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はじめまして、読みびとのまさきです。
はじめまして、読みびとのまさきです。
このnoteは、「或る読みびとの無用の記」と題して、私がとにかく本が大好きなので、本から得た学びを、今すぐには役に立たないけど、いつか役に立つであろうという知恵をお届けしたいと思ってスタートしました。
音声の方が聴きやすい方はこちらからどうぞ!
自己紹介まず初回なので、簡単に自己紹介をさせていただきたいと思います。名前はまさきと言います。「読みびと」という
『日本文化の核心』をともに読んで──読書会「ブックダイビング」に出ると何が起きるの?②
『日本文化の核心』をともに読んでまさき:
前回に引き続き、今回も「ブックダイビングに出ると何が起こるのか」という問いに対して、ゲストのゆーじんさんとちさとちゃんを交えて、3人それぞれが感じていることを話していきたいなと思っています。
前回もいろんな話題が出てきましたが、今回まず私からお話させていただきたいと思います。
「ブックダイビング」の第2回は、松岡正剛さんの『日本文化の核心』という本をテ
『暇と退屈の倫理学』をともに読んで──読書会「ブックダイビング」に出ると何が起きるの?①
『暇と退屈の倫理学』をともに読んでまさき:
今回も前回に引き続きゲストで、ゆーじんさんとちさとちゃんに来てもらっています。
過去2回は読書会「ブックダイビング」の説明が中心でしたが、今回はもう少しカジュアルに私たちの体験談をお話したいなと思っています。
「ブックダイビングに出ると何が起こるのか」という問いを囲んで話していきたいと思います。
まずちさとちゃんが第1回に出てくれましたが、どんなエ
次回読書会で『現代思想入門』に潜る意義
■選書=この本は潜るに値する本かまさき:
今回も前回に引き続き、「ブックダイビング」という読書会を一緒に企画運営している仲間のゆーじんさんとちさとちゃんをお招きしてお送りしていきたいと思います。
今回のテーマは「選書」です。本の選び方、つまり、どうやって読書会で扱う本を選んでいるかについてお話ししていきたいと思います。
第3回となる次回は千葉雅也さんの『現代思想入門』という本を最終的に選びま
主催者3人で語る!今までにない読書会「ブックダイビング」の魅力とは!?
まさき:
まず簡単に2人の自己紹介です。では、ゆーじんさんからお願いします。
ゆーじん:
はい、ゆーじんと申します。広島県でワークショップやファシリテーションなどの活動しております。今日はブックダイビングの魅力、我々が考えたちょっと面白いスタイルの読書会についてお伝えできるということで、ちょっと楽しみにしております。よろしくお願いします。
まさき:
はい、よろしくお願いします。ではもう一人、ち
【2024年5月】最近読んだ本のご紹介
最近読んだ本のご紹介です。今回は、上下巻も入れて全部で5冊。
今年集中的に読もうと思っていた東浩紀さんの本を2冊読了しました。特に昨年話題になった『訂正する力』は、現代人に必要なエッセンスが詰まった一冊だと感じます。
それでは順番にどうぞ!
📖辻村深月『かがみの孤城 上・下』ポプラ社普段小説はあまり多くは読みませんが、東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』の「孤独」と「孤立」について書いて
嫌われてもいいんだ!──私が本を味方にした話
読みびとのまさきです。
今回は、noteのサブタイトル『本を味方にした人生を。』について、例えば私自身が「本を味方にしたこんなエピソードがありますよ」というテーマで書いてみようと思います。
嫌われてもいいんだ!もう10年ほど前になるのですが、私は当時新卒で入ったマーケティング系の会社に勤めていました。当時30代前半で在籍9年目、一番活躍が期待されている、油の乗った時でした。心では「頑張っていか
私たちはどんな歴史を築くのか?──柄谷行人『世界史の構造』読書感想 #2
読みびとのまさきです。
前回より、柄谷行人さんの『世界史の構造』をご紹介しております。今回は#2です。(#1はこちら)
この本を読んで得た感動をお伝えすることで、この本を手にとってみようと思っていただけたら嬉しいです。
■歴史はすべてつながっている今回、この『世界史の構造』を読んで、なぜ紹介したいと思ったのか。
一言で言うと、この本を読んで、世界史がすべてつながったのです。
私は元々学校
【2024年4月】最近読んだ本のご紹介
最近読んだ本の紹介です。 さまざまなジャンルの5冊をピックアップしました!
『日本文化の核心』は読書会で取り上げ、仲間と共にじっくりと読み進めました。読書会ならではの楽しさを味わいながら、知識を深めることができました。 また、レヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』は昨年1巻を読み、ようやく2巻も読み切ることができて、達成感に満ちております。独特の文章に挑戦しつつも、その奥深さに触れることができました
世界の見方が変わる!──柄谷行人『世界史の構造』読書感想 #1
「或る読みびとの無用の記」、読みびとのまさきです。
今回から、いよいよ一冊本を取り上げていきます。最初に取り上げる本は、柄谷行人の『世界史の構造』という本です。なぜこの本をご紹介したいかというと、最近読んだ本の中で、「なるほど、世界ってこうだったんだ!」と深くなうなずいてしまうような、それぐらい深い学びの多い一冊だったのです。世界の見方や、歴史の見方も読む前と後ではだいぶ大きく変わったのではない
【2024年3月】最近読んだ本のご紹介
最近読んだ本をいくつかまとめてご紹介します。
今回は3冊をピックアップしました。どれも非常に学びに満ちた本ですが、特に「世界史の構造」は歴史的、地理的な観点から世界を見る新しい方法を提案してくれています。この本については個別に詳しく取り上げる予定ですので、お楽しみにしていてください😁
📖柄谷行人『世界史の構造』岩波現代文庫2024年、最初の本のご紹介は、柄谷行人氏の主著の一つ『世界史の構造