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8月28日(土)、第1078回 「存在と状態」

実のところ、


わたくしたちは、

「存在」ではなく、

「状態」である、


と言ったら、

どう思いますか?


考えてみてください。


例えば、


この世の中、

お酒で、

身を持ち崩すひとは多い。


日頃、

どれだけ立派な「存在」

であったとしても、

お酒を呑んだら「別人」、

と言わしめるほど、

品行が悪くなるひとは多い。


また、


「鬼の目にも涙」

ということわざのように、

冷たいひとにも、

温かい心がある、

そういう言動を目にすること

だって、

決して少なくないはずです。


ことほどさように、


ひとというものを、

「存在」

で考えるよりも、

「状態」

で考えるほうが、

実は、

理解がしやすいのです。


そうであるならば、


ひとというものを

「存在」ではなくて、

「状態」として観る、


そのような心の眼を磨く、

ということが大切です。


だらしがない「上司」も、

生意気を言う「後輩」も、


「上司」「後輩」

という「存在」を取っ払って、

心の眼で「状態」を観ていく。


そうすることで、


たとえ少しずつでも、

赦せることが増えている自分

に、

ふっと、

 気がつくことができるのです。


感謝、合掌
慈永

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