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読んでためになる無料マガジン第2号

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勇気をもらったり、心がほっこりしたり、そうだそうだ!と思える無料記事を集めたマガジン第2号
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#コラム

ネーミングは超重要。ネーミングはその人のセンスが一番でるところ。

ネーミングは超重要。ネーミングはその人のセンスが一番でるところ。

マーケティングやブランディングのワークショップをする際や、企業や地域のプロジェクトをご一緒させていただく際に、私はとりわけ「ネーミングの重要性」を強調する節があります。

それはなぜなら付けた名前がそのプロダクトやブランドの「未来を決めてしまう」と思っているからです。

2年ほど前のワイドショーで、クリエイターで漫画家のみうらじゅんさんが「覚せい剤」の呼び名について持論を展開する場面がありました。

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東京医大のニュースを見ても驚けなかった話

東京医大のニュースを見ても驚けなかった話

東京医科大学が女子の受験者にたいして一律減点していたというニュースを見て、わたしは特段驚かなかった。まあ、そうだろうな、と、きっとここだけじゃないんだろうな、と思ってしまった。

多くの方が言われているように、氷山の一角に過ぎないと思う。

正直、藝大でもそんな噂はさんざんあった。
高校生の時、こんなことを言われたことがある。

「彫刻科の試験でよく自画像や自刻像が出るでしょ、あれは男か女か見分け

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「アフリカのシンガポール」 ルワンダの若者がめざすIT立国

「アフリカのシンガポール」 ルワンダの若者がめざすIT立国

 四国の約1.5倍ほどの小さな内陸国・ルワンダ。約3ヶ月で約100万人が犠牲になる民族間の大量虐殺(ジェノサイド)が起きたのは、ほんの24年前のことです。その後、ポール・カガメ大統領の強力なリーダーシップのもと成長を続けており、今ではアフリカ随一の治安を誇る「アフリカのシンガポール」とも称されています。
 ジェノサイド後、港も持たず地下資源も乏しい国が復興の基幹産業として着目したのはIT(情報

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「生産性のない人たちの支援は後回しだ」とかいうスーパーむかつく思想との戦い方

「生産性のない人たちの支援は後回しだ」とかいうスーパーむかつく思想との戦い方

どうも。31歳という、世間的に言えば産み盛り・育て盛りの年齢でありながら未婚子無しなので日本の少子化対策になんら貢献していない、ついでにいえば収入が低く納税額は微々たるもの故東京都の発展にもたぶんほとんど寄与していない、軍国的な意味においての“生産性”が著しく低い東京都民のライター、小池です。

自民党の杉田水脈議員(衆議院比例中国ブロック)の発言・思想が大変話題になっているようです。話題になった

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国際協力は仕事ではなく、生き方だと思う。

国際協力は仕事ではなく、生き方だと思う。

こんにちは。2回目のnoteです。

今日は、ぼくが「国際協力」に対して思っていることを書こうと思います。

みなさんは、「国際協力」というと何を思い浮かべますか?

アフリカで医療を届けている姿だったり、

アジアで学校建設など教育支援を行うことだったり、

あるいはフェアトレードの商品を買うことだったりするかもしれません。

ぼくは国際協力というものを仕事にして、これまでもアフリカのザンビアや

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私は沈黙を放棄する

私は沈黙を放棄する

長い間、このことについて書ける場所を探していたし、書くタイミングが来るのを待っていた。
長年の沈黙の後、この苦しみを墓場まで持っていく訳にはいかないという思いから、私はこれまで何度もブログなどを書き始めては、思い出すことや書くことに伴う大きな苦痛のために投げ出すということを繰り返してきた。

そして今、 #MeToo#TimesUp というキーワードが、私の背中を強く押してくれている。

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会社を売却すると、創業者の身に何が起こるか

会社を売却すると、創業者の身に何が起こるか

柴田: 「しば談」の第一回目は、習い事のマーケットプレイス、サイタを創業して売却した有安伸宏さんににお越しいただきました。まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

有安伸宏さん(以下、敬称略): 19歳の時に初めて起業して以来、今まで4つ会社を作り、うち3社を売却してます。ネット系の創業経営者として、あわせて15年位の経験があります。直近に作った会社は、習い事のレッスンのマーケットプレイスを運営す

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聖域だった、青と白の物語のような街の中【モロッコ・シャウエン】

聖域だった、青と白の物語のような街の中【モロッコ・シャウエン】

カチャリ、と鍵を開けて、屋上へと続く階段を登っていく。一段、二段、青い階段と手すり、白い壁、またたく星。

ざわり、と透き通る風吹き抜ける。この風はどこからきたんだろう。山の向こう、昨夜珍しく降った雪、冷たく頬染めて。

もしここに海があったなら、私はここへ住んでみよう、と今日決めていたかもしれない。人生に疲れたアラサーの女性よ、すべて一度はここへ来るというルールでもあればよかったのに。

日本を

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自立への道

自立への道

新年から娘がバレエを習い始めたのだけど、3歳になったばかりの娘は、3・4歳クラスの女の子の中でも一番小さくて、お腹も一人だけぽっこり出ている。

初回もその次も、一人で輪の中に入るのを嫌がり、私も一緒にバレエの真似事をした。

そして、4回目の先週。今週こそは一人でレッスンを受けてもらう!と意気込んで、私はスタジオには入らず、外からこっそり見ていた。

最初の10分は、夫のそばから離れず、「家に帰

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みんな空の下(30秒で読めるエッセイ)

みんな空の下(30秒で読めるエッセイ)

昨夕、まちだ様と全く同じ空を撮影していたことが判明しました!タイトル上が私が撮影したもので、次の写真がまちだ様が撮影したもの。言わずもがな、写真の出来は大違いですが、雲の形は一緒です。

刻々と表情を変える空を、同じタイミングで美しいと感じていた人がいる。とても嬉しいことだと思いました。

そして、絢香の『みんな空の下』という歌を思い出しました。急に聴きたくなってYouTubeで聴いてみたのですが

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これも、赤い糸

これも、赤い糸

もしも私が将来、平均寿命まで生きられるとして、もしも病院で息を引き取るとして……その時に私のお世話をしてくれる予定の看護師さんは、まだこの世のどこにも存在しないであろう不思議……について考えた。

一から説明します。3年前のこの時期、祖母は102才、病院で亡くなった。私は今でも、生ぬるい病院食の残り香がいつも抜けない廊下の匂いと共に、祖母の担当だった看護師の女の子のことを、折に触れて思い出す。

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2016年の怨念と解放

2016年の怨念と解放

星の巡り合わせなのだろうか。

「2016年はこれまでで最も辛い一年だった...!」

と言う人が周囲に何人もいる。

先日も、ニューヨークで語学学校やヨガスタジオを経営する友人と会ったら、開口一番

「今年は酷かった....」

そう言う35歳の彼女の頭には白いものが目立つようになっていて、苦労したんだろうなあ、と思った。

なんでも、従業員の一人が、勤務時間から給料に至るまで、何から何まで因縁

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【日記/71】今週のアルジャジーラ〔祝〕

【日記/71】今週のアルジャジーラ〔祝〕

毎週金曜日に更新している「今週のアルジャジーラ」。早いもので今回は9回目の更新となり、つまり9週連続でやっている。初回はこちら。あと、先週分はこちら。

これまで取り上げた国は、サウジアラビア、ソマリランド、イスラエル、シリア、イラク×2、イエメン、パキスタンだ。うむ、なかなかに濃いメンツ。たまに「同期飲み会わず。このメンツ、濃いわ〜笑」などのSNSの投稿に対し「一個も濃くないわ普通じゃボケ」とい

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