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PR、マーケティング

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PRやマーケティング全般などについてまとめています。
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記事一覧

観光業はライフスタイルを提案していく

観光業はライフスタイルを提案していく

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。
本日は、ホテルや航空会社のブランディングについての考え方を伺って、感じたことをお伝えしますね。

ホテルの会員制システム

航空会社がマイレージでお客様を囲い込むように、ホテルも独自の会員制システムを有しています。

Marriott bonvoy(リッツカールトン、マリオット、ウェスティン他)

IHG(インターコンチネンタルやINDIGO、

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我が街にロケ地を誘致したいなら

我が街にロケ地を誘致したいなら

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

秋は観光業界の繁忙期です。やってもやっても仕事があります。
そろそろ「やるべきこと」「やらないほうがいいこと」にフォーカスしていく時期だなと感じております。それはまた今度お話しするとして。

今日はドラマや映画のロケ地誘致について書いてみたいと思います。

ロケ地巡りは「聖地巡礼」とも言われ、その作品のファンにとっては全てが愛おしく見える場所となります

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言語化が苦手な人とは仕事を進めにくい

言語化が苦手な人とは仕事を進めにくい

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

以前、私が書いたこのnoteの記事。いまだ私のnoteの中で、圧倒的なアクセス数(いいね数はもっとあるのですが、この記事の閲覧数は段違い)を誇ります。

そして、ここ数年、仕事をしていて、特に広報の立場で感じている点を今日は書きたいと思います。

それは「言語化が不得手な人との仕事は工程が多くなる」ということ。

パターン1 口下手な場合、文章

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福井県池田町の「都会風」「品定め」はSDGs的にもアウト

福井県池田町の「都会風」「品定め」はSDGs的にもアウト

こんにちは。Kiwi PRの植田 聡子です。

例の7か条が話題の池田町。賛否ありますね。特に第4条、5条の「都会風」「品定め」が強烈なインパクトです。「品定め」って人や物の「優劣」を批評すること。それが、たとえ現実だとしても、役所がそれを肯定し、「広報」(=広く知らせる)するのは問題があります。

言いたいことがわからないわけではありません。「自助、共助、公助」と言われますが、小さな自治体ほど「

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企画力は自主練していこう

企画力は自主練していこう

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

広報初心者さんとお話ししていると、広報PRにとって当たり前のことでも難しく感じる人がいるのだな、とこちら側から見ても発見があります。

行政にいる時、特に許認可業務に慣れてしまっている人は「正しいか正しくないか」を判断する能力はものすごく高くて、いつも学んでおりました。広報を長くやって、少し法令に関する業務もやってみたいと手を挙げてやってみた許認可の2

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観光はプロダクトアウトではなくマーケットイン

観光はプロダクトアウトではなくマーケットイン

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

物を作れば売れる時代はもう終わった

プロダクトアウトか、マーケットインか、はそれぞれ主張がありますね。

「マーケットを見すぎると結局似たようなものしか作り出せなくなる」

マーケットインは「既に市場がある」という何らかのエビデンスがある時点で、もう革新性は失われています。「どこか見たことあるものが少しステキ」レベルに陥りがちです。

言語化

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広報担当が果たす役割は見えにくいもの

広報担当が果たす役割は見えにくいもの

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

外部委託で広報業務を委託する場合、具体的にはどんな業務を想像しますか?

既存メディアとのリレーション継続

新規メディア開拓、獲得

プレスリリースの提案、作成、配信、それに基づく連絡、調整

メディアキャラバン

イベントの企画、運営

危機管理対応

インターナルコミュニケーション

採用広報

幅広い業務を思い浮かべますね。我ながら挙げ

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「自分には関係ないこと」と線を引く前に

「自分には関係ないこと」と線を引く前に

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

ソトコト3月号の特集「サステナブルブックガイド」に、広報の立場で選ぶローカルプロジェクトのアイデアに役立つ書籍を掲載いただいています。全部で5冊掲載した中には、noteでお馴染みの徳力基彦さんの書籍も推薦しました。やはりSNSはバジェット少なめのローカルプロジェクトが効果的に使いたいメディアですよね。

ローカルプロジェクトに関わる方々、ご関心

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広報担当者必見の記者会見です

広報担当者必見の記者会見です

こんにちは。Kiwi PRの植田聡子です。

広報担当の腕の見せどころ、とも言える記者会見。今日は広報担当者にとっては大いに学びが多いであろう、日本大学の記者会見があります。

2018年のアメフトの記者会見、覚えていますか?

司会の方は元共同通信の超ベテラン(70代後半)OB。記者たちを見下しているようなイライラした態度が明らかに露呈されてしまっていて、残念ながら危機管理としては炎上ポイントだ

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時間がかかる観察法〜マーケティングリサーチ〜

時間がかかる観察法〜マーケティングリサーチ〜

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

秋学期のマーケティングリサーチの前半がようやく終了。リサーチの中の定性調査について学びました。

仕事では、定量調査(いわゆるアンケート、世論調査)や、はるか昔に定性調査ではグルインなどは経験がありますが、観察法はやったこともなく・・・

ふむふむ。ということで、定性調査のうち、観察法について実践するというのが最終課題でした。

潜在ニーズは本

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広報に即効性なんてありません

広報に即効性なんてありません

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

「広報」は広く報せること、
PRはPublic Relationは「広報」よりさらに広義で、「広く報せる」だけではなく、あらゆる関係者との双方向のコミュニケーションを実践すること。

リレーション、関係、コミュニケーションです。
関係構築に即効性とか求めちゃダメです。

広告と広報の違いは何度となく語られております。私も自社コーポレートサイトで

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広報といっても相手が違えば対応も異なる

広報といっても相手が違えば対応も異なる

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

新聞やNHKさんなどいわゆるマスメディアは社会部、政治部、経済部、外信部、文化・科学部など、担当部署が分かれています。ほかに、スポーツ部とか書評の担当など、さらに細分化されているものです。

都庁広報にいた頃の記者は、ほぼ社会部の記者さんです。

社会部の記者は事件・事故を追い、不正・不祥事を正すことに注力しています。ニュースになると思えば、夜

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小さな会社に必要なのは小回りのきくチーム

小さな会社に必要なのは小回りのきくチーム

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

業務委託によるコスト減
会社間の取引には規模感のバランスが大事です。

例えば、PRサポートを大手PR代理店に発注するには、少なくともその発注費だけで月50-70万円くらい払い続ける体力が必要です。

プロジェクト単位で100万円以下のプロジェクトとなると、大手広告代理店は受けないのではないでしょうか?

そういう時こそ、我々のような小規模の小

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情報拡散しすぎる人のセルフブランディング

情報拡散しすぎる人のセルフブランディング

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

タコみちさんが「有料レベルの無料記事」として、記事をまとめてくださっています。

先日ご紹介いただいた、根本ねこさんの『SNSでシェアするときに「まるっと同意!」するのは要注意!』の投稿がすごくよかったので、私も紹介させてください。

この投稿のポイントを私なりにまとめるとこんな感じ。

・誰かの意見に「まるっと同意」するシェアは信者、盲信に映

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