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らら
2019年7月20日 11:19
私は月から目が離せない。心臓が止まりそうだった、いや一回止まったのかもしれない。月にそっくりな人だった、夢の中の月は21歳だった、目の前にいる月は30歳を超えている。あれは夢で今は現実!頭が混乱している、そして月も驚いた顔をして私を見ている。「星なの?」そう言って月は私を抱きしめた。「やっと会えた。」月は私にキスをした。私は恥ずかしくて顔が真っ赤になった
2019年7月19日 10:21
離婚して1年が過ぎた。あの白い大きな家は売って、元旦那さんは恋人とマンションに住んでいるけど、最近は別れ話が出ているらしい。私は息子と郊外のマンションに引っ越して来た、自然の多い場所で息子も気に入っている、昔よりゲームをやる時間が減り、外に遊びに行くことが多くなった。私は昔の家で唯一好きだった庭がなくなり、狭いベランダで花を育てるだけでは物足りなくて、近所の園芸ショップで
2019年7月18日 11:28
私は主人と離婚することにした。主人の浮気相手は駅の近くにある内科の受付の女の子だった。私は慰謝料をたくさん貰えることになった。主人は浮気していることを隠して離婚しようと考えていたようだ、私に浮気のことがバレて主人の計画は狂ってしまった。離婚は主人がすべて悪い訳ではない、私も主人もお互いを思いやる気持ちが足りなかった。私はいつの間にか、旦那なら、父親なら、男ならと彼を束縛し
2019年7月17日 10:49
夜、主人が帰って来た。今夜は主人に話しがあったので、早めに子供を寝かせていた。「おかえり、話しがあるんだけど座って。」「昨日の話しの続き?」「そう、離婚の話し。」長い話しになると思い私はコーヒーを入れ、主人の前にコーヒーを置いた。「あなた私と離婚したらどうするの?この家で1人で暮らすの?」「こんな広い家じゃ暮らさないよ、マンションに引っ越すよ。」「1人で?」
2019年7月16日 10:36
息子が落としたのかな?私はキーホルダーをエプロンのポケットに入れて、家に戻った。いつも通りの1日。風が少しあると洗濯物がすぐに乾く。私は洗濯をたたみ、夕飯の準備をして子供の帰りを待つ、今日はサッカーの日、土でドロドロになって帰って来るから、まずはお風呂に入れないと!息子が帰って来てバタバタとお風呂、ご飯を済ませて、9時にはどうにか息子を部屋に行かせた。そして10時近く
2019年7月15日 16:37
頭がぼーっとする。今までの出来事は夢?「ママ、ごはんは?」「えっ?ママ?・・・・」「あかり、早く起きろ何時だと思ってるんだ!」私は起き上がり時計を見ると、6時10分過ぎだった、30分の寝坊だ!一気に現実に戻った!私は急いで朝ごはんを作り始めた。「もうこんな時間だから朝ごはんはいらないよ、専業主婦は遅刻も無くてお気楽でいいな。」主人はいつものように嫌味を言って玄
2019年7月13日 10:55
私は驚いて声が出ない。月はどこに行ったの?彼はどうやって入って来たの?「やっぱり俺を裏切ってたんだな!」「ち、ちがうのよ!」彼の手を見ると包丁が握られている、私は怖くなり外に逃げだした。私は裸足でアパートの階段を駆け下りた。外は真っ暗でいつも見る景色と違っていた、私は全力で走った、でも全然前に進めない。体が重く思うように動かない。私はがんばって前に進もうとして
2019年7月12日 10:53
「ごめん、ここまで来ちゃって、でも連絡ないから不安で…」なつが驚いている、そりゃ驚くよね。私と月の顔を交互の見ている。「二人で話せるかな?」と月が聞いて来た。私は彼がどこかで見ているかもしれないと思い、「なつごめん詳しい話しは明日する、今日は帰るね。」そう言って私は月の手を引っ張って走り出した。走るなんて久振り、でも彼が見ていたら大変、逃げないと。私は必死だった
2019年7月11日 11:33
私は重い体を引きずり、仕事に向かった。なつは私がケガしていること、元気が無いことを心配していたが、今はこの状況を人に説明できるほどの元気はなかった。どうにか仕事をこなして私は家に帰って来た。彼とどうしたら別れることが出来るのか?私は月とお揃いで買った三日月の形のキーホルダーを見ながら考えていた。月に会いたい。でも彼がどこかで見ているかもしれない、そう考えると月と会う
2019年7月10日 10:41
彼はずっと私を見ていたんだ!彼を問いただそうとしても、頭が混乱して言葉が出て来ない、何が起こっているのか理解が出来ない。彼はいつから私を監視していたの?怖い。私は恐怖で震えた。今まで感じたこのと無い血の気が引くような、深い恐怖に襲われた。「ごめん言い過ぎた。」そう言って彼が私を抱きしめる、「もう大丈夫、俺たちやり直せるよ。」私は彼を突き飛ばした。私は涙が
2019年7月9日 10:52
私は彼が落ち着くように、冷静に話した。今の彼に何を言っても怒るだけ、冷静に聞いてくれない。これから先、私達はどうするのか?納得できる回答を聞くまで彼は帰ってくれないだろう。「嘘をついてごめんなさい。彼とはSNSで知り合ったの。今日が会うのは初めてで、友達だから、恋愛感情は無いわ。」私は彼が怖くて嘘を付いた、自己防衛の為の嘘の上塗り。「友達には見えなかった。あいつはお
2019年7月8日 10:46
私は家に入り窓を開けて風を入れた、これから重い話しになる。少し前までの幸せな気持ちから一気に気分は下がっていた。「今日はどこに行ってたんだよ?」「今日は色々と…。」「ふ~ん、色々ね、あの男と?」「えっ誰?」「あいつだよ、背の高い若いやつ。」「なんで知ってるの?」「俺はなんでも知ってるよ。」彼は私と目を合わせないで、窓の外を見ながら話している。「もう俺のこ
2019年7月6日 10:57
私達は軽くご飯を食べて、ゆっくりコーヒーを飲んだ。「今日は本当に楽しかった、私の好みのお店色々調べてくれてありがとう、全部が私の好みでビックリしたよ。」「喜んでもらえて良かった。また会えるかな?」月が聞いてきた。「うん、もちろん。またランチしよう。」私が言うと、月は嬉しそうに笑った。時計を見ると20時を過ぎていた。私達はお店を出て、駅に向かった。「明日仕事で
2019年7月5日 11:30
私達はお店のすぐ裏にある公園に向かった、そこは公園というより広い緑地だった。公園の奥に歩いて行くと、大きな噴水のある場所があった。私達は噴水の前にあるベンチに座り、話すことにした。「実は私、月のこと少し前から知ってたの。」私は重い口をどうにか開き話し始めた。「えっ本当に!なんで?」月は驚いた顔をしている。私はカフェのこと、ブレスレットのこと、ロコモコ丼の写真のことを