浅川 修一郎 姿勢治療家®

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浅川 修一郎 姿勢治療家®

https://senakano.jp/staff/asakawa-syuuichirou/ ”疲れないカラダの使い方”を【今のカラダを変えたい人】に届けるためにスタートしました。 姿勢治療家®/鍼灸師/正しい姿勢/疲れる姿勢/疲れないカラダの使い方/暮らしの解剖学

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【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

いつのまにか何となく疲れているカラダ 診療中にこのような会話をしています。 患者さん「最近、座っていると腰が疲れるんです…。」 浅川「普段どうやって座っています…

からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

からだの疲れを数値化したことはありますか? ”寝ても疲れが取れない”と症状を訴える方がいらっしゃいます。 「6時間寝ていても、朝起きた時には疲れていて…」 睡眠…

どうして横向きで寝ていて腰が痛くなるのか...

横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方がおられますが、そのような方の身体にはある特徴があります。 そもそも腰の動きが悪い腰は、椎骨と呼ばれる5つの骨と、クッションの…

「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

・首が重い ・首が左右に回しづらい ・寝違えやすい ・首を動かした時にビキっとなる こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれ…

まくらって迷いませんか??

まくら選びって難しいですよね…。 高さがある方がいいのか、ない方がいいのか 横幅は広い方がいいのか、狭い方がいいのか 柔らかい方がいいのか、硬い方がいいのか まく…

祖父の血圧と股関節の動き

先日、92歳の祖父のお見舞いに行ってきました。 祖父は心臓に酸素や栄養を届ける血管(冠状動脈)3本の内1本が閉塞しており、残り2本の内1本にステントを入れている状態。…

脚を組む座り方と仙骨周囲の痛み

「脚を組むのは良くない。」 なんとなく知っている、というか聞いたことがある。 普段の生活でも脚を組まないように気を付けている。 気がついたら脚を組んでしまってい…

ランニング、ウォーキングで骨盤を動かしましょう!

走る時、歩く時、カラダのどこを意識していますか? 多くの人はこのように答えるでしょう。 「足!」 「足の裏!」 「モモの裏!」 「股関節!」 これらを意識すること…

足にはどんな動きがある?【足・膝の痛み】

足の動かしやすさは歩きやすさ。 以前のブログでも動きやすい足と動きづらい足で歩行にどのような違いが出るのか、私のイメージを交えてお伝えしました。 参考ブログ”ぱ…

手をパーに出来ますか?【手の痛み・腱鞘炎】

”カラダを痛めるのはその部位の使い過ぎ”と常々お伝えしていますが、仕事や家事などで日常的に手を使い過ぎている方々は、このような訴えで来院されます。 「マウスを使…

ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】

ぺたぺた こつこつ ぱたぱた たったっ ぐいっぐい すっすっ 歩く時の足の接地音としてこんな音が使われますが、姿勢治療家としては”ころころ”という転がるような音を推…

コアトレーニングは何のために行う??

「腰を痛めたならインナーマッスルを鍛えましょう」 「アジリティを鍛えるなら、コアトレもやんなきゃ」 「マラソンにはお腹のトレーニングでしょ」 このような意味合いで…

躓きやすい歩き方

実は、下腹部に力が入らない姿勢で歩いていると、足が引っかかりやすくなってしまいます。 下腹部に力が入らない姿勢だと…歩行時の骨盤は前に傾いています。 骨盤が前傾…

痛める立ち上がり方。痛めない立ち上がり方。

立ち上がり方について考えた事はありますか??? ・ベットから起き上がろう ・トイレから立ち上がろう ・椅子から立ち上がろう ・床から起き上がろう ぎっくり腰(急性…

「下腹部にも力を入れましょう」はおへそ?もっと下?

よい姿勢でいると自然と下腹部に力が入るものです。 【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!! 【簡単解説】疲れない立ち方の5つのステップ! 上記ブログで紹介…

リセット背伸び、スタート背伸び【ランニング前にもオススメの背伸び】

リセット背伸び 「ちょっと疲れたなぁ。カラダ固まったぁー」と感じた時、背伸びしてますか? デスクワークなどで固まった背骨を、ちょっとの隙間時間でリセット出来るの…

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

いつのまにか何となく疲れているカラダ
診療中にこのような会話をしています。

患者さん「最近、座っていると腰が疲れるんです…。」

浅川「普段どうやって座っていますか?」
患者さん「割ともたれかかるような…こんな感じですかね。」

浅川「座っている時に腰を使い過ぎているかもしれませんね。」
患者さん「使い過ぎてるってどういうことですか??」

浅川「座っている時に、身体を支える負荷が腰に集中してい

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からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

からだの疲れを数値化したことはありますか?

”寝ても疲れが取れない”と症状を訴える方がいらっしゃいます。

「6時間寝ていても、朝起きた時には疲れていて…」

睡眠時間は確保出来ているものの、睡眠によって体力が回復しないと感じられていました。その方はapple watchで睡眠の計測をしており、深い睡眠、浅い睡眠などのスコアは悪くないものの、ご自身のからだの感覚と乖離があることに疑問を持たれてい

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どうして横向きで寝ていて腰が痛くなるのか...

横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方がおられますが、そのような方の身体にはある特徴があります。

そもそも腰の動きが悪い腰は、椎骨と呼ばれる5つの骨と、クッションの役割をする椎間板が重なり合って、骨盤の上に乗っかり構成されています。

腰には、屈曲(前屈)、伸展(後屈)、側屈(左右)、回旋(左右)という動きがありますが、横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方は、これらの動きが制限されています。

例えば

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「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

・首が重い
・首が左右に回しづらい
・寝違えやすい
・首を動かした時にビキっとなる

こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれません。

首の動かしづらさは…多くの場合、首周囲の筋肉や靭帯、筋膜などの軟部組織に負荷がかかり、硬くなり、伸び縮みしづらくなったことに原因があります。

首の筋肉は頚椎(首の骨)同士をつないでいたり、頚椎と肋骨、肩甲骨、鎖骨それぞれを

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まくらって迷いませんか??

まくら選びって難しいですよね…。

高さがある方がいいのか、ない方がいいのか
横幅は広い方がいいのか、狭い方がいいのか
柔らかい方がいいのか、硬い方がいいのか

まくらが合っているかどうかの判断は朝起きた時。

首が気にならない
首が調子いい
昨日の夜より動きが良い
などなど。

このような感覚を得られていれば、枕は合っているでしょう。

ではでは、どのような基準で選べばいいでしょうか。

仰向き

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祖父の血圧と股関節の動き

祖父の血圧と股関節の動き

先日、92歳の祖父のお見舞いに行ってきました。

祖父は心臓に酸素や栄養を届ける血管(冠状動脈)3本の内1本が閉塞しており、残り2本の内1本にステントを入れている状態。その為、心臓の筋肉も徐々に弱化しているようで、心肺機能が低下している中で生活を送っています。

そのような心臓の状態でしたので、2024年、年始に体調を崩し、1ヵ月程入院。その後、自宅療養出来るほどまで回復したので、「そろそろ最後か

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脚を組む座り方と仙骨周囲の痛み

脚を組む座り方と仙骨周囲の痛み

「脚を組むのは良くない。」

なんとなく知っている、というか聞いたことがある。

普段の生活でも脚を組まないように気を付けている。

気がついたら脚を組んでしまっているけど…

でも、なんで悪いのかは分かっていない。

今回はそんな方に脚を組んで座っていると起こる可能性についてお伝えします。

脚を組んで座っているとお尻の筋肉は硬くなる”脚を組む”という動作は、股関節を屈曲、内転する動作です。

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ランニング、ウォーキングで骨盤を動かしましょう!

走る時、歩く時、カラダのどこを意識していますか?

多くの人はこのように答えるでしょう。

「足!」
「足の裏!」
「モモの裏!」
「股関節!」

これらを意識することは間違いではありません。

間違いではありませんが…

そこに加えて欲しい部位が”骨盤”です。

骨盤が先行実は歩く為に脚を動かす時、先行して動いているのが骨盤。

右脚を出す前に、骨盤の右側が前に出る
左脚を出す前に、骨盤の左側が

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足にはどんな動きがある?【足・膝の痛み】

足の動かしやすさは歩きやすさ。

以前のブログでも動きやすい足と動きづらい足で歩行にどのような違いが出るのか、私のイメージを交えてお伝えしました。
参考ブログ”ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】”

足の動きには、背屈、底屈、外反、内反、回外、回内という動きがあります。私たちは、それぞれの動きの組み合わせで、歩いたり、走ったり、飛んだり、着地したりという動作が可能になっています。

皆さんの

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手をパーに出来ますか?【手の痛み・腱鞘炎】

”カラダを痛めるのはその部位の使い過ぎ”と常々お伝えしていますが、仕事や家事などで日常的に手を使い過ぎている方々は、このような訴えで来院されます。

「マウスを使っていて、手が痛くなっちゃいました。」
「抱っこで手がだる重くて…。」
「朝に手の強張りを感じるんです。」
「手が痛くて洗濯ばさみが開けなくて…。」
「フライパン持つのが痛くて、料理が楽しくないんです。」
「ペットボトルのキャップが開けら

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ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】

ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】

ぺたぺた
こつこつ
ぱたぱた
たったっ
ぐいっぐい
すっすっ

歩く時の足の接地音としてこんな音が使われますが、姿勢治療家としては”ころころ”という転がるような音を推したいです。

足には片方26の骨があります。
解剖学的な区分は…
前足骨は14本の趾骨(母趾2本、他四趾3本ずつ)→足先あたり
中足骨は5本の骨→足の甲あたり
足根骨は7個の骨(内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、舟状骨、立方骨、踵

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コアトレーニングは何のために行う??

コアトレーニングは何のために行う??

「腰を痛めたならインナーマッスルを鍛えましょう」
「アジリティを鍛えるなら、コアトレもやんなきゃ」
「マラソンにはお腹のトレーニングでしょ」

このような意味合いで腹筋や背筋、プランクなどのコアトレーニングをされている方も多いでしょう。しかし、そのトレーニングには”どのようにカラダを使えれば目的が達成出来るか”ということが抜けている場合が多々あります。

・腰を痛めないために、〇〇で使えるようイン

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躓きやすい歩き方

躓きやすい歩き方

実は、下腹部に力が入らない姿勢で歩いていると、足が引っかかりやすくなってしまいます。

下腹部に力が入らない姿勢だと…歩行時の骨盤は前に傾いています。

骨盤が前傾していることで、脚はカラダの後方へスイングする軌道が大きくなります。
後方へスイングされた脚は、つま先が地面を向くよう垂れ下がります。つま先が垂れ下がった状態で前方へのスイングに切り替わることで、つま先に地面が触れやすくなり、躓きやすく

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痛める立ち上がり方。痛めない立ち上がり方。

立ち上がり方について考えた事はありますか???

・ベットから起き上がろう
・トイレから立ち上がろう
・椅子から立ち上がろう
・床から起き上がろう

ぎっくり腰(急性腰痛)は、こんな立ち上がる瞬間に起きることが多々あります。これは立ち上がる時に腰を使い過ぎていることが要因です。

どの動きが腰を使い過ぎてる??例えば…
椅子から立ち上がる為にお尻を上げて、上半身を起こそうとした時。
股関節を伸展さ

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「下腹部にも力を入れましょう」はおへそ?もっと下?

よい姿勢でいると自然と下腹部に力が入るものです。

【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!
【簡単解説】疲れない立ち方の5つのステップ!

上記ブログで紹介している”疲れない座り方”や”疲れない立ち方”などを実践した時に、上手に出来ていると下腹部に力が入ります。

一方で、今までお腹の力に意識を向けたことがないと…

「下腹部ってどこ?」
「どの辺に力が入っていると良いの?」

などの疑問

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リセット背伸び、スタート背伸び【ランニング前にもオススメの背伸び】

リセット背伸び
「ちょっと疲れたなぁ。カラダ固まったぁー」と感じた時、背伸びしてますか?

デスクワークなどで固まった背骨を、ちょっとの隙間時間でリセット出来るのが背伸びです。上下に伸びるだけでなく、伸びながら左右に倒したり、前後に倒したり、左右に回旋したりと、背骨をあらゆる方向へ伸ばすことがオススメです。背骨の関節の隙間を広げるようなイメージでリセットしましょう^^
*勢いをつけてやるのではなく

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