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自己紹介のようなもの
noteもまあまあ続けられてきたので、自己紹介を書いてみようかなと思いました。
めちゃめちゃ長いので、お時間とご興味があれば……。
【簡単な略歴】
東京出身の40代です。
動物のお医者さんをしている夫と、真面目でおっとりしたティーンの娘がひとりいます。
noteは週1~2くらい書いておりまして、Twitterではなくブルースカイで呟き始めてもみています。
アイコンの写真(この記事の上の写真も
また、3番目の席/すこし元気になった
4月1日、つーさんに会いに行った。
エイプリルフール。
特に意味はないよ。
2月にはつーさんの誕生日、3月にはわたしの誕生日があった。
でも両月とも会いに行けなかった。
行きたいな、行かなくちゃ、と思ったが、その元気がなかったのだ。その頃ののわたしは生きるのだけで精一杯。
誕生日には、電報を打った。
「生まれてきてくれて、ありがとう」
と書いた。
わたしの誕生日には手紙が届いて、つーさんなり
「あなたは嘘つきだね」
気づけば3月もはんぶんが過ぎた。
おや。はやいぞ。
この分だと一気に5月くらいまで時の流れに乗ってもってかれてしまう。
早春。
晩春。
どの春も好きだ。
好きなんだから、もっと晴れやかな気持ちでいたいのに、反して、心はどんよりだ。
このどんよりをどうしてくれよう。
頭の中から暗ーいかたまりをパコっと取り外して、ぽーいと捨て(燃やすのもいいな)、頭のすみずみまで爽やかな風で満たしたい。
最近、
「春、三月」と初恋の人
「春、三月」
「爽やかな風と」
「桜の花咲く暖かな季節」
「わたしたちは」
全員「わたしたちは」
「いま、卒業します!」
全員「卒業します!」
……これは、わたしの小学校の卒業式の卒業生一同の掛け声(というのだろうか、なんなんだろうか、あれですよ)の冒頭部分である。いまでも忘れられない。
(コロナ禍になって、もう「あれ」はやってないのでしょうね。)
春になると、小学校の卒業式なん
どこを切り取ってもわたしである
ここのところ、山本文緒さんの日記エッセイを3冊、同時並行で読んでいる。
まず最初のこれは、1996年に書かれたもの。
彼女はまだ30代で、最初の夫と離婚してはじめての一人暮らしをしている。携帯電話やネットはまだ普及しておらず、FAXや家の電話が大活躍している。
そんな頃のとても自由な一人暮らしの日記だ。
そして次に書かれたのがこれ。
彼女は40代になり、新しい人と再婚して(別居婚)、そして
鳩サブレとみちのくの祈り
某日
先週からの心の嵐がいっこうに止む気配なく、朝からしくしくと泣いてしまう。
夫のすすめで上品先生の所へ相談へ行き、ひとつ、お薬を飲むこととなる。
ちいさな、たった1粒のお薬である。
が、これが効果を発揮してくれ、翌朝からは朝の絶望感が、なりをひそめた。
調べるとなにやら新しめの薬のようで、副作用も少ないらしい。で、薬価は高い。
心に凪が訪れた、だが、そのかわりちょっとボーッとしてる。かなり