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子育て

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ようやく子育てが終わりました。たぶん。とりあえず大人になってくれて、結果オーライ・・・かな?今ようやく落ち着いて、いろんなことをふり返ります。
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ムスコの四半世紀

ムスコの四半世紀

今年も残すところ後わずか、年が明けるとムスコの誕生日がやってきます。
1999年1月14日にムスコは生まれました。「誕生日が成人の日の前の日なんて覚えやすいね」なんて話したのを覚えています。残念ながらその翌年から成人の日は連休の構成要員として、日程をふらふら彷徨い始めました。それにしたって来年は1月8日って、ちょっとやりすぎじゃないですか。そんなに国民の正月休みを長くしてどうしますか。景気回復がた

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ムスコの名前〜名前の音が性格をつくる?

ムスコの名前〜名前の音が性格をつくる?

23年と半年ほど前。
私たち夫婦は、もうじきこの世に生まれ出るわが子の名前を考えていた。

全くの白紙からの共同プロジェクトである。
夫も私(当時)もデザインの仕事をしていたので、イメージプランを立てるのは慣れているはずなんだけど、こればっかりはどうすりゃいいのかわからない。

ふと、高校時代のことを思い出した。
大好きだった社会の先生が教えてくれたこと。

「名前は”音”によってその人の性格を左

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お金って大事。お金について考えることはもっと大事。

お金って大事。お金について考えることはもっと大事。

さっき洗濯しながらふと思った。相変わらず生活が厳しいなあって。もっとお金のことを若い時から勉強しておけばよかったって。そして、久々にnoteを開いたら、な、な、なんとタイムリーなお題がポン!と目の前に現れたので、この場をお借りして考えをまとめてみたいと思います。

母はいわゆる江戸っ子気質で、宵越しの金は持たないって性格だった。自分にも他人にも気前が良かった。そんな人に育てられた私も、お金にはほと

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刑事コロンボ漬けの日々〜楽しみながら学ぶということ

刑事コロンボ漬けの日々〜楽しみながら学ぶということ

配信で「刑事コロンボ」を観られることを知って、今一気に観ている。全69話、なんと配信に気がついたのが10月も終盤、そして配信終了が11月28日、毎日必ず2〜3話観なくてはならない計算になる。もともと自由になる時間がそんなにないのに、毎日コロンボとともに時を過ごしている。テレビで見たことも何度かあるけど、もう何十年も前のことではっきりストーリーを覚えていない。今、ようやく23話くらい見終えたけど、最

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ムスコの言葉は魔法

ムスコの言葉は魔法

今日も車を運転して出かけた。無意識に当たり前のようにウィンカーを出す。いや、ウィンカーを出さずに急にスピードを緩めて曲がったりする車が多いから、当たり前じゃないのかもしれない。でも、意識の問題だけで、動作としては全然難しくない。みなさん、ウィンカーは早めに出しましょうね。

今日、そのウィンカーを出した瞬間、子供だったムスコを乗せて運転してたときのことを思い出した。

「ねえ、ウィンカーってどうや

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思い出を映像化してくれる技術があったなら

思い出を映像化してくれる技術があったなら

今日、街で親子連れとすれ違った。トコトコとおぼつかない足取りで歩いてくる男の子と、それを後ろから見守りながら歩いているお父さん。可愛いなあ。微笑ましいなあ。ウチもあんなころがあったなあ。と、ついじっと見てしまう。気を悪くしたかしら、ごめんなさい。

そのお父さんと同じように、私も息子の後ろ姿を何年も見守ってきた。いつも視界に置いておきたいから、子供の前を歩くことは絶対にしない。一緒に自転車で出かけ

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私とあなたが見てる色〜コンプレックスを個性と思えるまで

私とあなたが見てる色〜コンプレックスを個性と思えるまで

水玉が円の中にいっぱい詰まった図を見せられて、「この中になにか見える?」と聞かれる。その問いに「わからない」と答える経験を小学校のころからしてきた。低学年のころは犬など動物の形、中学年からは数字が見えるのが普通。でも私にはただただグチャグチャの水玉の塊にしか見えない。ときどき見えるのもあったが、多分それは赤と緑の区別を調べるものではなかったのだろう。そう、私は赤緑色弱なのだ。今は「あなたはこれが見

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悲しみのかたち〜膝からくずれ落ちるほどの悲しみを見た

悲しみのかたち〜膝からくずれ落ちるほどの悲しみを見た

人の悲しみのかたちはさまざまである。号泣したり、シクシクとすすり泣いたり、歯を食いしばりじっと耐えたり。とくに突然降りかかる悲しみや苦しさに、人はどう行動するのか、自分自身にだって全くわからない。だって、練習なんてできっこないんだから。

私は10歳のとき父を亡くした。父は数カ月に渡って入院していたが、そこまで悪い状態とは知らされていなかったので、私がその知らせを耳にしたときの感覚はあまりにも突然

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高橋優のライブに行ってきた!

高橋優のライブに行ってきた!



今回は全国ツアーでは初の弾き語り。会場は小さめ、座席も一人おきで観客は少なめにして、かわりに1日2ステージ。コロナ感染対策をとりながら、でもライブの内容は損なわれないようにされていて、満足満足大満足!いつものバンドメンバーに会えないのはちと寂しいけど、一風ちがう弾き語りを体験できるのはラッキーなことと思った方がいい。良いところどりをしていこうっていう、そんな物事の捉え方が、まず高橋優なんで。

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その泣き声は生きるチカラ

その泣き声は生きるチカラ

今朝、職場に向かう途中で小さな女の子と父親の親子を見かけた。最近は土曜日曜に子供を連れたお父さんの姿をよく見かける。お母さんはお家にいて、家事をこなしているのか、あるいは下の子の世話をしているんだろうか。できることならたまの休日には家事や育児から解放され、のんびりと自分の時間を楽しんでくれていればいいなあと思う。

今日見かけたのは、まだ2歳になる前くらいの女の子とお父さん。でも、しばしば見受けら

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母の愛だよ!

母の愛だよ!

今朝のこと。

ムスコが出がけに、マスクを使い切ったことに気づき新しい箱を開けようとしていて、だけど時間がなくて慌てるもんだからフィルムがなかなか剥がせなくて「ああ〜!」ってイライラしてたので、「ハイハイ(こっちによこしなさい)」と貰ったものの私も爪ではなかなか開けられずにいるところへ、ムスコがカッターナイフを持ってきてフィルムを切って開けることができたんだけど、今度は中の袋がなかなか開かなくって

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ムスコの人生

ムスコの人生

今ムスコが隣で弾き語りしてる。今日はバーンアウトシンドロームズのメドレーだ。正直、熱唱を聴きながら文章を書くのは難しいなあ。

ムスコは中学校の頃からギターを弾き始めた。お年玉で買った1万円ぐらいのやつ。どうせいつものようにすぐ飽きちゃうだろうと思っていたけど、最初の難関のコードFもいつの間にか乗り越え、声変わりも終えた頃から歌も安定してきて、どうにかこうにか弾き語りできるようになっていった。

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決意 〜私なりの子育ての合言葉

決意 〜私なりの子育ての合言葉

青空の下の
広ーい広ーい原っぱを
君は走ってく

どんどんどんどん
どんどんどんどん
小さくなって

この先君は
もっともっと
遠くへ行くんだ 

母はいつだって
こうして
遠くから見ているよ

まぶしいまぶしい
君の背中





これはムスコが2歳のころに書き留めたものです。
とっても広いグラウンドに遊びに出かけたときのこと、突然何かに引かれるようにムスコが走り出してどんどん遠くへ行って

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