記事一覧
装うことと自己①(性別について)
#自分にとって大切なこと はしがき あとちょっとで、noteを始めて一年が経過したことになる。このことに気づいたのは前回の記事を投稿した後のことだ。春が近づくと何か…
いつからか私は、幸せも不幸も「死にたい」という言葉でしかあらわせなくなった【100日後に死ぬワニ感想】
こんな漫画があった。 https://twitter.com/yuukikikuchi/status/1205120078322159617?s=20 きのう、Twitterで毎日連載されていた「100日後に死ぬワニ」という漫画が完結…
2023年振り返り(ネガティブ ver.)
今年も、何も書けず何も描けず何も作れないままで一年が終わっていく。
また手頃な誰かを理想と崇めて、この心をあらわすのはこの言葉だ、この音だとのめり込んで、いつの間にかそのことすら忘れて次の誰かに同じことを繰り返す、それで生きていけるのだから悪くないと思いながら、このままではいけないとも思っている。
初めて希死念慮という言葉を知ったのがいつだったかはもう思いだせないが、その頃はたしかにこれは思春
映画「君の名前で僕を呼んで」感想(過去記事)
この記事は2020年6月19日(桜桃忌ですね)に私がはてなブログに掲載した文章の転載記事です。一部加筆修正しています。
自分は普段あまり映画を見ないほうである。コロナ以前は映画好きの友人に誘われて映画館に行くこともあったが最近はご無沙汰である。しかし先日、Twitterである作品がPrime videoのセール対象になっているとの情報を得た。前々から話には聞いており気になっていた作品だったので
装うことと自己①(性別について)
#自分にとって大切なこと
はしがき あとちょっとで、noteを始めて一年が経過したことになる。このことに気づいたのは前回の記事を投稿した後のことだ。春が近づくと何かを書きたくなるものなのかもしれない。
書くことと言えば、楽しいが苦しい。そうせずに生きられるならばそうすべきなのだとは思うが、わたしは一人でも二人でも誰かがわたしの書いたもの、描いたものを見てくれる可能性があるならば投稿することを
ミニマル志向と衣替え
きのう、いつまでも引きこもっていても運動不足になると思い、日暮れごろふらっと外に出た。記憶にあるよりも空気は暖かくて、そして思っていたよりも湿っていた。いつの間にか春が来ていたんだなと思った。
適当にぶらぶらと歩いて、満開を見られないまま葉が出てきてしまった桜並木を通ったり、最寄りの次に近いコンビニに寄って新作のパンを買ったりした。それからまた同じ道を通って、日が完全に地平線に沈む前に家に帰
世の中に絶へてコロナの無かりせば―引きこもり大学生活―
世の中がコロナコロナ自粛自粛カネがない仕事がない政治家は何をやっているんだカネをくれ補償をくれというムードになったのはいつからだろう。わたしはだんだんと水温が上がっていっていることに気づかず茹であがってしまったガエルよろしく、いつの間にか世界レベルの緊急事態の渦中にいた。
少なくとも年が明けたばかりのころは、いや大学の春休みが始まったころは、まだ新型コロナウイルス感染症という言葉はそれほど身
いつからか私は、幸せも不幸も「死にたい」という言葉でしかあらわせなくなった【100日後に死ぬワニ感想】
こんな漫画があった。
https://twitter.com/yuukikikuchi/status/1205120078322159617?s=20
きのう、Twitterで毎日連載されていた「100日後に死ぬワニ」という漫画が完結した。最初はRTやいいねで回ってくるものを見るとはなしに見ているだけだったが、いつしか毎日確認するようになっていた。ワニの(私とは縁遠そうな)なんだかんだで幸せで
固有名詞を排除した無色透明な文章
すっかり更新をさぼっていたnoteにまた投稿する。文章というのは不思議なもので、書きたくてたまらなくなる時期と、PCや紙に向かっていても数行しかひりだせない時期がある。そのメカニズムはいまだ分かっていないが、とにかく今は書くときではないと思ったら自分は書かないようにしている。自然のままにしておくのが一番良いと思うからだ。
文章というのは摩訶不思議なもので、どれだけ表現に工夫を凝らしても、タッ