マガジンのカバー画像

それ、幻想かもよ!

530
本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

奴隷から「七転び八起き」で国を救った男の話

奴隷から「七転び八起き」で国を救った男の話

「人生、山あり谷あり」とはよく言ったもので、想定以上にうまくいくこともあれば、絶対に大丈夫だと慎重に堅実に進めていても思わぬ失敗をすることもある。結果としての成功失敗は、必ずしも本人の努力や運だけの問題ではない。

また、失敗しても復活できる者も確かにいる。だからといって、「失敗しても何度も挑戦すべきだ」と簡単に言えない。たった一度の失敗で終わってしまう者もいるからだ。こればかりは統計や確率論では

もっとみる
「人も町も不老不死ではない」という当たり前の話

「人も町も不老不死ではない」という当たり前の話

地方のメディアにニュースを配信することが生業の共同通信にとっては、地方が衰退するのは避けたいのだろうが、誰がなんといおうと地方は衰退する運命。

現実的に考えてほしい。そもそも国全体の絶対人口が今後毎年80万人以上も50年間減り続けるわけで、今ある自治体数を維持していくこと自体は完全に不可能。2100年までには、全体の人口が半分に減るが、地方の人口は20年もまたずに半減するところはたくさんある。だ

もっとみる
「己を知る」ために必要な「ありがとう」の言葉

「己を知る」ために必要な「ありがとう」の言葉

社人研の2024年推計結果が発表されて、各メディアが以下のような記事をあげているんだが…

高齢者が増えるのは今に始まったことではないし(現に日本今世界一の高齢化率の国)、単身世帯が増えるって話も実際に世帯類型別で単身世帯が「夫婦と子」世帯を抜いてトップになったのは2010年の国勢調査段階だし、単身世帯が4割になるという推計も5年前の社人研の推計で発表していることであって、特に「急にふってわいた話

もっとみる
「出会う」ためにはまず「出る」ことが必要である

「出会う」ためにはまず「出る」ことが必要である

新海誠監督の「すずめの戸締り」が地上波で初公開されて、Xはその話題で持ち切りになっていた。たくさんのファンがいる中で、本作について私如きが考察をするのははばかられるのでやめておくが、この作品において私個人が感じた「とても大事なこと」について一点だけ書いておきたい。

それは、本作に何度も流れるひとつの言葉「いってらっしゃい」にもかかわるが、「出る」という行動についでである。

主人公岩戸鈴芽は自ら

もっとみる
女性の高学歴化と社会進出が起こす「結婚と出産のインフレ」ジレンマ

女性の高学歴化と社会進出が起こす「結婚と出産のインフレ」ジレンマ

台湾の若者を取り巻く問題が日本や韓国に酷似(中国とも)していて、誰が考えても問題の本質は経済的な問題だと思うのだが…。

そんな中、久しぶりに支離滅裂な出鱈目な話を目にしたので言及したい。但し、これは厳密には少子化について言及したものではないが。

日本と韓国と台湾の年齢別の女性労働力率のデータを比較して、日韓でいわれているM字カーブが台湾には見られないことから、

そして、それは「小さな子どもの

もっとみる