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2023年7月の記事一覧
【論文レビュー】組織社会化とキャリア・アダプタビリティ:Cai et al.(2023)
中途入社社員や新卒入社社員が新しく組織にエントリーし、組織になじんでいくことを組織社会化と言います。組織社会化を促すものには、①組織が行う組織社会化戦術と、②個人が行うプロアクティブ行動の二つがあります。本論文では前者の組織社会化戦術が扱われていて、ジョブ・エンべディッドネス(Job Embeddedness)を媒介してキャリア・アダプタビリティに影響する、ことを明らかにしています。
組織社会化
3年越しのプロジェクト『世界を驚かせたスクラム経営 -ラグビーワールドカップ2019組織委員会の挑戦-』の出版決定に寄せて
ついに3年越しのプロジェクトが実を結ぶ。
『世界を驚かせたスクラム経営 -ラグビーワールドカップ2019組織委員会の挑戦-』が9月7日に出版される。フランス大会の開幕戦(9月8日)にギリギリ間に合う形となった。
著者は、名著『失敗の本質』で有名な野中郁次郎名誉教授、そして野中先生と一緒に『野性の経営』を書かれた川田英樹教授だ。(なお、私自身も僭越ながら、「執筆・調査協力」チームの一員として、書
「あいつ、家でちゃんと仕事しているのか?」──コミュニケーションが難しい在宅勤務を円滑にする工夫
私のサイボウズでの働き方の特徴は、「地方在住で週2日複業」「フルリモートワーク」である。月に1回、東京のオフィスに出社する以外は、新潟での在宅勤務が中心だ。
この働き方ができるのは、クラウド上のグループウエアやテレビ会議システム、チャットなど、オンラインツールの恩恵によるところが大きい。
だが、オンラインツールは働き方を自由にする一方で、対面によるコミュニケーションの量が減るとともに、独特の難
さようならツイッター、今まで本当にありがとう。君がいなければ、ぼくの今の人生はなかったよ。
さようならツイッター。
さようなら青い鳥。
本当に君はいなくなってしまうんだね。
まだスマホのアプリでは君を見ることができるんだけど、いつ会えなくなるか分からないから、今のうちに手紙を書いておくよ。
君に出会ったのは2007年の3月だったよね。
当時のぼくは、とにかくシリコンバレーの新しいサービスを片っ端からレビューしてたから、君と出会ったときにこんなに長い付き合いになるとはまったく思って
組織で本音を話すことへの一考察
昨日見た、立教大学・中原先生の一連の「本音」に関するツイート。
最近、組織で対話の場を持つことが増えたのですが、中原先生に激しく同意。
触発されて、組織や学校などでの対話について、私が思う「大切なこと」について書いてみたくなりました。
組織で感じた違和感組織で2時間の対話の場をファシリテートしたあと、まさに中原先生のツイートのような「もっと本音が出たら良かった」という感想を企画者からいただいた
宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。+おまけ記事30000文字。
昨日、宮崎駿監督の『風立ちぬ』以来、10年ぶりの新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されたので、ひとりのアニメファンとして当然ながら初日初回で見てきた。
個人的にはリッチなアニメーションと幻想的なストーリーテリングを楽しんだが、予想通りというかいつものことというか、ネットでは賛否両論である。
それ自体はおおよそ想像できた展開ではあるのだが、予想外だったのは「ストーリーがわからない」とい
フォローして使える機能が実はある
Twitterから続々と移住者が参入しているBlueskyの基本的な機能、使い方について先日サクッと記事を書いたらかなり読んでいただいてるようです。ありがとうございます。
あんまり長い記事を書くのもどうかと思って短めにまとめたつもりですが、追加で「フォローして使う機能」がブルスコにはあるよなとふと思い出したため、それについて少し書いておきます。
さまざまなアカウントたちアンケートがとれるPol