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私の「トラウマ」経験

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ここでは、私が受けたトラウマ経験についてまとめています。これぐらいでトラウマ、と思う方もいるとは思います。でも、その人にとって辛いものは辛いのです、トラウマ記憶は昨日のことのよう… もっと読む
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記事一覧

私の「トラウマ」体験 その4-⑦

 前回の「その4‐⑥」では、就労移行支援Sでの空虚感等を何とかしなければならないという気持ちから生じた私の行動を中心に評細に語りました。今回の「その4‐⑦」では、男性サビ管に更衣室で厨房で起こったことを打ち明けて以降の出来事を語りたいと思います。
 では、「その4‐⑦」を始めたいと思います。
 男性サビ管に打ち明けた翌日、私は就労移行支援Sに行きました。それから、打ち明けてどうなったかを聞くために

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ピアノレッスンでのトラウマ、その後 その2

 1月12日(金)に保育士試験の結果が全国保育士養成協会のホームページ上で発表されました。「合格」していました。様々な人から祝福されました。それはそれで嬉しいことです。ただ、気になる人がいました。
 それは私が最初にレッスンを受けた某有名企業Yの講師(女性)のことです。私は去年の8月、この方から暴言(「言葉による暴力」)を受けたことでトラウマが生じ、そこでのレッスンを継続できなくなりました。現在は

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私の「トラウマ」体験 その4‐⑥

 前回の「その4‐⑤」では、自分が公私において私を監視しているんだぞと言わんばかりの男性サビ管の傲慢さとその状況で私の空虚感等が生じるまでの過程について評細に語りました。今回の「その4‐⑥」では、その空虚感等を何とかしなければならないという気持ちからどうなったのかを中心に振り返りたいと思います。
 では、「その4‐⑥」を始めたいと思います。
 就労移行支援Sで空虚感等に襲われた翌日の朝、私は仕事に

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私の「トラウマ」体験 その4‐⑤

 12月10日(日)に保育士実技試験(音楽と言語)を受けてきました。これで保育士試験全てが終了し、後は結果を待つのみになりました。試験が終わり3日が経過し少し落ち着いてきたので、そろそろ「トラウマ」体験を書きたいと思います。
 前回の「その4‐④」では、男性調理師や交渉女性支援員、男性サビ管による一方的かつ理不尽な対応についての評細を語りました。「その4‐⑤」では、その翌日の出来事を中心に振り返り

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ここ最近は「同性支援」での「トラウマ」体験を触れています。読んで気分が悪くなったり読みたくないと思ったら、止めても構いません。ただ私は何より絶対なかったことにしたくないので書いているだけです。まだ話は続きますが、少なくとも私の自己責任とする批判は避けていただきたいと思います。

私の「トラウマ」体験 その4ー④

 前回の「その4ー③」では、私が就労移行支援Sで受けた「同性支援」における男性調理師の対応を巡るトラウマ的出来事を評細に語りました。「その4ー④」では、その翌々日に起こった出来事を中心に振り返りたいと思います。
 では、「その4ー④」を始めたいと思います。
 「その4‐③」でのトラウマ的出来事の翌日は休日でした。その次の日、私は就労移行支援Sに行きました。様々なトラウマ的出来事の積み重ねで心身共々

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私の「トラウマ」体験 その4ー③

 前回の「その4ー②」では、私が就労移行支援Sで受けた「同性支援」における『挨拶程度』を巡るトラウマ的出来事を評細に語りました。「その4ー③」では、その『挨拶程度』の翌日に起こった出来事を中心に振り返りたいと思います。
 では、「その4ー③」を始めたいと思います。
 「同性支援」の説明時の男性サビ管の言動や交渉女性支援員の電話での対応、『挨拶程度』での若い女性調理師や男性サビ管、男性調理師の言動に

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私の「トラウマ」体験 その4-②

 前回の「その4ー①」では、私が就労移行支援Sで受けた「同性支援」の導入部の評細を語りました。私にとっては、この導入部は「支配」「暴力」の始まりと捉えています。今回の「その4ー②」からは、「同性支援」の導入以後の出来事を時系列的に語っていきたいと思います。
 では、「その4ー②」を始めたいと思います。
 「同性支援」の導入部での男性サビ管の説明や言動に、私は何1つ納得できませんでした。「同性支援」

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私の「トラウマ」体験 その4-①

 ここからは私が就労移行支援で受けた「同性支援」について具体的に評細を語ります。今回はその1回目なので、「その4-①」としました。結論はその前のその4に書いていますので、それも参考にしながら読んでいただけると助かります。因みに就労移行支援の名称に関しては、特定を避けるためにSとしておきます。
 では、「同性支援」の話に入りたいと思います。
 それは2016年1月初旬のことでした。ある日、サービス管

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私の「トラウマ」体験 その4

 『私の「トラウマ」体験』と題して3回取り上げてみました。今回の4回目からは何回かに分けて私の「トラウマ」体験に触れてみようと思います。この体験は1回限りで書くにはスペースが足りないと判断したためです。また、私が被った多くのトラウマの中でも必ず書いておく必要性がある体験だと考えているからです。そして何より、絶対になかったことにしたくない最大のトラウマ体験だからでもあります。
 さて、今回のトラウマ

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ピアノレッスンでのトラウマ、その後

 『いきなり黄金伝説』のようなタイトルになってしまったかもしれません。実は私は今年の3月からピアノを習い始めて現在8カ月になる初心者です。習い始めたキッカケは保育士試験を受験するために、実技で音楽を選んだことでした。また同時に、クラシックのピアノ曲も挑戦してみたいという気持ちも持っていました。最初のうちは、今年の保育士試験での実技の課題曲である『幸せなら手をたたこう』『やぎさんゆうびん』が弾ければ

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私の「トラウマ」体験 その3(考察)

 今回はその1とその2で見えたことを考察していきたいと思います。その1は支援員(女性)と利用者(私、男性)、その2はセラピスト(女性)とクライエント(私、男性)の関係性を取り上げました。
 サラッと見たり読んだりしている分には女性の方が立場が弱いから身を護るために言っているのだし、男性のあなたが優位に立っていることを反省する必要があるという意見もあると思います。しかし、この考え方は決定的に間違って

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【比較は暴力】比較という自傷行為をやめよう

【比較は暴力】比較という自傷行為をやめよう

比較という暴力に気づく

比較や競争は暴力である。
とインドの哲学者クリシュナムルティはいいます。

特に、自力ではどうにもならないこと、
頑張ってもどうにもならないこと。

そうとわからずに比べてしまうこともあるでしょう。
しかし知らないからいいという話ではありません。
どんな理由があろうと、暴力は許されないのです。

特に気をつけないといけないのは、
子どもであれば親や学校の教師、塾の先生、

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私の「トラウマ」体験 その2

 この「トラウマ」体験記とも呼べる原稿はふと思い出した時にその記憶を書いています。今回はその2回目です。前回は支援員(女性)と利用者(私、男性)の関係性を書きましたが、今回は某クリニックでのセラピスト(女性)とクライエント(私、男性)のカウンセリング関係を振り返ります。
 結論から言えば、半年でドロップアウトしました。セラピストの暴力的言動が原因であり、止めて正解だと思っています。
 最初のカウン

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