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正しさの押し付けが、物語をつまらなくするのではないか? という考察
私は去年、ついに五十を超えてしまい、自分で言うのも変ですが、だんだん説教臭くなってきました。日常会話においても、つい話が長くなってしまい、妻や子供に途中で飽きられてしまう事がよくあります。説教臭い老人にはなりたくないものですが、多くの人がそうであるように、きっと私もそうなってしまうのでしょう。それでも私は、自分の中にある熱い気持ちを人に伝えたい。そして人の話に耳を傾けて、その情熱を感じたい。文字
もっとみるカドルステイト物語 外伝『情熱の氷』紹介文
はじめに カドルステイト物語 外伝『情熱の氷』は、本編『カドルステイト物語』のスピンオフ作品ですが、本編を読んでいなくても十分楽しめる独立した物語として書きました。実は私としては、一冊の本として非常に気に入っている作品なのですが、「外伝」と付けたのがあまり良くなかったのか、この本をいきなり手に取って読んでみよう、って人が少なかった意味で失敗でした。つまり私としては、カドルステイト物語は全7巻という
もっとみる障がいを抱えた子どもを育てて感じた、人と人との関係に関する考察
人間は、自分がよく知らないもの、自分とは異質なものを警戒する傾向がある。それが無害なものであったとしても、危険な驚異と捉えて遠ざけようとしてしまう。もちろん未知なるものに対する警戒心は、生物が安全に生きていく上で獲得した生存本能の一つですが、時にそれが悪く作用する場合もあります。
実は私の子供は、先天的な心臓病を患ってこの世に生を受けました。母胎に居る頃から心臓の異常が確認されていた我が子は
カルディアナ戦記 紹介文
はじめに 『カルディアナ戦記』は、『カドルステイト物語』の続編として書いた長編ファンタジー小説で、主に戦争を描いた全3巻で完結する戦記物です。
『カドルステイト物語』では主人公のデインが、仲間と出会ってパーティを組み、故郷を求めて世界中を旅する冒険物語を描きました。ゲームに例えると、まさにロールプレイングゲームといった趣きです。一方『カルディアナ戦記』では、『カドルステイト物語』の登場人物の1人
スペイン語版カドルステイト物語『La leyenda de Cudlestate』1巻の発売日が決定しました!
はじめに 今朝はとてもエキサイティングな朝でした。私はもう老人体質なのか、毎朝4時から推敲しているのですが(この早朝の推敲が一番捗るんですよ)、今朝起きて見ると SNS に通知が沢山? そして見てみると、ななななんと、昨年年末にイベントで発表されたスペイン語版カドルステイト物語『La leyenda de Cudlestate』の発売日が、正式に発表されているではありませんか!
いや~、推敲ど
変化するSNS、創作における宣伝の考察
はじめに
SNSって便利な反面、人付き合いが面倒だったり、炎上が怖かったりと、リスクが高いと思いませんか? 人によって違うと思いますが、私はSNSをやるくらいなら、早く次の小説を書きたいと思ってます。私は先月からSNS(現X、旧Twitter)をほぼ見なくなり、投稿も数日に1回しかしなくなって、正直肩の荷が下りました。「そんなにSNSが面倒なら、そもそもやらなきゃ良いじゃないか」という正論が聞こ
テロメニア魔導記2『天空を貫く尖塔』紹介文
はじめに 2024年1月1日。つまり新年早々に、テロメニア魔導記 第2巻『天空を貫く尖塔』をリリースしました! 第1巻『陽が昇らない峡谷』を出版してから9ヶ月。私としては仕事をしながらでも、年1冊のペースで新作を出したいと考えていたので、何とか間に合ってよかったです。ちなみに専業になったので、今年はもっとペースを上げていきます。専業と言うからにはシリーズ物だけでなく、単発の作品と合わせて読み応えの
もっとみるスペイン語版カドルステイト物語『La leyenda de Cudlestate』1巻の表紙が公開されました!
はじめに 昨夜はとてもエキサイティングな夜でした。と言っても、別にスポーツを観戦してた訳でも無ければ、好きな映画を鑑賞していた訳でもありません。12月8日の深夜、日付が変わったばかりの午前1時。スペイン時間で12月8日午後17時。スペイン最大の日本サブカルチャーイベント「Manga Barcelona 2023」にて、つい先週新規イラストが公開されたばかりのスペイン語版カドルステイト物語『La l
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