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経営者のノウハウ

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X (Twitter)は何を目指しているのか

X (Twitter)は何を目指しているのか

昨日10月6日にX (Twitter)が「いいね、リポスト、返信を非表示に」という報道がありました。
今日はそれについての是非を考えてみたいと思います。

Twitterが始まってはや15年、2008年ころから日本国内でも利用者が増え始めて、当時はまだスマホも一般的ではない時代。
ヒウィッヒヒーという流行語を生みだしつつ、じわりじわりとユーザーは増加していきました。

当時からTwitter自体は

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自分が生きる目的、人生の目標を理解する

自分が生きる目的、人生の目標を理解する

人生を何か目的をもって過ごしているか、何も考えずに惰性で過ごしているか、などの各々の状況はとても大事なことです。
充実した人生を送るためには何が必要か、今日は自分が生きる目的、人生の目標を理解することの重要性を考えてみましょう。

ここでいったん話を整理します。
まず、自分の人生に目的や目標は必要なのかという議論ですが、これは各々の性格や価値観による思考の結果が大きく起因します。
そのため人によっ

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年収で仕事を選ぶとなぜ失敗するのか

年収で仕事を選ぶとなぜ失敗するのか

年収で仕事を選ぶと成功する人と失敗する人がいますがどのような背景や要因があるのでしょうか。
今日はそれについて考えてみたいと思います。

職業選択の価値観まずは主要な先進国の職業選択の価値観などを一般的な論評で比較してみましょう。

アメリカ:

職業選択の価値観: 個人の自由と選択の重視。キャリアの成功は努力と実績に基づくという信念。

教育: 多様性と選択の自由を重視。大学進学を奨励し、多くの

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人手不足倒産は人手不足の倒産ではありません

人手不足倒産は人手不足の倒産ではありません

昨今人手不足倒産という報道がじわりじわりと増え始めています。

この本質的な問題や課題は人手不足ではなく、人手が足りなくなる企業の根本に原因にあります。
本質的な問題とはいったいどういうことでしょうか?

人手不足倒産の本質的な原因本質的な原因は労働力の不足に至る要因なわけですが、コロナ化を経て現代の労働者のニーズに企業がアップデートできていないことが1つの大きな要因です。

具体的な企業の課題感

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副業と兼業で今後の働き方がどのように変わるのか?【労働環境新時代の働き方】

副業と兼業で今後の働き方がどのように変わるのか?【労働環境新時代の働き方】

引き続き労働環境新時代について考えたいと思います。

今後の働き方については、国の後押しもあり副業がじわりじわりと盛んになってきております。
今までの日本国内でタブーのように扱われていた、企業によっては就業規則で禁止されて当たり前のようにやってはいけない扱いの副業、場合によっては懲戒などの処罰対象であったこの概念が変わりつつあります。

大事な論点としては、国が推奨しだしたことは「副業」ではなく「

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就活になぜ大卒が必須の世の中になったのか

就活になぜ大卒が必須の世の中になったのか

たくさんある理由の中の1つをご説明します。
少なくともこれで世の中の時勢が理解できます。

たとえば中途採用の際に有名なリクナビを例にあげます。

ある頃から募集を出している企業側でとある設定が追加になりました。

それは 

学歴による自動お断りメール返信の設定

 です。

これを設定しておくと学歴フィルターで設定した対象者からの応募には自動でお断りメールが送付されます。

例えば「大学卒」は

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なんだか仕事ができないと感じる人の解決方法

なんだか仕事ができないと感じる人の解決方法



仕事ができないと感じる背景

仕事が上手くいかないと感じる瞬間は、誰しもが経験するものです。しかし、その感情を受け入れ、前進する方法を見つけることが、成長への第一歩です。
多くの人々が社会生活の中で「なんだか仕事ができない」と感じる場面があります。会社からの高まる期待、SNSでの成功報告、完璧を求める自己のプレッシャーなど、現代は多くの外部要因が自己評価を下げる要因となっています。
私たちは皆

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自分の才能の見つけ方を理解する

自分の才能の見つけ方を理解する



才能とは才能(さいのう)とは、個人が特定の能力やスキルまたは資質を自然に備えている状態や優れた素質を指すことが一般的です。これは、個人の遺伝的な要因や環境的な影響などによって形成されることがあります。
才能は生まれつきの資質と後天的に獲得されるスキルの組み合わせとして現れることが多いとされます。

才能は多岐にわたり、音楽、スポーツ、美術、数学、言語、リーダーシップなど、さまざまな分野で存在し

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マイクロマネジメントは悪いことなのか(2)

マイクロマネジメントは悪いことなのか(2)



はじめに3年前の記事からあまり世間の論調は変わっていませんが、引き続き世間の悪しき表現の見方とは違った記事を書いてみたいと思います。

マイクロマネジメントは多くの文献や意見で否定的に捉えられがちですが、それには一定の理由や状況があることも事実です。以下にマイクロマネジメントが良い手法として評価される面の意見を挙げてみましょう。

マイクロマネジメントの良い使い方の例新入社員や初心者のトレーニ

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起業と結婚生活の両立の難しさ

起業と結婚生活の両立の難しさ


起業と結婚生活の両立の難しさについての記事を以下のような形でまとめてみました。

背景と原因起業と結婚生活の両立は、個々の要素がそれぞれ多くの時間、エネルギー、リソースを必要とするため、難しさが生じることがあります。以下にその主な原因を示します。

時間とエネルギーの競合: 起業家としての成功を目指すためには、多忙なスケジュールと集中力が必要です。しかし、これにより結婚生活や家族との時間が犠牲に

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自分はなぜ生きているのか?の正しい考え方

自分はなぜ生きているのか?の正しい考え方


自分はなぜ生きているのか?自分はなぜ生きているのか?誰もが一度は考えたことがある論点でしょう。
今回はその哲学的な問いに関する正しい考え方を模索してみたいと思います。

まず前提となる答えは、「その答えは1つではない」「人によって異なる」「そのタイミングによって答えが異なる」などという考え方も生じる面があります。
つまり必ずしも不変ではないという点、不変でなければならないという固定観念を取り除く

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起業氷河期に突入した日本

起業氷河期に突入した日本



起業氷河期に突入した日本日本の経済風景は、かつては無数の中小企業が賑わし、多様なビジネスモデルが競い合っていました。しかし、近年、政府の方針の変動やSNSの発展、若年層を中心とした労働環境の変化が絡み合い、中小企業にとっての厳しい局面が訪れています。

多くの若者たちは、SNSを通じて世界の情報や価値観に触れ、従来の日本特有の働き方やビジネスモデルに疑問を感じるようになりました。また、SNSの

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経営者目線で「労働環境新時代」という新しい時代の価値観と向き合う

経営者目線で「労働環境新時代」という新しい時代の価値観と向き合う



「労働環境新時代」とは?コロナ過を経て労働環境が新時代になり、新たな価値観の明文化が必要だなと考え「労働環境新時代」という単語を検索したところ日本国内では20年以上前に一度論文で利用されたことがあり、(https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282812627932672)それ以外では「労働環境新時代」という単語自体がHITしませんでした。

しかし今後の時代は労働環境が

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経営者に不可欠な本能の自制心について(3)承認欲求の問題に向き合う

経営者に不可欠な本能の自制心について(3)承認欲求の問題に向き合う


承認欲求の問題承認欲求は、人々が自らの努力や成果を評価してもらい、他者からの肯定や称賛を求める欲求のことを指します。経営者目線から見ると、この承認欲求を適切に扱わないと様々なリスクやデメリットが生じる可能性があります。以下にそのリスクやデメリット、そして対策や適切な考え方をまとめます。

リスク・デメリット:過度な競争心の発生:承認欲求を満たすために、従業員同士が過度に競争を始める可能性がありま

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