記事一覧
WAIS-Ⅳ知能検査を受けてみました
こんにちは。わたころのほんまです。
先日、初めてWAIS-Ⅳ知能検査を受けてきたので、そのお話をしたいとおもいます。
障害者支援の仕事をしていると、発達障害や知的障害のあるクライアントの知能検査の結果を目にする機会は多いです。その中で、「自分はどんな感じなんだろう」と、ずっと気になっていました。自己理解を深め、仕事や普段の生活で何か生かせるヒントを得られれば良いなと思いました。まぁ、半分は職業病
【本の感想】『高学歴難民』
こんにちは。「わたしたちが当事者だったころ(わたころ)」のほんまです。
今日は『高学歴難民』(阿部恭子氏・著、講談社、2023年)を読んだ感想を書きたいと思います。
「高学歴難民」とは、高い(あるいは高すぎる)学歴はあるけれど、就職の機会を逃して生活に困窮したり、社会的役割や評価の獲得がうまくいかず、精神的に病んでしまったりするなどして、社会における「難民」になってしまった人たちのこと。研究職を
【参加者募集】2/3(土)20時~イベント「当事者セラピスト押富俊恵さんの足跡をたどる旅 『車椅子に乗った人工呼吸器のセラピスト』を通して」を開催します!
こんにちは。「わたしたちが当事者だったころ(わたころ)」運営です。
2024年2月3日(土)に下記のイベントを企画いたしました。当事者の方や支援者の方はもちろんですが、テーマにご関心のある方であればどなたでも参加できます。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
ゲストの安藤明夫さんをご紹介します!
また、このイベントに先立ちまして、X(旧Twitter)のスペースで読書会を開催します!既に
【インタビュー】交通事故によって頭部外傷のリハビリテーションを受けるなかで、作業療法を知り、現在は作業療法士として働くAさん
わたころメンバーの田島です。今回は、交通事故によって頭部外傷のリハビリテーションを受けるなかで、作業療法を知り、現在は作業療法士として働くAさんをご紹介します。
Aさんは20歳の目前に交通事故にあい、頭部外傷を負った。医療機関で対応してくれたのが新人の作業療法士だった。その人は大変親身に丁寧に対応をしてくれて、作業療法士という仕事があることを知った。自身もなりたいと思ったところ、その人の卒業
学会と視覚障害当事者
皆様
こんにちは、わたころ運営スタッフの吉田です。
私は、10・11月といわゆる学会に参加してきました。
学会とは、学術団体が行う研究者や臨床家などの参加者が日頃の研究活動や実践および活動報告などを発表し、意見交換を通しながら最新の学術的知見を学ぶ学術集会のことです。
コロナ禍となり学会もオンライン開催が多く、画面越しの参加となっていました。
一方、コロナ禍が明けて、現地による対面開催がまた戻
当事者家族の立場から
こんにちは。わたころ運営のほんまです。
今日は、当事者家族としての経験から考えたことについて、書いてみたいと思います。
(※ここでは、「障害や病気等の当事者の家族で、主にその当事者をケアしている人」を「当事者家族」と書いています。)
ちなみに、障害や病気、家庭の状況など、本当にそれぞれだと思いますので、同じく当事者家族であっても、全く当てはまらないことばかりかもしれません。あくまで私の場合の話だと
【インタビュー】言語聴覚士として働いた経験から誰もが食べる喜びを得られる食を提案する事業を始めた笠井幸子さん
わたころメンバーの田島です。今回は、言語聴覚士として働いた経験から誰もが食べる喜びを得られる食を提案する事業を始めた笠井幸子さんをご紹介します。インタビューは2023年9月13日に行いました。
笠井さんは、幼少期の頃、歩きづらさがあり調べたところ、脳性マヒと言われていた。ある医師より脳性マヒではないのではないかと言われ、中学2年生のときに大きな病院でしっかりとした検査を行ったが、診断名がつか
支援者とヒエラルキーと接遇
こんにちは
作業療法士と視覚障害当事者の吉田です。
今回は、
医療従事者のヒエラルキーや接遇など対応について感じたことをざっくりとお話します。
出会い
みなさんは、これまでにクリニックや病院など医療従事者と関わったことはありますか?
きっと多くの方は、どこかしらで経験があるのではないでしょうか?
その時の対応はどうでしたか?違和感をありましたか?
私は先天性白内障の当事者です。生まれつき眼
無人島猿島 大人の遠足に行ってきました
こんにちは。「わたしたちが当事者だったころ(わたころ)」のほんまです。
先日、わたころでつながった3名で、猿島(さるしま)という無人島に遊びに行ってきました。弾薬庫や砲台があり、旧日本軍の要塞だった島ですが、ラピュタの世界に似ていることでも有名だそうです。
好奇心旺盛で楽しいことが好きなメンバー。「猿島っていう無人島があるらしくて。行ってみません?」「行きたい!」「行きたいです!」。コロナ禍でし