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冬の寒さとモノクローム
夏の残りもの
長くて鬱陶しかった夏にだって終わりは来る。
私たちも終わった。私から終わらせたはずだ。
お互いが別の時間を過ごして、別の人を思って、この先もう会わないんだろうなと思った。
そうでも思わないと、私は永遠に夏に取り残されちゃうから。
自分で終わらせた、夏の終わりに。
あれから、実家に帰っても口を開けば、彼の話ばかりだった。
夜ご飯に作ったものを、彼が喜んでくれたとか、
彼が最近撮
夏の終わりとGR ③
はじめに
少し生々しい文章があるかもしれません。
ごめんなさい。
-あのあと-
帰宅するなり、彼からお礼のdmが来ていた。
「楽しかったです。ご飯までありがとね。」
その下に
「最後、ちょい寂しかったわ」
と意味深な一言。
私にはわかるのだ。なぜなら、楽しかったと言う気持ちとともに、同じような寂しさに包まれていたからだ。
「言いたいことわかりますよ」と一言返した。
-これはデートです