矢島史

主に暮らし系の書籍制作に関わるライターです。 多趣味。常にうろうろ。 マンガを描くのが…

矢島史

主に暮らし系の書籍制作に関わるライターです。 多趣味。常にうろうろ。 マンガを描くのが好きです。 HP: https://yajimafumi.studio.site/top

マガジン

  • 日常に潜むおかしみ

    ささいなことでも立ち止まって見つめてみると、おかしい。おもしろい。味わい深い。流してしまうのはもったいないからマガジン。

  • ライターという仕事のこと

    ライターという仕事をしていて思うことつれづれ

  • よたよたトレラン記

    長距離とか完全無縁だった40代後半の人が、トレランにハマるまでとこれから。よたよたしてたっていいじゃない~。大会はすべて目標「完走」

記事一覧

ここからの人生で今日が1番若い日!おばちゃんたちのフットサル

46歳でフットサルを始めた。 それまで何のサッカー経験もないのに、だ。 きっかけは、同じマンションのママ友だち・ちかちゃんが「フットサル始めるんだ」と言ったこと。…

矢島史
2か月前
47

マジでふっつ~!のおばちゃんがFTR秩父&奥武蔵30kを完走した話

雑誌でもnoteでもSNSでもいいんですけど、トレイルランナーの記事、読んだことあります? 超人ばっかりですよ。 普通の主婦なのかなあ、と思って読んだら超人。 まだ初心…

矢島史
2か月前
37

自意識が暴走してプロフィール写真が撮れない話

脳みそ1個のフリーランス  大事なのはヒントをくれる仕事仲間 フリーランスの人間は、基本ひとりで働いている。 同僚や上司なんかがいなくて、脳みそが1個である。 …

矢島史
3か月前
80

免許の更新で、年々あの人に近づいていることを知る(母とかではない)

5年に1度の、免許の更新に行った。 免許の写真は一発撮りであるから、 今度こそまともな顔して写りたいと息巻いて行った。 髪の毛を整えて、眉毛をかいて、 ピアスだって…

矢島史
7か月前
16

20年以上原稿ばっかり書いているけど小説は1ページも書けない

私は人に取材をして文章を書くライターである。 テーマに沿って、先生だったり、専門家だったり、インフルエンサーだったりに話を聞きに行って、原稿を書く。 そんなこと…

矢島史
7か月前
24

ライター、ぐるっと回ってAIに負けない(気がする)方向性を見出す

フリーライターになって17年が経つ。 ”取材をして書く”という仕事についてからは23年だ。 こういうの、ベテランって言うんでしょ。 しかし最近、今さら、緊張すること…

矢島史
8か月前
15

初心者トレイルランナーはレベルが上がった

おっくんの合宿に参加したことで、 俺はレベルアップをした。 女だが、「俺」と言いたいような気持ちなんです。 ちなみに以前のレベルがドラクエで言うところの2なので、…

矢島史
8か月前
17

憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【後編】

ひとりだけめちゃくちゃ遅くて足を引っぱった 前編はこちら 全員が無事に15㎞(獲得標高1000m)を走りきり、 トレラン夏のお楽しみ、川にドボンと飛び込みに! 飛び込み…

矢島史
8か月前
15

憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【前編】

ついに、夢の叶うときがやってきた。 ”おっくん”こと プロトレイルランナー奥宮俊祐さんの泊りがけ合宿に参加したい! けれども日程が合わなかったり、 「30㎞以上のレ…

矢島史
8か月前
20

トレランのひとほとんどアシタカ

私のトレランデビューは、 プロトレイルランナー奥宮俊祐さんのイベントであった。 最初に事務所に遊びに行ったときに、 「今度10㎞のセミナーがあるから参加してみたら」…

矢島史
8か月前
18

46歳シロウト、トレラン合宿に行ってみたいという夢を持つ

漫画家のマルサイさんのおかげでランニングを始めてすぐのころ、 「いつかトレイルランニングをやってみたいんです」 とマルサイさんは言って トレイルランナーガチオさん…

矢島史
8か月前
14

サンタフェの話

私が高校生のとき、宮沢りえが写真集『サンタフェ』を出した。 ものすごい話題になって、誰もがそのヌード写真集のことを知っていた。 売れ行きだってすごいものだったろ…

矢島史
8か月前
19

ランニングって宗教っぽいけどホントに救いの神なんだわ

長距離を走りたいとか、走るのが楽しいとか、 思ったことがないまま46歳になった。 体を動かすことはきらいじゃないけど、苦しいことはきらいだから。 ただ、焦りはあった…

矢島史
9か月前
72

人見知りじゃないという点で天職

小さい時から人見知りをしたことがない。 釣り人に背後から「それは今日のおかず?」と聞き、 お見舞いに行った先の隣のベッドの患者の名札を勝手に見て「私のおじいちゃ…

矢島史
9か月前
25

こんにちは、すてきに暮らしたいライターの矢島です。

タイトルでサッとご判断いただけたように、今のところすてきに暮らせていません。 それでも日々のことを書くことにしました。 ライター仕事のこと、トレランなど趣味のこ…

矢島史
9か月前
22

よたよたトレイルランニング

2年前にランニングを始めて、1年半前にトレイルランニングを始めた。 体育をのぞけば長距離のちの字もやったことのない46歳が、よたよたと走り始めてもう2年。 まだよたよ…

矢島史
9か月前
27
ここからの人生で今日が1番若い日!おばちゃんたちのフットサル

ここからの人生で今日が1番若い日!おばちゃんたちのフットサル

46歳でフットサルを始めた。
それまで何のサッカー経験もないのに、だ。

きっかけは、同じマンションのママ友だち・ちかちゃんが「フットサル始めるんだ」と言ったこと。彼女だって何の経験もないのに、ひとりで近所の初心者向け個サル(個人で参加できるフットサル)に行くというのだ。
女でよ。40代でよ。ひとりでよ?

すごない?ふつうに。

びっくりして、俄然「わたしもやりたい!」となった。これが「一緒にや

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マジでふっつ~!のおばちゃんがFTR秩父&奥武蔵30kを完走した話

マジでふっつ~!のおばちゃんがFTR秩父&奥武蔵30kを完走した話

雑誌でもnoteでもSNSでもいいんですけど、トレイルランナーの記事、読んだことあります?
超人ばっかりですよ。

普通の主婦なのかなあ、と思って読んだら超人。
まだ初心者なんだなあ、と思って読んだら超人。

始めて1年しか経ってないのに100㎞とか完走してたり、
100㎞完走した翌々週くらいに違うレースに出ていたり。

人類を超えた人、コレ超人の類ですわ。

しかし私は、なんの誇張もなくフツー。

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自意識が暴走してプロフィール写真が撮れない話

自意識が暴走してプロフィール写真が撮れない話



脳みそ1個のフリーランス 
大事なのはヒントをくれる仕事仲間

フリーランスの人間は、基本ひとりで働いている。
同僚や上司なんかがいなくて、脳みそが1個である。

自分が思いついていないこと、好みではないことは、
自発的な行動としてあらわれることが一切ない。

だから、普段一緒にお仕事をしている方々の言葉は、とても大切だ。
どんな風に仕事をしていったらいいのか、
課題はなんなのか、
ヒントをい

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免許の更新で、年々あの人に近づいていることを知る(母とかではない)

免許の更新で、年々あの人に近づいていることを知る(母とかではない)

5年に1度の、免許の更新に行った。

免許の写真は一発撮りであるから、
今度こそまともな顔して写りたいと息巻いて行った。

髪の毛を整えて、眉毛をかいて、
ピアスだってつけて、
顔色がよくなるようにと新しいZARAの白Tを着て。

撮られる前には深呼吸をして、
あごをひいて、
口角を少し上げて。

で、できたのがこれである。
口角全然上がってない。
普段どんだけへの字口で生きているのか恐ろしくなる

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20年以上原稿ばっかり書いているけど小説は1ページも書けない

20年以上原稿ばっかり書いているけど小説は1ページも書けない

私は人に取材をして文章を書くライターである。
テーマに沿って、先生だったり、専門家だったり、インフルエンサーだったりに話を聞きに行って、原稿を書く。

そんなことを四半世紀続けているが、
小説を書いたことは一度もない。

実際に聞いた話や、体験したことしか書けない。

創作が……できない……!

そういや以前漫画家を目指していたときも、
エッセイマンガを描いていた。
フィクションをつくれないのであ

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ライター、ぐるっと回ってAIに負けない(気がする)方向性を見出す

ライター、ぐるっと回ってAIに負けない(気がする)方向性を見出す

フリーライターになって17年が経つ。
”取材をして書く”という仕事についてからは23年だ。

こういうの、ベテランって言うんでしょ。

しかし最近、今さら、緊張することがある。

逆に以前は緊張とはほぼ無縁。
「どこでも突っ込んでいきますよ!」「全力でやります!」「なんでも言ってください!」という感じで、

無鉄砲というか、恐れ知らずというか、丁稚というか、
緊張する神経を持ち合わせていなかったと

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初心者トレイルランナーはレベルが上がった

初心者トレイルランナーはレベルが上がった

おっくんの合宿に参加したことで、
俺はレベルアップをした。
女だが、「俺」と言いたいような気持ちなんです。

ちなみに以前のレベルがドラクエで言うところの2なので、
それが4になったという話ではあるけれど。
ようやく「ホイミ」覚えるくらい。
まだ武器ひのきのぼう。

レベルアップその1.ピッチスピード

合宿では、みなさんのピッチの速さに驚いたのです。
登りのときは、こまたでも歩みがサッサカサッサ

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憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【後編】

憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【後編】

ひとりだけめちゃくちゃ遅くて足を引っぱった
前編はこちら

全員が無事に15㎞(獲得標高1000m)を走りきり、
トレラン夏のお楽しみ、川にドボンと飛び込みに!

飛び込みポイントまでは5㎞あるとのことで、マイクロバスに乗り込み……

乗り込み…………

…半数以上の人が乗り込まずに「ぼくら走って行きまーす」と走り始めた。

どうなってんの?

私は気づいた。
ちょっと元気なおばちゃん(私)が、

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憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【前編】

憧れの合宿~超人の集いにまぎれて~【前編】

ついに、夢の叶うときがやってきた。

”おっくん”こと
プロトレイルランナー奥宮俊祐さんの泊りがけ合宿に参加したい!

けれども日程が合わなかったり、
「30㎞以上のレース完走者」という条件があったりして
なかなか参加できなかった。

それがついに! 合う日程で「初級者OK!」のイベントを見つけたのだ。
それも、夫の実家の近くである長野県木島平で!

子どもを預けて1泊のトレラン合宿なんて、まさに

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トレランのひとほとんどアシタカ

トレランのひとほとんどアシタカ

私のトレランデビューは、
プロトレイルランナー奥宮俊祐さんのイベントであった。

最初に事務所に遊びに行ったときに、
「今度10㎞のセミナーがあるから参加してみたら」「初心者向きだよ」
と誘ってくれたのである。

しかしこちとらランニングを始めて半年、
普通の道を5㎞が限界の40代だ。
初心者向きといっても10㎞て。最高記録の倍やん。
それも、山やん。

そんな懸念を口にしたところ、奥宮選手ことお

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46歳シロウト、トレラン合宿に行ってみたいという夢を持つ

46歳シロウト、トレラン合宿に行ってみたいという夢を持つ

漫画家のマルサイさんのおかげでランニングを始めてすぐのころ、

「いつかトレイルランニングをやってみたいんです」
とマルサイさんは言って
トレイルランナーガチオさんのYouTubeをおしえてくれた。

見てみた動画は、ガチオさんが富士山近くの山の尾根を30㎞縦走するもの。

私はそれまで、トレイルランニングなんて言葉も知らなければ、
山の中を走り回る競技があるということも初耳だった。

ガチオさん

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サンタフェの話

サンタフェの話

私が高校生のとき、宮沢りえが写真集『サンタフェ』を出した。

ものすごい話題になって、誰もがそのヌード写真集のことを知っていた。
売れ行きだってすごいものだったろうと思うけれど、女子高の高校生だった私にその写真集を見る機会はなかったし、買うほど興味があるわけでもなかった。

ところが、ある日教室にそれが来たのだ。

誰だか忘れたけど、家から持ってきたのだという。
そりゃあみんなでこんもり山のように

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ランニングって宗教っぽいけどホントに救いの神なんだわ

ランニングって宗教っぽいけどホントに救いの神なんだわ

長距離を走りたいとか、走るのが楽しいとか、
思ったことがないまま46歳になった。
体を動かすことはきらいじゃないけど、苦しいことはきらいだから。

ただ、焦りはあった。
年々体力が落ちているし、体の質が急スピードで衰えている。
子どもに誘われても走れない。すぐに疲れて動けなくなる。
ここ3年ほど食生活は変わらないのに、
年1㎏のペースで体重が増えている。

このままではマズイ。
今から何かを始めな

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人見知りじゃないという点で天職

人見知りじゃないという点で天職

小さい時から人見知りをしたことがない。

釣り人に背後から「それは今日のおかず?」と聞き、
お見舞いに行った先の隣のベッドの患者の名札を勝手に見て「私のおじいちゃんと同じ名前だよ」と教え、
腹をぶち抜かれた大イノシシと猟銃を持ったハワイの大男たちに「今日はパーティ?」と話しかける。

これらは中学~20歳くらいの記憶。なぜ覚えているかというと、どのときも親が隣にいて、仰天し、繰り返し「本当にびっく

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こんにちは、すてきに暮らしたいライターの矢島です。

こんにちは、すてきに暮らしたいライターの矢島です。

タイトルでサッとご判断いただけたように、今のところすてきに暮らせていません。
それでも日々のことを書くことにしました。

ライター仕事のこと、トレランなど趣味のこと、そのほかアホみたいながちゃがちゃした話など。
この発信で、読む人の心が軽くなったり、ちょっとくらいはなんらかの参考になったり、新たな行動や発想のきっかけとなったりしたら嬉しいです。

いや・・・そんなことあるぅ?
なくてもおもしろがっ

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よたよたトレイルランニング

よたよたトレイルランニング

2年前にランニングを始めて、1年半前にトレイルランニングを始めた。
体育をのぞけば長距離のちの字もやったことのない46歳が、よたよたと走り始めてもう2年。

まだよたよたしている。
けれど、20㎞くらいよたよたできるようになっている。

今、3か月後に30㎞よたよたする大会に出るため、がんばって日常的によたよたするようにしている。

よたよた程度でも、夏はつらい。日中はとても生き抜く自信がないので

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