- 運営しているクリエイター
#マネジメント
2拠点を行き来することで相手と自分がより深く理解できる
9月から独立し、熊本と東京を往来する生活を始めて3ヵ月が経ちます。
社会人を熊本でスタートし、その後29歳から12年間の東京での仕事経験を経て、今回また熊本に戻るようになったため、いわば今回、2度目の熊本という形になります。
これは首都圏で社会人をスタートして、その後、熊本にUターンすることとは異なる経験であると感じています。
というのも、最初に過ごした熊本と、今回2度目の熊本では、同じ熊本
星野リゾートのお客様満足アンケートから学べること
私の尊敬する経営者に星野リゾートの星野社長がいます。
私は以前、事業再生支援の仕事をしていた時期がありますが、星野リゾートも同じ事業再生屋さんなので、仕事の進め方、考え方が似ているところが多々ありました。
先日、彼の講演を聞く機会があったのですが、改めて参考になるなと思うことがあったので、今回少しこの内容を今回扱ってみたいと思います。
講演の中でも紹介されていた星野リゾートの取り組みの一つに
長期雇用の保証より自分らしさが発揮できる環境の方が社員は定着する?
フリーランスとして働いていると、組織に所属していない自由さがありますが、それと引き換えに、少しさみしさを感じることもあります。
毎日通うオフィスがあり、PCを立ち上げたら会社や同僚から連絡が入ってくるという状態は、自分に組織の一員なんだという安心感を与えてくれていたのだと思います。
所属している組織に何を期待するのか、どのような意味を見出すかということは人によって異なると思いますが、ドイツの社
40代は人からの評価ではなく、自分の興味関心からキャリアを考え直す時期
今回、私は42歳で起業しましたが、以下、パーソル総合研究所の調査によると、ビジネスパーソンはちょうど私の歳のころに「42.5歳の壁」というものにぶつかるそうです。
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/interview/i-201902270001.html
調査によると、42.5歳を境に「出世したい」と答える人と「出世したいとは思わない」と答える人
夫婦どちらのキャリアもあきらめないあり方
以前も書きましたが、妻がおよそ1年ほど前に独立してコーチングの仕事をしています。
クライアントも徐々に増えてきて、以前より忙しくなってきている状況です。
もちろん私としては、そのことに対して嬉しい気持ちがある一方で、
お互いの日程を調整するという意味では難しさが増してきたというのも
実感しているところです。
妻のコーチングセッションはクライアントが個人であることも多く、
比較的、夜や週末に行
対等にオープンに話す関係は自然にできるものではない
今回は、人と人とのコミュニケーションで起きる力関係について書いてみたいと思います。
最近友人の研修講師が、自身のプロフィールに赤裸々に失敗経験を書いたところ、仕事が増え始めたという話をしてくれました。
講師やコンサルタントというと、"先生"と言われたりもするものですから、完璧でないといけない。過去に失敗などあってはいけないという風に思うものです。相手からそのような期待を感じることもあります。
相手の話に共感できないときにも我慢して聴かないといけないのか?
上司部下間のコミュニケーションでよく挙がる悩みに、「相手の話に共感できないときにどうしたらよいか」というものがあります。
相手の話を聞いていると、「それは違うんじゃないか」「考えが甘いんじゃないか」であるとか、「上司は考えが古いんだよな」「現場のことがわかってない」などという考えがムクムクと起きて来て、その声が脳内にこだまして相手の話を聴けなくなる瞬間があります。
信頼関係をつくるためには、相
1on1を実施するとき、そもそも優秀な人ってどんな人?を考えているか
最近、1on1ミーティングを導入する会社が増えていると感じますが、
皆様の会社ではいかがでしょうか。
会社に対して貢献したいという意欲を高め、離職を防いだり、
自律的な行動を促したり等、様々な効果が期待されています。
私もいくつか1on1ミーティング導入に関わっておりますが、
この施策が狙い通りに成果を挙げるのは、簡単ではないなと感じます。
まず、そもそもの前提としてマインドセットが難しいで
マネジャーとしてのあるべき姿を手放してみたら新しい可能性が見えた話
今回は私にとって忘れられないエピソードを書きたいと思います。
私が30代前半の頃のことです。私は200人くらいの事業部でマーケティング部のマネジャーをしていました。
部のメンバーは私を入れて5人。デザイナーやアートディレクターがいて、カタログやチラシ、POPを制作したり、プロモーションやWEBマーケティングを担当していました。
マーケティング部は、全国にいる店舗スタッフやお客様をまわっている
外部の営業やコンサルタントでもなく、完全に社内の人間でもないかかわり方
最近、お客様とどういう立ち位置でかかわるのがよいのか考えています。
リクルートにいたときは、当事者ではなく外部の人間として「求人広告をやりましょう」と提案していたわけですが、実際に面接をしてこの人にしようと最終的に決めるのも、その後採用した人を社内でマネジメントするのもお客様がコミットしていくことになります。
つまり、最終的な責任はお客様が負うわけです。
その意味では、自分だけやる気であって
ワクチン接種を受けるべきか、異なる考えの相手と話すときに心がけること
感染力が強いデルタ株によって、全国的にコロナ感染者が増えています。
政府はこれまで以上にワクチン接種を推奨をしていますが、国際医療福祉大学の和田教授の調査によると、20代男性の27%、女性の38.7%、50代でも男女ともに17-18%の方がワクチン接種について様子を見ると回答されているそうで、相当数の方が接種に前向きでないことがわかります。
もちろん個別に事情はあるでしょうから、接種しないこと
人の熟達は努力か才能か。オリンピック選手を観て考える
紆余曲折あったオリンピックがいよいよ開催されています。
皆さまご覧になられているでしょうか。
オリンピックということもあり、ふと思い出した話があります。
もう10年以上前になるのですが、とあるシンポジウムで聞いた話をご紹介したいと思います。
人の熟達は「努力なのか才能なのか」というテーマで、熟達を研究されている大学教授と元陸上選手の為末さん、オリンピック候補の現役アスリートの方がパネルディスカ
やっぱり今も部下と面談をすると、心の奥底では怖いんだよ。 何を言われるか、批判されるんじゃないかって気持ちがあるんだ
先日、1on1を推進しているとある管理職の方が、次のような話をしてくれました。
「コーチングやカウンセリングを学び、現場で長年実践してきたけど、
やっぱり今も部下と面談をすると、心の奥底では怖いんだよ。
何を言われるか、批判されるんじゃないかって気持ちがあるんだ。」
その方は数年前にメンバーの離職が続き、チームが不振に陥ったことを重く受け止め、それ以来、一度相手の話を真剣に聴いてみるということ