記事一覧
発信続ける林眞須美さん・長男
和歌山カレー事件・林眞須美さんの長男氏が、SNSを中心に母との交流などを発信している。
テレビや新聞、YouTubeの取材も積極的に受諾。これまでの自身の経験や思い、眞須美さんの冤罪の可能性ついて、1つ1つ言葉を慎重かつ丁寧に選びながら語っている。客観的に物事を捉えて話すのが特長で、さまざまな媒体でその姿を垣間見ることができる。
長男氏の話を直接聞いてみたい――。
さまざまな報道記事や映
和歌山カレー事件・ドキュメンタリー映画『マミー 』情報解禁
和歌山カレー事件をテーマにした初のドキュメンタリー映画が公開されることになった。配給会社から10日、発表・情報解禁された。タイトルは『マミー』。8月3日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム、大阪の第七藝術劇場など全国で順次公開される予定。
「和歌山毒物カレー事件から26年目の挑戦」と銘打っているように、事件が公式的に映画化されるのは初めて。林眞須美さんの長男氏は「カレー事件の現在がし
26年経った「現在(いま)の林家のカタチ」
死刑囚となった妻を支える夫、母を救おうとする息子の日常はどんなものなのか――。
あっさりと寒さを終え、学生の入学式シーズンを迎えた今春。長男氏に取材を申し込み、和歌山県にあるアパートの一室を訪れた。
取材を申し込んだ経緯についてはこちらをご一読願いたい。
長男氏が力強くアパートのドアを開けると、部屋から玄関に向かって笑顔を見せ、上がるよう声をかけてくれる高齢男性の姿が見えた。この日の取
心つながった「眞須美さんコール」
「まーすーみーさーーーん!」
3月中旬、朝の大阪拘置所前。
今にも雨が降りそうな悪天候。静けさが漂っていた空間に突如、明るく大きな声が響きわたった。
声の主は「眞須美さんコール」のメンバー。毎月1回、拘置所の中にいる和歌山カレー事件・林眞須美さんに向かって声援を送っている。
※確定死刑囚として大阪拘置所に収監中だが、一貫して無罪を主張。動機が未解明であること、自白がないこと、直接
あまりにもひどい”鑑定不正”
2月20日、同5日付で和歌山カレー事件の再審請求が和歌山地方裁判所に受理されたとの一報が全国を駆け巡った。
テレビ、新聞などが一斉に報じ、普段ニュースを見ない人々の間やSNSでも話題に。今年で26年となる今も、事件、そして林眞須美さんが世間から忘れられていないことを証明づけた。
※現在は確定死刑囚として大阪拘置所に収監中。一貫して無罪を主張しており、動機が未解明であること、自白がないこと
「眞須美さんコール」支援者の願い
昨年のクリスマスイブ――。
街中がイルミネーションで彩られ、食事やショッピングをする人で世の中がにぎわう日。子供たちが、サンタクロースが来るのを今か今かと待ちわびてワクワクしている日。世間全体が盛り上がりを見せる中、大阪拘置所前に10人弱の男女が集まった。
拘置所には、1998年7月に発生した和歌山カレー事件の林眞須美死刑囚が収監されている。確定死刑囚の身ではあるが、逮捕時から一貫して自らの無