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リラックスして、しかもいい緊張感をもって仕事をするために
年度末になり、来年度4月から受け持つ学年や分掌(校内の役割分担)など、管理職から内々に伝わってきている。
伝え聞いた時には、新しい挑戦に力がみなぎってくるような感じがしたが、
やはり100%ポジティブなんてありえない。
夜中目が覚めてあれこれ考えを巡らしたり、朝起きても布団に留まりあれこれ考え込んでしまう。
そこで不安や焦りが発動する。
総合的に見ると、ポジティブ4割、ネガティブ6割といった
脅し文句としての「教育委員会」 効果はあるのか?
「教師は教育委員会を恐れている」という都市伝説は本当か?
結論から言うと、教員の中でも温度差が大きいです。
私の肌感覚ですが、現場の教員は世間が思うほど、恐れていません。
ただ、管理職やそこを目指している教員は、教育委員会には気を使う傾向があります。
「あなたのことは、教育委員会に逐一報告をしてますから。」
以前、校長からこんな言い方をされたことがあります。
きっと彼にとっては脅し文句のつも
恐怖は人を突き動かす 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」をみて
北朝鮮から脱北する家族を撮影したドキュメンタリー映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」をみて感じたことを残しておきたい。
恐怖は人を突き動かす
人間は生き延びるため、恐怖の感情に強く反応するようDNAに刻まれている。
恐怖という感情は強烈で、美女や美男子よりも「猛獣」に注意が向くようにデザインされている。
恐怖は人を突き動かす。
恐怖の象徴 マスゲーム
一糸乱れぬ動きを披露するマスゲーム
出せなかった診断書〜やっぱり不登校は甘えではない〜
学校が抱える問題として、教員の病休の多さがあります。
私も病気休暇を経験しました。
不調を感じたのが、コロナ禍真っ最中の2020年の5月ごろ
コロナ禍に入り、環境の変化が苦手で、予定変更に弱い支援学校の子どものことを心配していました。
「この状況ヤバいな」
なんのこっちゃない。
子どもたちは、コロナ禍でも、たくましかった。
調子を崩したのは、むしろ私でした。
相次ぐ「予定変更」
それへの対応
公務員の苦悩 〜護られなかった者たちへ 中山七里〜
読書記録です。小説になります。
護られなかった者たちへ 中山七里 NHK出版 2018年1月発行
又吉直樹さんの火花を読んで以来、もう9年くらい小説を読んでいない私。
小説にどこか苦手意識がある私でも、物語に入っていくことができました。
380ページのボリュームがありましたが、1ページ1ページ、噛みしめながら丁寧に読み進めることができました。
主人公や登場人物の多くは公務員
警察であり
福祉
「子離れしてください。」 できないから苦しいのに・・・
高等部で、受け持っていた子どもの保護者から聞いたこと。
お子さんは、重度の知的障がいのある、自閉症男児。
支援学校の小学部から中学部へ進級してから、しばらく荒れた時期が続いたそう。
環境の変化から情緒が乱れるのはよくあること。
ただ、初めて経験する保護者としては、気持ち穏やかではいられない。
当たり前の話。
当時の担任に色々相談したそうだが、荒れが収まるどころか、激しくなっていく。
保護者の方
主体性という病③(最終回)〜教師が手放すべきもの〜
主体性という病 3回シリーズの最終回
第1回をざっくりまとめると、
人間は本来、主体性な生き物
大人や社会が子どもの主体性を奪っているだけなのでは?
という考え方を私はしています。
第2回をざっくりまとめると、
主体性を手放さないために大切なこと
1自分の見方、感じ方を大切にすること。
2それに人に伝えること。
3自分の感性、良心に従って行動すること。
でも、それは簡単なことではない。
主
主体性という病②〜嫌われる勇気〜
前回の記事をざっくりまとめると、
人間は本来、主体性な生き物
大人や社会が子どもの主体性を奪っているだけなのでは?
という考え方を私はしています。
では、そこから踏み込んで、
子どもに主体性を求めるには、まずは私が主体的でありたい。
そのために何ができるか?
嫌われる勇気をもつこと。
主体性は育てるものではなく、手放さないようにするもの。
どうして奪われていくのか?
その要因を探ると、ここに