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わたしが結婚するはずだった日。そのに
結婚式まで2ヶ月きった、ドレスのサイズ合わせ2回目をしていた時だった。
衣装室の仕切りのカーテンの向こうで、恋人が何やら電話にでてるなと思ったけど、その口調は仕事関係者向けではない感じで、何だろなとわたしは片耳で聞き取りながら、半分の意識はぐいぐい締め上げられるコルセットに向けていた。
カーテンを開けると、通話が終わった恋人が、びっくりした様子で口をひらく。
「親父が交通事故にあって、これか
千葉から、とんで埼玉。
東京とばして引っ越しました、の意味です。
新しい住居に移って気付いたイイコトを、メモしておきます。
イイコト① お昼の鐘が鳴らない
夕方の鐘は鳴るのに、お昼は鳴らない地域のようで、近所に学校もないからチャイムの音も無い。
時間が地続きな感じがして、すごくいい。
時間に縛られない時計というものがありますね。文字盤を見ても、今が何時なのか読めない時計です。
時を刻んでいることだけが見える。
意欲なんか無くても仕事はできるけど
でもせっかくなら、意欲がある状態で仕事したい。
その方が楽しいから。
とは思いつつも、意欲の出し方がわからずに数ヶ月間もやもやしていて、やっと年末に少し意欲を取り戻せたので記録しておきます。
きっかけになったのは、社内研修でした。
*-*-*
私は社会人になってから、もうすぐ10年になります。
振り返ってみると、数年毎に仕事のやりがいや楽しみを見いだせなくなり、その度に環境を変えるという
空がきれいだな、と最近思う。
「今夜は月がきれいですね」が、
あなたに対して伝える幸せ
なら
「今日は空がきれいだな」は、
自分に対する幸せの反芻
かな。
何も考えずに空を眺める。
スッと透明な感想をいだく。
久しぶりにでた感想だなと気付く。
時間の余裕とか心の余裕とか?
上を向くようになったとか?
充実しているかどうか
なんていったらチープだけど
つまるところそうなのか?
何かが自分の中で
マイナスからプラスに
契約終了という、別れ。
会社の派遣社員さんの契約が
終了した。
私のチームの
戦力の一人だった。
会社の都合で
効率化などを考慮しての
契約終了だった。
何が悪いとか後悔とかじゃなく
仲良くなった方との別れに
ただ
ただ、
悲しかった。
同じ環境での
同じメンバーでの
過ごした日々は、再現しない。
今日までの日常の
人間関係の調整がありつつも、
賑やかで楽しかったあの日々は
一人欠落という変化で
変わって