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ためになるUIUX記事

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記事一覧

UIから「白」が消える日

UIから「白」が消える日

こんにちは。ritarと申します。
今年の10月頃、YouTubeに大きいデザイン変更がありました。

アイコンの変更、角丸やレイアウトなど全体的に一新されているのですが、中でも自分が仰天したのは「アンビエントモード」という新機能です。

このモードをオンにすると、動画の下側のUI領域が、まるで動画部分から光が漏れているかのようにじんわりと色づきます。
これを見たとき自分は度肝を抜かれました。なん

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初心者必見!明日から使える、ユーザーインタビューで深掘りをするためのTips大全

初心者必見!明日から使える、ユーザーインタビューで深掘りをするためのTips大全

こんにちは!PdMをしているめーら(@mela_dayo)です。
前回の記事では、リサーチを社内に浸透させるために取り組んだことを説明しました。
今回は実践編として、ユーザーインタビューで的確なヒアリングをするためのTipsをご紹介します。

🦔 🦔 🦔

協力者にありのまま話してもらうためのコツインタビューは協力者のありのままの声を集めることが目的です。そのためには相手と打ち解けることが大

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検索 UI まとめてみた

検索 UI まとめてみた

検索 UI を作る機会があったので、リファンレンスを集めた。あたまの整理をかねてパターン分け。

パターン一覧
1. フリーワード型
2. サジェスト型
3. グループ型
4. あとからフィルター型
5. 条件指定型
6. レコメンド型

フリーワード型キーワードで検索。入力中に検索結果がリアルタイムに変わるものが多い。

良いところ
シンプル。入力と同時に検索結果を表示できるので、最短で検索対象

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デザインと開発の分断を乗り越え、チームでアウトカム検証を回すプロセス

デザインと開発の分断を乗り越え、チームでアウトカム検証を回すプロセス

リーン開発の課題、Sense→Discovery→Deliveryのプロセス分断をどう乗り越えるかリーン的なアウトカム検証には、不確実性が高い段階から「Sense(課題発見)」「Discovery(ソリューション発見)」「Delivery(製品開発)」の3つの仮説検証トラックが存在すると考え、Gaudiyでもこれに近い運用を行なっています。

そして、リーンやアジャイル的な考え方では、これらはプロ

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PO/PMとしてプロダクトマネジメント変革 「トリプルトラックアジャイル」にここ1年取り組んできた件。

PO/PMとしてプロダクトマネジメント変革 「トリプルトラックアジャイル」にここ1年取り組んできた件。

こんにちは。株式会社GaudiyでPMやってるmiyatti(みやっち)といいます。(Gaudiyとはどんな会社かというところは、ぜひリブランディングが話題の会社ページをみてみてください)

Gaudiyに入って1年4ヶ月。初期は代表PO(CPO)として全体のPMプロセスを整備したりするようなことをやりつつ、ここ半年は現場のPMとしてそのプロセスにうまくのっかりながら、ここだ!というようなプロジェ

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iOS構造設計の実践ガイド〜HIGは読んだけど、次に何をすればいい?〜

iOS構造設計の実践ガイド〜HIGは読んだけど、次に何をすればいい?〜

こんにちは!i3DESIGNデザイナーチームです。

今回は、iOSの構造設計についてお話しします。まず前提として、iOSにおける構造設計には、Apple独自の理念と原則をまとめたHuman Interface Guidline(通称HIG)の理解が重要になります。しかし、HIGを読んだだけでは、具体的なUI設計は難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、HIGの理念を具体的なシ

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「ユーザーを褒めるデザイン」について分析してみた

「ユーザーを褒めるデザイン」について分析してみた

こんにちは。SOMPO Digital Lab プロダクトデザイナーの林です🙆‍♀️ 皆さんは、「サービスを利用していたら、不意に自分を褒めてくれてちょっと嬉しくなった」という体験はありませんか?私は最近言語学習アプリを日々の日課にしているのですが、アプリの中でキャラクターが自分を褒めてくれるのが、継続の大きなモチベーションになっています。そこで、今回は「ユーザーを褒めるデザイン」に注目し、それ

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NotionではじめるUXリサーチリポジトリ構築

NotionではじめるUXリサーチリポジトリ構築

こんにちは!NewsPicks プロダクトデザイナーのつづくです!

この記事はNewsPicks アドベントカレンダー 2023の24日目の記事です🎄
昨日は崔(ちぇ)さんによるジュニアエンジニアを脱却するための「コンテナ流儀」でした!

ちなみに私事ですが、今月はアドベントカレンダーに2つもエントリーしたこともあり、過去最高の投稿頻度となっております🤣

今回は、こちらのブログで少し触れた

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「なぜ」を使わず対話を深める技

「なぜ」を使わず対話を深める技

ども、はじめましてExperience Designerのしょーてぃーです。

インタビューや対話の場において、しばしば「なぜ(Why)」という質問が使われる。これは、相手の意見や感情の背後にある理由を探る一般的な方法である。しかし、この「なぜ(Why)」というアプローチには、いくつかの問題点が存在する。

まず、この質問形式は相手に心理的なプレッシャーを与えることがある。特に個人的な体験や感情に

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デザイントークンの効果的な命名方法

デザイントークンの効果的な命名方法

サイボウズでkintoneのデザインシステム開発をしているトビ(@0b1tk)です。こんにちは。
今回はデザイントークン、特にセマンティックトークンの命名方法について掘り下げます。

まずはデザイントークンの定義について、W3Cから設立されたデザイントークンの仕様策定をするコミュニティ「Design Tokens Community Group」の定義を引用いたします。

このデザイントークンの名

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「集合知」でチームとプロダクトが成長するデザインレビューを目指して|SaaS Design Conference 2022

「集合知」でチームとプロダクトが成長するデザインレビューを目指して|SaaS Design Conference 2022

こんにちは!
Unipos株式会社プロダクトデザインTマネージャーのmyb(@myb_t_)です。
11月26日に開催されたSaaS Design Conference 2022に登壇させていただいた内容の書き起こしになります。
Unipos社のプロダクト開発部のアドベントカレンダー記事でもありますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

📌 背景情報 -Uniposとは-💻 Uniposのサービ

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『はじめよう! 要件定義』(とそのシリーズ)を読んで、はじめよう!UIデザイン

『はじめよう! 要件定義』(とそのシリーズ)を読んで、はじめよう!UIデザイン

繰り返し読んでいるマイ・フェイバリット技術書に『はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで』とその姉妹本『⁠はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に』『はじめよう! システム設計 ~要件定義のその後に』の、通称「はじめよう!シリーズ3部作」があります(羽生章洋さん著)。

『はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで』はそのタイトル通り、ソフトウェア開発に携わるエンジニアや

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主観と客観を切り替える鍛錬

主観と客観を切り替える鍛錬



突然ですが、ここに一つのプロダクトがあるとします。

そのプロダクトを見つめる視線には様々な種類があります。

そのプロダクトを利用しているユーザーの視点、利用していないが存在は知っているという人の視点、それをつくるデザイナーの視点、プロダクトを運営している会社経営者の視点…

もしあなたがデザイナーであれば、デザイナーの視点だけが唯一自分で体感できる「主観」で、それ以外はすべて「客観」となり

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なぜディレクターはUXを分解・言語化しなくてはいけないのか?クソゲーが生まれてしまう原因

なぜディレクターはUXを分解・言語化しなくてはいけないのか?クソゲーが生まれてしまう原因

ゲームディレクターとして動いていると、企画やできたもののフィードバックをよくする。そうすると必要なのは、UX(ユーザー体験)を言語化して説明をして納得をしてもらうことだ。一緒にやっているプランナーから、UXの分解・言語化をどうやっているのか?という質問が来たので、書いてみる。

ゲームディレクターは、なぜUXの分解・言語化が必要なのだろうか?

これは簡単で、自分が感じていることを言語化できないと

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