ゆうき

IT企業勤め ECサービスの営業→フリマサービスのマーケ🔰 社会人5年目/IT企業/…

ゆうき

IT企業勤め ECサービスの営業→フリマサービスのマーケ🔰 社会人5年目/IT企業/営業/EC/マーケ/SNS/サッカー/地域活性/伝統工芸/お笑い/バラエティ/佐久間宣行/又吉直樹

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    高校サッカーを通して社会人として内省したり、スポーツビジネスやメディアとの関係を考えたり、かと思ったらただファンとしてアツくなったり

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高校サッカー選手権を観てスポーツビジネスについて考えた話

正月といえば高校サッカー寒くなってきたころからソワソワ県予選の動向を気にしだして、開会式を観とどけてから年を越して、成人の日に決勝戦を観るまでがわたしの年末年始…

ゆうき
3年前
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「男性が育休取って何するの?」

夫の育休が始まって1ヶ月が過ぎた。 この1ヶ月、控えめに言っても人生で最も幸せな期間のひとつになるのだと確信している。 20年余つづく子育ても、この思い出を何度も何…

ゆうき
2日前
5

子どもはなぜ同じ間違いを繰り返すのか

5歳から12歳までピアノを習っていた。 何度も何度も同じ箇所を間違えては鬼の形相をした先生に怒られていた。 いつもナイフで削っている歪な形をした赤鉛筆で、楽譜の間違…

ゆうき
10日前
5

アラサーの人間関係「子どもはいつ?」

27歳。この年齢になると旧友との話題は「結婚はまだか?」が大半を占めるし、 結婚すると次は「子どもはいつ?」という興味を寄せられたりする。 幸いわたしはまだ直接的…

ゆうき
3週間前
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席を譲ってもらった【妊娠23週】

母子手帳を貰いに行くと、お腹が大きくなる前こそぜひマタニティマークを付けることを推奨された。 幸い在宅ワークなので混み合っている電車に乗ることはほんの数回しかな…

ゆうき
1か月前
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子育てにおける「パパ」の肩身の狭さ

「産前産後の恨みは一生」という言葉があるが、それだけ妊娠・出産をめぐる夫婦の対立は根深い。 手前味噌だけれど、わたしの夫の振る舞いはすごい。 妊娠がわかった瞬間…

ゆうき
1か月前
5

うごいてる【妊娠17週】

17週あたりから、奥の方で胎児がウニョウニョ動いているのがわかり始めた。お腹の表面に手を当ててもわからないくらいのやつ。なるほどこれが胎動というやつだ。 18週ごろ…

ゆうき
1か月前
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職場へ妊娠報告【妊娠16週】

安定期に入り、職場の上司たちへ妊娠の報告をした。 先輩方が産休・育休を取るときにはもちろん1ミリも思ったことはないが、いざ自分がお休みをもらうとなると申し訳ない…

ゆうき
1か月前
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すべての命は心待ちにされるべき【妊娠9週】

ぼちぼち安定期に入り始めたころ、家族や親族に妊娠の報告をはじめた。 手術を控え元気のなかったわたしの母は「嬉しい嬉しい」とわかりやすく元気になっていた。 父は二…

ゆうき
2か月前
2

安心できない【妊娠判明】

心待ちにしていた第一子の妊娠、判明したときには飛び上がるほどの喜びや達成感のようなものが湧き上がるのだろうと思っていた。 ところが妊娠判明までにはいろんなハード…

ゆうき
2か月前
14

子どもが産まれました

知らないうちに年季の入った実家の掃除をし続けて1週間の朝、布団とズボンが何やら冷たい。お手洗いに駆け込んで、想像していたよりもずっと冷静に「これがおそらく破水っ…

ゆうき
2か月前
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あなたが世界へ羽ばたくときは

日本代表キリンチャレンジ杯、トルコ戦。 何度も感動させられた美しいカットインからの強烈なミドルシュートで先制ゴールを奪ったのは、我らが伊藤敦樹だった。 家で観て…

ゆうき
7か月前
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わたしが、はじめてレッズをみた日

物心ついた頃から浦和レッズが好きだった。 日本人が「好きか嫌いか」を問うまでもなくお米が好きで、毎日食べているように、 そのくらいわたしの日常には当たり前に浦和…

ゆうき
9か月前
7

立派な芝生を一目見て応援したいと思ってしまった話

車の助手席に乗っていると偶然、青々と綺麗に生え揃った芝生が広がっているのを見た。その立派なグラウンド設備は大学や私立高校ではなく、市立「習志野高校」サッカー部の…

ゆうき
1年前
7

自分ごととして取り組めるようになるマネジメント

わたしが所属する部署は、案件の担当を決める際に皆で話し合いながら決める。「この時期は誰の業務量が逼迫するから、これはわたしが持った方がいいですね〜」という具合だ…

ゆうき
1年前
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ひどくダサくてカッコ悪い わたしの青春時代

何も頑張れない高校時代だった。 嫌なこと・面倒なことから逃げていたのは自分なのに、そんな自分にコンプレックスを抱いていた。 応援とはコンプレックスの裏返しでもあ…

ゆうき
1年前
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高校サッカー選手権を観てスポーツビジネスについて考えた話

高校サッカー選手権を観てスポーツビジネスについて考えた話

正月といえば高校サッカー寒くなってきたころからソワソワ県予選の動向を気にしだして、開会式を観とどけてから年を越して、成人の日に決勝戦を観るまでがわたしの年末年始と決まっている。

うちは昔から正月休みのスポーツといえば箱根駅伝よりも高校サッカーだ。
特に熱中した高校時代は埼玉予選二回戦から会場に駆けつけ、応援していたチームに彼氏がいるのでは?とその保護者たちに噂されたほど。(ぜんぜんいない)

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「男性が育休取って何するの?」

「男性が育休取って何するの?」

夫の育休が始まって1ヶ月が過ぎた。

この1ヶ月、控えめに言っても人生で最も幸せな期間のひとつになるのだと確信している。
20年余つづく子育ても、この思い出を何度も何度も反芻してツライことも乗り越えていくのだろう。

当たり前だけれど戦力が1人と2人とでは物理的にはもちろん、心の余裕も段違いだ。パパとママに見つめられる娘も心なしか嬉しそうに映る。

わたしの夫は会社で初めての「男性の育休」を3ヶ月

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子どもはなぜ同じ間違いを繰り返すのか

子どもはなぜ同じ間違いを繰り返すのか

5歳から12歳までピアノを習っていた。
何度も何度も同じ箇所を間違えては鬼の形相をした先生に怒られていた。

いつもナイフで削っている歪な形をした赤鉛筆で、楽譜の間違える箇所をぐるぐると囲われる。間違うたびにその丸が大きく濃くなっていき、もはや周りの音符まで見えなくなる。
その筆圧から狂気を感じざるを得ないが、自宅練習に付き合ってくれていた母はどんな気持ちで楽譜を見ていたのだろう。

レッスン中「

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アラサーの人間関係「子どもはいつ?」

アラサーの人間関係「子どもはいつ?」

27歳。この年齢になると旧友との話題は「結婚はまだか?」が大半を占めるし、
結婚すると次は「子どもはいつ?」という興味を寄せられたりする。

幸いわたしはまだ直接的にひどいプレッシャーをかけられるようなことはなかったけれど、悪気のない「子どもできた?」にモヤっとしたことが数回あった。

自分以外の既婚者に向けられる「子ども欲しい?」「じゃあもうすぐかー」などの発言にモヤっとしたこともあった。

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席を譲ってもらった【妊娠23週】

席を譲ってもらった【妊娠23週】

母子手帳を貰いに行くと、お腹が大きくなる前こそぜひマタニティマークを付けることを推奨された。

幸い在宅ワークなので混み合っている電車に乗ることはほんの数回しかなかったし、このマタニティマークを付けることに抵抗があった。

人が座っている座席の目の前に立つと、まるで「譲ってくれよ」と言っているみたいで嫌な感じがするかなぁ〜とか、気を遣われるのも申し訳ないんだよな〜とか考えてしまって、ドアの脇で安全

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子育てにおける「パパ」の肩身の狭さ

子育てにおける「パパ」の肩身の狭さ

「産前産後の恨みは一生」という言葉があるが、それだけ妊娠・出産をめぐる夫婦の対立は根深い。

手前味噌だけれど、わたしの夫の振る舞いはすごい。
妊娠がわかった瞬間から、妊婦の身にどのような変化が起こるのかをネットで調べたり、たまひよの「パパ向けBOOK」なるものを読み込んでは言動に徹底的に気を遣ってくれている。

もともとやってくれていたが、より家事をこなしてくれたり、重いものは絶対に持たせてくれ

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うごいてる【妊娠17週】

うごいてる【妊娠17週】

17週あたりから、奥の方で胎児がウニョウニョ動いているのがわかり始めた。お腹の表面に手を当ててもわからないくらいのやつ。なるほどこれが胎動というやつだ。

18週ごろには手を当てたらハッキリわかるくらい、ドクンドクンと動きはじめた。
自分とは別の生き物が自分の中で動く感覚は何とも言えない。

夫がはじめてタイミングよく胎動を感じられたときは、なぜだかお腹に耳を当てて「耳の中に入ってきた!」と感動し

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職場へ妊娠報告【妊娠16週】

職場へ妊娠報告【妊娠16週】

安定期に入り、職場の上司たちへ妊娠の報告をした。

先輩方が産休・育休を取るときにはもちろん1ミリも思ったことはないが、いざ自分がお休みをもらうとなると申し訳ない気持ちになっていた。

直属のリーダー・部長、兼務先のリーダーと3名に報告をしたところ、
わたしの想像をはるかに超えてくるほど喜んでくださった。
こんなにも喜んでくれるものなのか、と正直本当に驚いた。身体も労ってくれて、少し涙が出そうだっ

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すべての命は心待ちにされるべき【妊娠9週】

すべての命は心待ちにされるべき【妊娠9週】

ぼちぼち安定期に入り始めたころ、家族や親族に妊娠の報告をはじめた。

手術を控え元気のなかったわたしの母は「嬉しい嬉しい」とわかりやすく元気になっていた。

父は二言目には「(孫と遊ぶために)仕事を辞めなければ」と言っていた。

まだまだ子供だと思っていた妹は、たくさん子守をすると言ってくれて驚いた。

祖母は「大袈裟ではなく生きる希望だ」と言っていた。

ほかにもわたしの親戚や、
義理の両親・姉

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安心できない【妊娠判明】

安心できない【妊娠判明】

心待ちにしていた第一子の妊娠、判明したときには飛び上がるほどの喜びや達成感のようなものが湧き上がるのだろうと思っていた。

ところが妊娠判明までにはいろんなハードルがある。

まずは自身で行う妊娠検査薬での陽性反応だ。
生理予定日の1週間後に使うのが確実とされているが、三日後とかに検査を行った。

時期的に検査結果がまだハッキリ出なかったら嫌だなと思っていたのだが、夜な夜な「妊娠超初期 症状」「妊

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子どもが産まれました

子どもが産まれました

知らないうちに年季の入った実家の掃除をし続けて1週間の朝、布団とズボンが何やら冷たい。お手洗いに駆け込んで、想像していたよりもずっと冷静に「これがおそらく破水ってやつだわ」と悟りました。

その日は妊婦健診のために母に送迎してもらう予定だったので、母に破水しただろうということを伝え病院に電話。冷静だったとはいえ、前もって予習していた伝えるべきことをほとんどすっ飛ばしてしまった。

朝ご飯を食べなが

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あなたが世界へ羽ばたくときは

あなたが世界へ羽ばたくときは

日本代表キリンチャレンジ杯、トルコ戦。
何度も感動させられた美しいカットインからの強烈なミドルシュートで先制ゴールを奪ったのは、我らが伊藤敦樹だった。

家で観ていたが、めちゃくちゃ大きい声が出た。

6月に追加招集として代表に初選出され、エルサルバドル戦で15分だけだったが初出場を果たした。

そして今回の9月、トルコ戦で初先発。
なんとも言えない微妙な表情で君が代を歌う姿には一抹の不安を覚えた

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わたしが、はじめてレッズをみた日

わたしが、はじめてレッズをみた日

物心ついた頃から浦和レッズが好きだった。

日本人が「好きか嫌いか」を問うまでもなくお米が好きで、毎日食べているように、
そのくらいわたしの日常には当たり前に浦和レッズが存在していた。

小学校3年生の頃に、はじめて「ガンバ大阪が好き」だと言う男の子に出会ってひどくショックを受けたくらいだ。
大宮アルディージャならまだしも、この埼玉に生まれて浦和レッズを愛さない(しかもライバルチームのガンバ大阪を

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立派な芝生を一目見て応援したいと思ってしまった話

立派な芝生を一目見て応援したいと思ってしまった話

車の助手席に乗っていると偶然、青々と綺麗に生え揃った芝生が広がっているのを見た。その立派なグラウンド設備は大学や私立高校ではなく、市立「習志野高校」サッカー部のものだった。

千葉県の高校サッカーは長らく市立船橋高校・流通経済大柏高校の二強が続いていて、しかもこの二校とも全国トップレベルに強い。千葉県大会決勝は実質上の全国大会決勝なのではないか、と思うほど。

そんな千葉県の高校サッカーにも、近年

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自分ごととして取り組めるようになるマネジメント

自分ごととして取り組めるようになるマネジメント

わたしが所属する部署は、案件の担当を決める際に皆で話し合いながら決める。「この時期は誰の業務量が逼迫するから、これはわたしが持った方がいいですね〜」という具合だ。

今までは上長から「この案件はあなたにやってほしい」という依頼が降ってきて対応するのが普通だった。

まあ特にこの案件が持ちたい!という希望はないのだけれど。
とはいえ、皆で話し合って決めるスタイルに変わってから「自分が“やる”と言った

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ひどくダサくてカッコ悪い わたしの青春時代

ひどくダサくてカッコ悪い わたしの青春時代

何も頑張れない高校時代だった。
嫌なこと・面倒なことから逃げていたのは自分なのに、そんな自分にコンプレックスを抱いていた。

応援とはコンプレックスの裏返しでもあると聞いたことがある。
高校時代のわたしは同世代が活躍する高校サッカーを応援することで、欠けている部分をせめて補っていたところがあった。と思う。
なんともおこがましい話だけれど。

高校二年生のころ、地元・埼玉県の西武台高校にゾッコンだっ

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