記事一覧
とまり木文庫はじめました
かわかみ個人誌はぼちぼち出していたのですが、ヤナイ氏も新刊出すにあたって、レーベルを作ることにした。
mg.は元々は誌名だけれど最近はユニット名にも近いなと感じていて、mg.以外を並べつつも統一感を出すにはレーベルみたいにするかあと。
自分がレーベルか店を作るなら、「とまり木」を使いたいと思っていた。
これはわたし自身の人付き合いをあらわしていると思っている単語。
自分がとまり木みたいだな。誰か
とうめい 担当:かわかみなおこ
とんでもない話だが、まずは、右手が消えた。
朝ベッドからむくりと起きあがり、そのまま洗面台へ向かい顔を洗おうとした。洗顔フォームに手を伸ばすと、袖から先にわたしの手はなかった。
しかし洗顔フォームのチューブを掴むことはできる。
目の前の洗顔フォームは、ふよふよと浮き上がっているように見えた。
そうか消えたのではなく透明になったのだ、と寝ぼけた頭で気づき、一度ベッドに戻った。幸い今日は土曜で予定
管(くだ) 担当:かわかみなおこ
管が、地面からでてたんです。一本、にゅるりと。
なんでしょうね、ええと、エアコンの水が出る管があるでしょう。ちょうどあのような感じです。あれがね、新しく建てた家の台所の勝手口を出て少し先にあるんですよ。
そうですねえ、長さとしては30センチもないかしら。
地面に接してるところは竹みたいな細い棒が出てて、その先にだらんと管がついてるみたいな。柔らかい管を下に向けて垂らして、雨水とかが入らないようにし
ことばの切れ端 - 1
詩のようなものを、書きたいなあとずっと思っていた。
これはひたすらしあわせになりたかった20代後半のときに、
誰かにかならずしあわせにしてもらえると夢見ていた頃を
振り返った、いま。