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雑感

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#キャリア

【雑感】人の育成に、転ばぬ先の杖は不要なのか?

【雑感】人の育成に、転ばぬ先の杖は不要なのか?

過去にこんな議論があり、もやっとしたことがあったので、整理。

何が言いたいかというと、事前に本人が失敗するリスクが高い部分について教えすぎると本人のためにはならない。
本人に自分で転ぶことにより、多くを学ぶのだという考え。

結論、私としてはこの考えには懐疑的だし、文脈による度合いの話があると思う。また、先人が転んだ学びを参考にして、もっと先で転ぶことができるとも思う。

タイトルにつけた、転ば

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【雑感】初めてのコーチングを受けた感

【雑感】初めてのコーチングを受けた感

コーチングという領域に興味があったものの、一歩踏み出せず利用したことがなかったが、今回利用に至る。

以下、振り返りとして感じたことをメモ。
※1回受講という偏った経験前提における感想なので、
コーチングの真髄に触れていない・掴みきっていないと思いますが、記録としてメモ。

問い:自分はコーチングのどこに価値を感じたのか?
①第三者性と本人起点の対話をフラットに行える機会を得ることができる
 例え

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【雑感】正社員 × 副業が難しい理由について考えてみる

世間の潮流的には、副業ができる企業が増えてきた。

一方で、副業を実際にしている人はかなり少数という実感値。

なぜ、そのような事象が起こっているのか、少し考えてみる。

結論は、双方のニーズが合わずマッチングがしづらいというの理由なように見える。

企業側には、短期では以下のニーズがあるように思う。

・社員より安価なコストで外部調達したい
 ※長期では、業務委託から採用もしたい思惑がある企業も

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【雑感】プレーヤーからマネジメント層の転換期に起こることとその対応方法

【雑感】プレーヤーからマネジメント層の転換期に起こることとその対応方法

中堅プレーヤーとして、
連続的にて成果を出せるようになり、次のステージへの期待。

プレーヤーからマネジメント層への任用は、いわゆるキャリアのトランディションと言われる。

「トランジション」(transition)とは移行、過渡期、変わり目といった意味であり、ある段階から次の段階への移行期をあらわします。人事領域では、キャリアの発達の過程において、企業内で期待される新たな役割への転換期といった意

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【雑感】人・組織を動かすために必要な2つの側面

【雑感】人・組織を動かすために必要な2つの側面

"人・組織を円滑に動かす"人は、人・組織の2つの側面を的確に捉えている、気がする。

それは、目的達成(結果)と行動維持(プロセス)の2点である。
日常業務で感じていた点を少しまとめてみる。

▽組織に対しての捉え方例えば、組織という切り口では、以下をバランスよく捉えているかということだと思う。

①利益や売上というパフォーマンスを出す機能としての組織
②人とのつながりを大事にする共同体としての組

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【雑感】1つの経験から学ぶことが多い人の特徴

【雑感】1つの経験から学ぶことが多い人の特徴

以前の雑感でこのような記事を書いた。

上記の中で、以下のようなことを整理した。
「成長する人」=「内省力がある人」は、
成功経験/失敗経験を「振り返る習慣」を持ち、かつ「振り返りが深い」
振り返りの深さというのは、以下の問いに対し、他人から聞かれる前に2段階以上自己で深掘りしていることを指す。

 ・真因の追求 :なぜそれが上手くいったのか/上手くいかなかったのか
 ・再現性の追求:もし同じ条件

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【雑感】スタンスを育成するとは ー人材開発で最も育成しづらい”スタンス”ー

【雑感】スタンスを育成するとは ー人材開発で最も育成しづらい”スタンス”ー

新卒のオンボーディング業務や自分自身の変化を通じて、スタンスの育成についてまとめてみたい。

■人材開発におけるスタンスの位置付け人材開発でよく言われている成果創出モデルでは、
スキルや知識の育成と比較し、スタンスは育成しづらい領域と言われている。

出典:https://www.recruit-ms.co.jp/service/service_detail/org_key/C011/

例えば、

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【雑感】支援の難しさ

【雑感】支援の難しさ

HRBP的な業務をしていて感じる難しさを言語化してみる。

支援という意味では法人営業やコンサルにも通ずるのかもしれないと思っている。

※相手との信頼関係があれば、支援の難易度は劇的に変わるとかんがえられるが現場部門に対する間接支援の難しさを感じたのでメモ程度にまとめる。
ここでいう信頼関係とは、意見を尊重し受け入れてもらえるという前提で対話できるような状態。

①同じ現状を見るのが難しい。現場

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【データ分析】データを正しく捉えて伝える必要な最低限の知識が学べる本

【データ分析】データを正しく捉えて伝える必要な最低限の知識が学べる本

統計の基礎理論やデータ分析のニッチな領域ではなく、
実際の業務でありそうなレベルでのデータへの考え方/捉え方を伝えている。

細かい手法論に入る前に読んでおきたい一冊。

■この本を読むと良い人 ・これからデータ分析業務に関わる可能性がある人

 ・エクセルで取り扱える範囲のデータを編集し、意思決定に必要な資料を作成する必要がある人

 ・データ分析業務に取り組む人

■この本で学べること
 ・平

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【データ分析】データ分析業務に必要なこと ーライトなデータ分析から始めようとしている人向けー

【データ分析】データ分析業務に必要なこと ーライトなデータ分析から始めようとしている人向けー

「データ分析」というワードについて最近、インプットしたことを整理する。

実務では手を動かしながら、書籍やブログから学んだこと。

結論としては抽象度を上げると、データ分析に関わらず、他の業務も勘所は同じ。ウォータフォール型のPJでも、普段の仕事の進め方でも同じ。本来目的と何を解決しないといけないのかを関係者と合意を取りながら、最後に手段選択する。

データ分析において、特に注意すべきは、データ分

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【雑感】ロジカル(左脳的)  VS イメージ(右脳)  ー優劣はなく、向き不向きー

【雑感】ロジカル(左脳的)  VS イメージ(右脳)  ー優劣はなく、向き不向きー

よく対比されるロジカル(左脳的) VS イメージ(右脳)の話。

思考方法などは、仕事上の話と絡めて語られることが多い。

デザイン〇〇など右脳的な本も増えてきたが、どちらかというどうすればロジカルになれるのか。

どんなフレームで考えるとミーシーかのような文脈で語られることの方が多い。

そのため、
無意識に ロジカル(左脳的) > イメージ(右脳) のように感じてしまう。

ただ、これはあくま

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【雑感】成長する人としない人ー1on1から見える内省力とメタ認知ー

【雑感】成長する人としない人ー1on1から見える内省力とメタ認知ー

一つの経験から十を学ぶ人と何も学ばない人。

同じ失敗を何度も、繰り返す人としない人。

1つの業務の学びを他業務でも転用し上手くやる人と0から学び直す人

1つの目標に向かって、できなかったことをできるようにしていくことを
成長と定義した時に「成長する人」と「成長しない人」の違いは何か。

その一つの重要な要因に内省力がある。
内省力は、ストレングスファインダーが提示する一つの強みとなる資質でも

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【振り返り④】Xデザイン学校での学び -価値分析とUXデザインパターン-

【振り返り④】Xデザイン学校での学び -価値分析とUXデザインパターン-

4回目のXデザイン学校に行ってきたので、振り返りをしてみる。

今回は、価値分析とUXデザインパターンについて学習を行なった。

今回も学習における振り返りは、非常に重要ということで振り返りを行う。

職場における経験学習においても、コルブの経験学習サイクル理論にて、成長には「内省」が不可欠とされてあり、「学びや成長」という過程においては外せない観点。

▽ワークショップ中心の講義の中で行ったこと

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【雑感】スムーズに利害関係者と合意するスキル ーファシリテーションー

【雑感】スムーズに利害関係者と合意するスキル ーファシリテーションー

▽前置き限られた時間内で、スムーズに利害関係者と合意していくスキル。

業務をしていると様々な場面で役に立つ。

法人営業の顧客先でも、社内会議でも役に立つスキル。

例えば、法人営業だと顧客との定例や

提案に対して、複数利害関係者が出てきた時などに試される。

最近、訳あって特に上記のようなファシリーションについて改めて、

学んでいるため備忘録レベルでまとめる。学びながら追記していきたい。

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