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雑感

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#読書

【雑感】成果につながる研修設計に必要なこととは

【雑感】成果につながる研修設計に必要なこととは

現場部門から依頼されて研修を実施。
研修のアンケート結果で満足度を集計し、良し悪しを評価し、終了。

研修そのものであるコンテンツの質に関する評価は、アンケートで良いが、
研修を通じて何を解決したかったのか、結果どうだったかというのは検証できず、結局研修をやってよかったのか評価できていない。

研修担当が、苦い思いをするよくあるシーン。

上記のような、事象の原因としては、以下が考えられる。

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【雑感】プレーヤーからマネジメント層の転換期に起こることとその対応方法

【雑感】プレーヤーからマネジメント層の転換期に起こることとその対応方法

中堅プレーヤーとして、
連続的にて成果を出せるようになり、次のステージへの期待。

プレーヤーからマネジメント層への任用は、いわゆるキャリアのトランディションと言われる。

「トランジション」(transition)とは移行、過渡期、変わり目といった意味であり、ある段階から次の段階への移行期をあらわします。人事領域では、キャリアの発達の過程において、企業内で期待される新たな役割への転換期といった意

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【雑感】読書時間がなくなった時にどうするか ー耳で行う読書体験を試してみたー

【雑感】読書時間がなくなった時にどうするか ー耳で行う読書体験を試してみたー

本が好きだが、読む時間が安定して確保できない。

コロナにより通勤しなくなったことにより、通勤途中の読書習慣がすっかりなくなってしまった。

在宅勤務中に休憩で行う散歩で本を読めないか?という発想から、
上記の「耳できく読書体験」を試してみた。

以下のような人でなかなか読書する時間が確保できない人にもいいものかもなと思ったので少し書いてみる。

・仕事が忙しくなり、本を読む時間が減った
・子供が

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【読書ノート】意思決定のための分析の技術ー古典を読むシリーズー

【読書ノート】意思決定のための分析の技術ー古典を読むシリーズー

いわゆる古典ではないかもしれないが、ビジネス書でよく紹介されている名著。

ロジカルシンキング系の紹介書籍リストに入っていることが多い。
対経営者や役員に対し、折衝を行う立場の人には事例やフレームワークを含め、良いのかもしれない。一般的なロジカルシンキング的なことを理解したい場合は、「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」を読むといいかもしれない。

■この本を読むと良い人
・ロ

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【読書ノート】問題解決に関して固くない書籍を読みたい時におすすめーライト、ついてますか?ー

理解しづらい言い回しの部分も多数あったが、問題発見に関して陥りやすい教訓を教えてくれる。

新卒入社する前や2−3年働いてから再読すると、また新しい気づきがありそうな書籍。

ショートエッセイのような形で進んでいくので、固くなく通勤電車とかでもライトに読める感じ。

以下、気になった部分を列挙。

①問題を定義する(誰のどんな問題で、解決する必要があるか)前に、手段を検討しない

現場でもせっかち

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【読書ノート】NPSとは?測定時の注意点ーネット・プロモーター経営―顧客ロイヤルティ指標 NPS で「利益ある成長」を実現するを読んでー

【読書ノート】NPSとは?測定時の注意点ーネット・プロモーター経営―顧客ロイヤルティ指標 NPS で「利益ある成長」を実現するを読んでー

▽NPSとは主に「顧客との接点があるシーン」において利用される指標だが、特に「購入行動に直接的に関わるシーン」「購入後に使用したシーン」「ブランドがどのような認知なのかというシーン」における、顧客ロイヤルティの指標として用いられることが多い。

海外では、Apple、Amazon.com、Google、Facebookなど、顧客志向を重視する企業で特に採用されるケースが多く、アメリカ合衆国のフォー

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【読書メモ】ゲームデザインを人材育成に活かせるかも
ー「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみー

【読書メモ】ゲームデザインを人材育成に活かせるかも ー「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみー

▽前置きけんすうさんが紹介していた書籍を読んでみたので感想をまとめてみる。

著者は、元任天堂の企画開発者の方。

ゲーム好きには納得感の高い例が数多くのっており、内容も平易でわかりやすい。

今回は、ゲームデザインのエッセンスを人材開発や育成に行かせないという観点でまとめてみる。

▽おもしかったポイント書籍の中で面白くかつ、人材開発や人材育成の現場にで応用できそうな部分だけかいつまんで紹介して

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【読書ノート】人間の本質っぽいものが見つかるーホモ・サピエンス全史ー

【読書ノート】人間の本質っぽいものが見つかるーホモ・サピエンス全史ー

▽前置き昔から、歴史が好き。
特に歴史の物語の中に今の生活にも通じるような人の本質的な部分が出てきたりすると、人って変わらないんだなーとなんとなく安心したり、納得できるので、まとまった暇があれば積極的に見つけて読んだりしている。

その中でも、今回読んだホモ・サピエンス全史は濃厚でした。

また、更新するかもしれないですが、いったん上巻を読んだタイミングで
面白かったポイントをメモりました。

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【雑感】スムーズに利害関係者と合意するスキル ーファシリテーションー

【雑感】スムーズに利害関係者と合意するスキル ーファシリテーションー

▽前置き限られた時間内で、スムーズに利害関係者と合意していくスキル。

業務をしていると様々な場面で役に立つ。

法人営業の顧客先でも、社内会議でも役に立つスキル。

例えば、法人営業だと顧客との定例や

提案に対して、複数利害関係者が出てきた時などに試される。

最近、訳あって特に上記のようなファシリーションについて改めて、

学んでいるため備忘録レベルでまとめる。学びながら追記していきたい。

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【雑感】”論理的>直感的ではない”と思い知らされる書籍 ーハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代を読みましたー

【雑感】”論理的>直感的ではない”と思い知らされる書籍 ーハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代を読みましたー

▽前置き学生から、社会人になると急激に「論理的であること」を求められる。

例えば、上司との会話や顧客との会話、社内での会議。

会話の中で主張/意見の根拠を求められ、定量であることを重視される。
論理的な思考プロセスを踏まなければ、「論理的でない人/仕事ができない人」という烙印を押される。

そのような環境にいると、自然と無意識のうちに「論理>直感」というような潜在意識を持ってしまう。

論理的

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【雑感】「考えることはなにか」を考えさせられる書籍ー知的複眼思考を読みましたー

【雑感】「考えることはなにか」を考えさせられる書籍ー知的複眼思考を読みましたー

▽前置き「社会人になったばかりに自分で考えてアウトプットするとはなにか」

を考えるうちに、本書に出会い数年前に読んだ。

久しぶりに本棚に眠っていた本書をとり、再読。

改めて良い書籍だなと感じたのでまとめてみたい。

以下のようなことを一度でも言われた事がある人や、誰かが言われているのをみてひやっとした経験がある人は読んでみると学びがあると思う。

・考えが浅い

・正論が多い、べき論が多い

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「掘る」という行為について ー本好きと音楽好きとデバックの共通点ー

「掘る」という行為について ー本好きと音楽好きとデバックの共通点ー

大学を卒業し、
仕事を始めると極端に自分のために使える時間が減るのを実感する。

平日の限られた時間や土日に何をするのか。

自分が夢中になれる趣味を持っているかどうか。

学生のときに考えた時よりも大袈裟に言うと、人生に大きいな影響を与えるのかもしれない。

最近ハマっているのは、
書籍の中で「面白いな」と感じた書籍が、参照している書籍をさらに読んでいく事である。

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