がやってまいりました。 オリンピック開催してるわ、感染爆発してるわ(そういえば最近オーバーシュートって言葉めっきり聞かなくなったな)でもう何…

728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。後編 サマスペ始まりますね

そんなわけで、2021年の728の日に考えたこといろいろつらつらと。昨日の前半戦からの続きです。後編を続けて書いてまいりましょう。 「アイドル」という言葉よりももう少…

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728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。前編

関西ジャニーズJr.から、なにわ男子のCDデビュー決定が遂に発表されましたね、今年のなにわ(728)の日!めでたい!!本当におめでとう!!! そんなわけであまりにも久し…

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無観客と想像力とAぇ!group

気づけば、このnoteも半年ぶりの更新となるわけですが、いやあ大変な時代、まさに”大きく変わる”大転換の時をともに生きていますね、お互い。お元気ですか。おかげさまで…

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横山くんと大倉くんのせいで、Aぇと勝手に仕上がっちゃって盛り上がっています。

前回にnoteを書いたのが昨年の9月。関ジャニ∞から錦戸亮氏が抜けることが発表され、あの時点では最も起きてほしくなかった展開に気が動転しつつもその直前に体験した途轍…

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GR8EST〜十五祭。6人の関ジャニ∞が示したひとつの極み。あるいはここから彼らが挑む答え無き未踏の地について。

関ジャニ∞のデビュー15周年をお祝いする5大ドームツアー「十五祭」、9月3日の東京最終日に参加してきた。あまりにも圧倒的な“お祭り”だったので、「ライブを観てきた」…

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十五祭の幕開け。最強でも最弱でも最低でも、やっぱり最高な勇気のレンジャー 関ジャニ∞。

関ジャニ∞の15周年ツアー「十五祭」初日に行ってきた。ここからツアーが始まるところなので中身の演目などにはここでは触れないが、最高で最強の個々のアクの強さに自分は…

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京都大作戦2019 前半戦の私的感想

10-FEETが主催し続けて10年以上となるパンクのフェス、京都大作戦2019、前半戦に先週末行ってきました。2012年とかからずっと行きたいなと思っていてやっと、参加すること…

「令和では形式張った時間を生きてちゃだめですよ」と話す堂本剛は最高でした。ENDRECHERI at 横浜アリーナ

令和元年。大型連休を終えて以降はお祭りムードも穏やかになりましたが。令和最初の月末は、昨年アルバム『平成』をリリースした折坂悠太のワンマンライブを東京キネマ倶楽…

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偽義経冥界歌と関西ジャニーズJr.春松竹、ジャニーズニューエコノミクスをいろいろ体験してきました

ポンポンポンと、不思議なほど立て続けにジャニーズ事務所関連公演のお誘いを頂いた2019年2〜3月。 六本木EXシアター六本木歌舞伎第3弾「羅生門」、劇団☆新感線39興行「偽…

星野源 POP VIRUS、名古屋ドームや札幌ドームに行ける人は行ってください、という簡単なメモ書き。

POP VIRUSの京セラドーム大阪を体験してから一週間以上経って、なぜか踊りたくて仕方ない毎日である。あのポップウィルスというものに感染するというのは、踊りたくなる、…

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タワーレコードのおかげでSPECIAL OTHERSに出会えたことを思い出したROCK AX。

(ライブをみながら考えたことなどもnoteにためていきます。どこまでできるかな。まあ、やってみましょう) 今年のライブ初めは、日本テレビが始めた「ROCK AX」。雨のパレ…

「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。

「半分、青い。」が最終回を迎えた。 星野源の「アイデア」が毎朝流れる半年間にどれだけ救われたことだろうか。永野芽郁ちゃん演じる鈴愛がポロポロと切実感溢れる涙を流…

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6人になっても“最高で最強の関ジャニ∞”に、彼らの”ハモり”の真髄を探る。

関ジャニ∞って歌の中でこんなにもハモりまくっているグループだったのか、ということに自分が気付いたのはごくごく最近のことだ。もう少し正確にいうと、昨年出たアルバム…

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8年ぶりの苗場は映像とSNSとともに。

先ほどライブ配信の再放送も終わりました、そろそろキャンプサイトもクローズしたことでしょう。フジロックフェスティバル2018、おつかれさまでした。 今年初の試みとなっ…

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2021夏松竹の話。関ジャニ∞スタート地点で観る関西ジャニーズJr.の現在地。

2021夏松竹の話。関ジャニ∞スタート地点で観る関西ジャニーズJr.の現在地。

この夏は、週末のたびに関ジャニ∞が2014年にリリースしたDVD『十祭』を家で再生したりしてました。しかしまあ9月に入った途端に驚くほど一気に涼しくなってしまい、夏の気配もどこへやら。パンデミック下での夏はほとんどハレの思い出もないところではありますが。

個人的には、このほぼすべてのフェスや祭りが失われた2年分の、夏のハレの日要素を全部凝縮させて楽しんだのが今夏の関西ジャニーズJr.松竹座公演だ

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8月。裏方稼業のご自愛問題

8月。裏方稼業のご自愛問題

2021年も、はやくも8月がやってまいりました。

オリンピック開催してるわ、感染爆発してるわ(そういえば最近オーバーシュートって言葉めっきり聞かなくなったな)でもう何が何やらわけわからん、昨年よりもだいぶ頭おかしくなりそうな夏ですが。

covid-19によるパンデミックとなってから、仕事が在宅になるだとか、在宅ではできないから結局出勤するしかないよね、とか切なる話もたくさん出てきまして、もうそ

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728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。後編 サマスペ始まりますね

728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。後編 サマスペ始まりますね

そんなわけで、2021年の728の日に考えたこといろいろつらつらと。昨日の前半戦からの続きです。後編を続けて書いてまいりましょう。

「アイドル」という言葉よりももう少し広義をカバーできるようなもの、というか、THE GREATEST SHOW-NEN(以下、グレショー)のオープニングでも毎度出てくるが、彼ら6人の力の掛け合わせ総力戦でジャニーズの中でもこれまでには例をみなかったような振り幅の大き

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728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。前編

728の日に振り返る関西ジャニーズJr._Aぇ!groupの一年。前編

関西ジャニーズJr.から、なにわ男子のCDデビュー決定が遂に発表されましたね、今年のなにわ(728)の日!めでたい!!本当におめでとう!!!

そんなわけであまりにも久しぶりの更新となりましたが、noteですよ。久しぶりに何か書きます。といっても、もうこのnoteといえばあれです、関西ジャニーズのことです、というか、Aぇ!groupのことです。この一年もずっとAぇ!groupには動きがあってそれら

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無観客と想像力とAぇ!group

無観客と想像力とAぇ!group

気づけば、このnoteも半年ぶりの更新となるわけですが、いやあ大変な時代、まさに”大きく変わる”大転換の時をともに生きていますね、お互い。お元気ですか。おかげさまで、私につきましては至って元気です。なんと今日で2020年8月も最終日。前回の更新が2月22日なんですけども、それ以降の半年間をちょっとずつ振り返ってみたいと思います。

といっても、いろいろありあすぎましたね、この半年。あらゆる物事がダ

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横山くんと大倉くんのせいで、Aぇと勝手に仕上がっちゃって盛り上がっています。

横山くんと大倉くんのせいで、Aぇと勝手に仕上がっちゃって盛り上がっています。

前回にnoteを書いたのが昨年の9月。関ジャニ∞から錦戸亮氏が抜けることが発表され、あの時点では最も起きてほしくなかった展開に気が動転しつつもその直前に体験した途轍も無いお祭りのことをなんとかそのすべてがさめてしまわぬうちに書き留めておかねばと必死に書きつけたのが最後でした。

あれからまた随分と、このたった数ヶ月の間にも関ジャニ∞には展開がたくさんあって、それらすべてに笑ったり泣いたり忙しくして

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GR8EST〜十五祭。6人の関ジャニ∞が示したひとつの極み。あるいはここから彼らが挑む答え無き未踏の地について。

GR8EST〜十五祭。6人の関ジャニ∞が示したひとつの極み。あるいはここから彼らが挑む答え無き未踏の地について。

関ジャニ∞のデビュー15周年をお祝いする5大ドームツアー「十五祭」、9月3日の東京最終日に参加してきた。あまりにも圧倒的な“お祭り”だったので、「ライブを観てきた」というよりは「祭りに参加してきた」としか表現できぬような、熱狂祝祭空間だった。夏となると“音楽フェス”が日本全国各地開催されるようになって20数年経つが、今年は関ジャニ∞が7月14日から9月3日の間、各地でフェスを開催しているんだよな、

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十五祭の幕開け。最強でも最弱でも最低でも、やっぱり最高な勇気のレンジャー 関ジャニ∞。

十五祭の幕開け。最強でも最弱でも最低でも、やっぱり最高な勇気のレンジャー 関ジャニ∞。

関ジャニ∞の15周年ツアー「十五祭」初日に行ってきた。ここからツアーが始まるところなので中身の演目などにはここでは触れないが、最高で最強の個々のアクの強さに自分は魅了されているのだ、と腹落ちしまくらせてもらったライブの時間に拍手喝采です。 (そもそも私のような新規ファンが簡単に何か語るようなことができないほど、いろいろ演目には詰まっていた、というほうが正しい。)

ずっとライブを観てみたかったけれ

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京都大作戦2019 前半戦の私的感想

京都大作戦2019 前半戦の私的感想

10-FEETが主催し続けて10年以上となるパンクのフェス、京都大作戦2019、前半戦に先週末行ってきました。2012年とかからずっと行きたいなと思っていてやっと、参加することができてとても嬉しかった。
1日目は四星球とBRAHMANで目的の80%以上を消化し、しかも雨だと思っていたのにかなりの陽射し。そのかわりといってはなんですが2日目はかなりの雨に見舞われ、しかしそれすら演出にできるようなバン

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「令和では形式張った時間を生きてちゃだめですよ」と話す堂本剛は最高でした。ENDRECHERI at 横浜アリーナ

「令和では形式張った時間を生きてちゃだめですよ」と話す堂本剛は最高でした。ENDRECHERI at 横浜アリーナ

令和元年。大型連休を終えて以降はお祭りムードも穏やかになりましたが。令和最初の月末は、昨年アルバム『平成』をリリースした折坂悠太のワンマンライブを東京キネマ倶楽部で観てきました。言うまでもなく、最高でした。「僕はこの国の未来をまったく楽観視はしていないわけですけど。それぞれの持ち場でがんばりましょう。その先に特異点みたいなものがあるのかもしれない。よい令和にしましょう」ということを、平成元年生まれ

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偽義経冥界歌と関西ジャニーズJr.春松竹、ジャニーズニューエコノミクスをいろいろ体験してきました

偽義経冥界歌と関西ジャニーズJr.春松竹、ジャニーズニューエコノミクスをいろいろ体験してきました

ポンポンポンと、不思議なほど立て続けにジャニーズ事務所関連公演のお誘いを頂いた2019年2〜3月。
六本木EXシアター六本木歌舞伎第3弾「羅生門」、劇団☆新感線39興行「偽義経冥界歌」大阪フェスティバルホール、そして本日3月31日で千秋楽となった関西ジャニーズJr.松竹座春公演。
「羅生門」は三池さん演出、海老蔵タッグの2つめで、一昨年の寺島しのぶを迎えての「座頭市」も実はお誘いいただき急遽拝見で

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星野源 POP VIRUS、名古屋ドームや札幌ドームに行ける人は行ってください、という簡単なメモ書き。

星野源 POP VIRUS、名古屋ドームや札幌ドームに行ける人は行ってください、という簡単なメモ書き。

POP VIRUSの京セラドーム大阪を体験してから一週間以上経って、なぜか踊りたくて仕方ない毎日である。あのポップウィルスというものに感染するというのは、踊りたくなる、ということなんだな。恐るべし、イエローダンサー。

ということで、先週、幸運にも星野源 POP VIRUS 京セラ大阪ドームの2日目を体験することができた。

誰も置き去りにせず、しかもほぼ等身大のまま皆をドームまで引き連れてきてこ

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タワーレコードのおかげでSPECIAL OTHERSに出会えたことを思い出したROCK AX。

タワーレコードのおかげでSPECIAL OTHERSに出会えたことを思い出したROCK AX。

(ライブをみながら考えたことなどもnoteにためていきます。どこまでできるかな。まあ、やってみましょう)

今年のライブ初めは、日本テレビが始めた「ROCK AX」。雨のパレード、King Gnu、SPECIAL OTHERSというハイパーなブッキング。
にしてもSPEの時もはや会場中の誰より涙流していた自信があるぜ… オーガニックさ殿堂入りのホーム感。我々が初めて苗場の奥地でチーズやヨラテンゴ観

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「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。

「半分、青い。」というロールシャッハテストの向こう側に「安易に同情させない、美談にしない」という製作陣の覚悟を見た。

「半分、青い。」が最終回を迎えた。

星野源の「アイデア」が毎朝流れる半年間にどれだけ救われたことだろうか。永野芽郁ちゃん演じる鈴愛がポロポロと切実感溢れる涙を流すたびにともに涙し、自分まで日々のストレス成分が流されたような気になって「よーーし今日もがんばるぜえ!」と思えた美しき日々が、終わってしまったのだ。素晴らしき哉、大人のための少女漫画(大人の女性向け漫画、では決してない)。

「半分、青い

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6人になっても“最高で最強の関ジャニ∞”に、彼らの”ハモり”の真髄を探る。

6人になっても“最高で最強の関ジャニ∞”に、彼らの”ハモり”の真髄を探る。

関ジャニ∞って歌の中でこんなにもハモりまくっているグループだったのか、ということに自分が気付いたのはごくごく最近のことだ。もう少し正確にいうと、昨年出たアルバム『JAM』に収録されているnise akira(星野源)による『今』を当時テレビで聴いたときに、「おや?」と気付いた。それまで彼らのコーラスを意識して彼らの曲を聴いてもいなかった。

そうして今年になり、今春発売されたベスト盤『GR8EST

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8年ぶりの苗場は映像とSNSとともに。

8年ぶりの苗場は映像とSNSとともに。

先ほどライブ配信の再放送も終わりました、そろそろキャンプサイトもクローズしたことでしょう。フジロックフェスティバル2018、おつかれさまでした。

今年初の試みとなったYoutubeliveでの生配信のおかげで、上記のような言葉を8年ぶりに発することができた。私がフジに行ったのは2003、2005、2006、2008、2009、2010 の計6回だったと思う(2010年は仕事だった)。初年度、21

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