記事一覧
天狗にさせてもらった4年間のこと
いわゆる退職エントリーといふものを、我もしてみむとてするなり。
2024/4/25を最終出社日・2024/4/30を退職日として、某食品ECの会社を卒業します。4年と1ヶ月、大変お世話になりました、という話をつらつら。
学び直しに行ったのに、即・学びを提供する側に回る
法務職のキャリアからドロップアウトし、事業部門側に行ってみて、「やっぱり法務をもう一度きちんと突き詰めたい」と転職。直後、コロ
ユーザーコミュニティの活性化を考える #2
ユーザーの自助努力で、どこまでユーザーコミュニティは活性化できるのだろうか、という話をつらつら。前回記事に続く #2です 。
(特定の企業色が強めかもしれませんが、当該企業から依頼されたものではなく、個人の意向で書いています)
分科会がコミュニティを動かす
2023年7月、クラウドサインのユーザーコミュニティ「Re:Change」に、3つの分科会が誕生。それぞれが定期的なオンラインミーティングを
せっかち法務、意見書スタイルに物申す
本記事は、法務系Advent Calendar 2023 ( #legalAC )16日目のエントリーです。妖精さん(キングトロール)からバトンをいただきました(妖精さんさんの方が良かったでしょうか)。
法務の採用って悩みも深いけれど、学びもまた深いのですよね。同じく採用活動に励む身として、共感しながら記事を拝読しました。
こんにちは、はじめまして、Miyaです。EC事業を運営するIT企業の法務
「悩みが深い」って言いすぎる
答えのないことを考えたり、答えが出てる(っぽい)のにそれでいいのだろうかかってためらったり。そういう時間が全くもって合理的でないことはわかってるんだけど、うまく自分のなかで消化できなくて、人にぶつけてみたり、テキストに落としては消してみたり、その後「いまのなし」ってしたり。
「自分のため」ではなくて「相手のため」を優先して生きてきた結果、重要な局面ほど、自分の判断が正しいのかどうか、客観的な意見
歳をとることの壁をこえたい
「35歳を超えると、人の価値観ってそう変わらない」
と言ったのは、わたしが勝手に社外メンターとして頼りにしている小川さん。この話をしたのは数年前のこと、自分が35歳になるかならないかの時だったと思う。記憶の中で順番組み替えられてたらごめんなさい。
そのころ、社会人になって初めて管理職のポジションに就いた。自分はよくも悪くもどの会社でもこれまで厳格にマネジメントされてきておらず、「本当はこうや
花はいつだって心を慰めてくれる
家の中に花を絶やさないようにしている。鉢物は苦手なので、基本は生花。毎朝花の水を替えて、コーヒーを淹れるのが日課。
花が家からなくなるときは、自分の心が死にかけているときだ。へとへとに疲れていて、環境を整えることに気が向けられないとき、手入れが行き届かずに萎れた花を見ると、本当にごめんね、という気持ちになる。
花が好きで常に家に活けていた祖母の影響も強い気がするけれど、住む街にお花屋さんがあるかど
ドッグトレーナーに言われてちょっと泣いた
3歳になった犬を、最近犬の幼稚園に通わせている。
犬に幼稚園があるなんて、犬と生活していない人には想像できないし、正直「人じゃないんだから、なにそれ」「ペットぐらい自分で育てなさいよ」と眉を顰められるかもしれない。でも、犬を飼っている人間にとっては、自分が家を空ける時間を誰かが犬と一緒に過ごしてくれたり、他の犬がいる環境に慣れさせてくれたり、人間と生活するために必要なトレーニングをしてくれたりする
「仕事を一切しない日」を意識して作る
仕事をしない日がない。四六時中、頭のどこかで仕事のことを考えている。
仕事が好きというよりも、仕事をしている自分が好きなのだと思う。仕事をして、自分以外の誰かの役に立っているー喜ばれたり、必要とされているー実感を得られることに喜びを感じるからだ。
同年代は結婚し、出産し、家族を増やし、親族とも交流し、family treeとその周辺の、家族のための交友関係を広げていく。その一切を選ばず(この選択を
「ミーティングしませんか」の意味
法務部門とのテキストでのコミュニケーションがうまくいかない相手って必ずいて、何度かテキストでのラリーを繰り返すうち、この言葉が出てくる。
「ミーティングするまでもなく、ちゃんと読んだらわかることだと思うんだけど…」とメンバーがひとりごちることも、少なくない。
メンバーの気持ちは、まあわかる。だけど、自分たちの前提や、相手に持っている期待の大きさを見直してほしいと思うことが、マネージャーになってから
忘れっぽい人になりたかった
「一度聞いたら忘れない」で成功体験を積んできた。相手の名前、誕生日、趣味嗜好、大事にしているものやことは、一度聞いたら絶対に忘れない。
記憶の中にストックしておくと、次に会ったときの話題に困らないし、なにより「そんなことを覚えていてくれた」と、相手がとても喜んでくれる。
自分でもおかしいんじゃないかと思うんだけど、本当にしょうもない雑談のdetailまで覚えていて、相手に驚かれることもよくある。「
かさつく季節、ハンドケアのすすめ
どんどん寒くなってきて、乾燥した空気のせいで湿度20%もザラではない、このところの気候。なんとなく慌ただしくて、追い立てられる感じのする師走。
寒くて気持ちが塞いだり、忙しくて気が立ったり…心がかさつく季節は、肌もかさついております。心にも体にも、うるおいを忘れてはいけない。
とはいえ、体全身のケアはなかなかハードルが高い…という方、少なくないと思うのです。というわけでこの冬、一番目につく手のケア
なぜダメなのかを説明しても、腑に落ちない人たち
法務部門として法務相談(法律相談)を受けていると、相談を持ってきてくれる事業部門に「なんでダメなんですか」って言われること、少なくない。
「前任者にはダメって言われなかった」とか、「他社は似たようなことやってるのに」とか、まあ言われがちだ。
なぜダメなのかを説明しても、代替案を提案しても、「でも…」「やっぱり問題ないんじゃないでしょうか」みたいなコミュニケーションを続ける人たちに、どう向き合えば
余白、それは誤解されやすい屋号
「余白って、なんですか?」
名刺を交換するたびに聞かれる。「屋号です」と答えると、すごくなんというか…複雑な顔をされることが多い。どう解釈していいか悩まれているのだと思う。
「領収書の宛名はどうされますか?」と言われて「『余白』でお願いします」と返すと、宛名の欄には何も書かれないで帰ってくる。
最初に借りていたオフィスのポストに屋号を表示できると言われたので、「余白で」と伝えたら、まさかのポス
エルメスのルージュがもたらす強さのこと
ハイブランドのバッグやアクセサリーを日々身につけられる懐具合はないのだけれど、1本だけ、エルメスのルージュを持っている。
はじめて店舗でタッチアップしていただいた日、めちゃくちゃ緊張した。オレンジのショッパーを人生ではじめて持つ帰り道、さらに緊張した。それぐらい、このブランドには手にする人間の姿勢を正す何かがある。
今日、エルメスを唇にのせている。バッグにエルメスを忍ばせている。
それだけで一日
気が滅入ったときの自分との向き合い方を見直してみる
法務の仕事をしていると、メンタル削られること、多くないですか。
人と向き合う仕事って、相手への共感・理解に使うパワーが大きくて、相手の気持ちを考えるあまり、自分がすり減ってしまうこと、ありませんか。
そうなってしまったときに(正確には「そうなりそうになる少し前に」…滅入りすぎちゃったとき、そんな余裕は生めないから)、自分が思い直してやっていることを、少し言葉にしてみたくなりました。
1. まず、
日本で一番早い法務忘年会と、法務という人たち
株式会社Hubbleさん主催の忘年会に、Hubbleユーザーでもないのに図々しく参戦してきました。
「日本で一番早い法務忘年会」の合理的な根拠あるんかい、みたいなのは、さておき。「早い」or「速い」の議論も、さておき。
そういうの、こういうときは(ネタにしつつも)さっぱりきっぱり忘れたいのが、法務という人たち。
業界も企業規模もポジションもバラバラ、さらにHubbleを使っているかは問わないと