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【ケーススタディ】子育て

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「子育て」への関わり方で、職業キャリアに通用する「育自」へと変容します。大切な、大切な時間。苦しみ、喜び、泣き、笑い、試行錯誤しながら、子どもと一緒に成長を感じたことを綴ります。
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記事一覧

すごいぞぅ、「夢をかなえるゾゥ」

すごいぞぅ、「夢をかなえるゾゥ」

数か月前から、メンターに選んでもらった本を読もうキャンペーン中。

タイトルの本、簡単な文章、子気味良い関西弁が絶妙。おもろい。
四国出身のわたしの頭の中で、関西弁トークが繰り広げられる。

昨夜、三女にその「おもろさ」を伝えてみたら、すぐ読みたいと、わたしの手から本を取り上げた。

ちょっと待て。
娘は手汗がひどいのだ。
小説本の薄っぺらい紙はひとたまりもなくヨレヨレになってしまう。
メンターか

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8歳。色んなことを分かってる。

8歳。色んなことを分かってる。

キャリアデザイン導入編。
思いがけず【Will/Can/Must】のワークを8歳の娘とする。

はじめ、丸い3つの円が重なり合っているシートを見て、
ためらいなく「やりたい!」と。

意味わかってんのかな?
と思いつつ、
すかさず「よしやろう!」とわたし。

・・・後で聞いたら、どうやら本人は「ぬり絵」だと思っていたらしい。
重なり合う3つの色の変化を楽しむやつね(笑)
確かにそれもいいよね(*^

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子どもにキャリコンし続けた結果。

子どもにキャリコンし続けた結果。

わたしのキャリコンスキルは、家族に磨いてもらった部分が、かなり大きいです。

わたしには同居する4人の家族がいます。

天真爛漫小学生、思春期反抗期中学生、挫折を味わった高校生、家計不安に胃を痛め仕事にやりがいを感じられない夫、そしてわたし。

3年前にキャリコンの勉強を始めてから今まで。
キャリコンの学びを日々家族に落とし込んでみたところ、
すさまじい変化があったように思います。

家族一人ひと

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娘3と宿題の微妙な関係④。

前回③の終わりに、娘3の小2夏休みの宿題との闘いのお話を書こうと思ってから、はや半年・・・
気がつけば小3の夏休み目前!!

先日、娘3の参観日があり、保護者懇談会に出席したときのこと。10人ばかり集まった保護者の一言トークで、8割の保護者が口にしたのは、「宿題のお悩み」。

やはり多くの保護者が子どもと宿題の関係に課題を感じている模様。

やはり書かねば、と勇気づけされ、小2の夏休みの宿題バトル

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言わない「言霊」。

言わない「言霊」。

声に出した言葉は、魂が宿る「言霊」となる、と言われる。

「音」は空気を震わす振動。喉を震わせ、己の耳から入り、自分以外の誰か、何かに届く振動。届く先に何かしらの影響を与え、現象となって現れる、と言う。

「言霊」となる前はどうだろう。心で思ったこと、が先に在るはずだ。
では音とならない「言霊」は、「霊」=「魂」。
心で思ったことは、「魂」そのものではないだろうか。

先日、娘3が、こんなことを言

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「安全なはずの場所」って?

「安全なはずの場所」って?

凄惨な事件事故は度々繰り返され、テレビから流れてくる情報であれば目を覆い、耳をふさいでやり過ごせるものを、まさか自分が巻き込まれるなんて、と、驚きと恐怖と、やり場のない怒りとくやしさ、失ったものの大きさにつぶされそうになる人たちがいる。

最近耳について離れない。

「安全なはずの場所でこんなことが」。最近立て続けに起こっている。学校、公園、大人たちに守られながら歩く歩道。

そろそろ気づかなきゃ

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自分を愛する程度にしか他人を愛せない、を考えてみた。

先日の勉強会にて気になった言葉。

「自分を愛する程度にしか他人を愛せない」F・フロム-ライヒマンのこの言葉。自分を愛せない人は、他人を愛することができない、と。
そして、自分を愛せる人は同じ程度で人を愛せる、と。

こんな声が上がった。
「私の知ってる方で、自分大好きな人がいるんですが、自分のことばっかりで、他人を愛しているようにはとても見えないんですけど。この言葉で解釈すると、自分を愛する程度

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「タッカルビ」と「ダッカルビ」の理不尽の味。

「タッカルビ」と「ダッカルビ」の理不尽の味。

どっちが正しいの?

数週間前にあった、我が家での論争。
「ダッカルビ」と譲らない夫。
「タッカルビ」と譲らない娘3人。
わたしも「タッカルビ」を押したが、別にどちらでも。

実際、どちらでも正解らしいので、何の意味もない論争だったが。

そして昨日。

「タッカルビ」を精肉コーナーで見つけた!
味付けされた鶏肉にチーズソースが添えられていた。

家族で買い物中、それを見つけた夫が、
「ほら、タッ

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「学校行きたくない」を考える。

「学校行きたくない」を考える。

今春、娘たちは小3、中2、高2になった。

タイトルの言葉を発さずにいた子は一人もいない。
言葉の背景や想いは一人ひとり違うかもしれないが、時期を問わず、3人とも必ず「学校行きたくない」と言っている。

考えてみると、いや、考えるまでもなく、「学校に行きたくない」って思う日があって当然だろう。

「問題でもないことを問題視」すること、
そして「問題だと思われることを問題視する」ことが「問題」だ。

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娘3と宿題の微妙な関係③。

娘3と宿題の微妙な関係③。

宿題いや➡宿題やりたくない➡宿題やらず先生に怒られるのもいや➡でも宿題をする手は動かない➡宿題できてないまま朝を迎える➡このまま学校行ったら先生に怒られる➡学校いきたくない

もはや「卵が先か鶏が先か」状態のスパイラルにハマってしまった娘3。

それでも学校行ったら、なんだかそれなりに楽しんできて。
帰宅するころにはすっかりご機嫌。
お友達とは機嫌よく遊べるところは、有難い。
(因みに娘1はお友達

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「育児ノート」は悪魔か、天使か。

娘1を出産したとき、産院でもらった数々の育児グッズの中に入っていた「育児ノート」。毎日24時間の時間軸があり、授乳、排便、睡眠、食事、などを書き込めるようになっている。

こういうものを手に入れたら、「きちんと」書き込まずにはいられなかった(当時は)。

暇があればノートを眺め、娘1が何かすればノートに記す日々。24時間管理できるため、夜泣き、夜の授乳、など、夜の時間帯ももうろうとしながら書き込む

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娘3と宿題の微妙な関係②。

娘3と宿題の微妙な関係②。

幼稚園の時大好きだった漢字が、小2にして大嫌いになってしまった娘3。
前回のおはなしは➡こちら。

そして宿題の漢字ノート1ページに手がつけられなかった翌朝のこと。それはそれは学校へ向かう足取り重く。まぁ、それでも「行ってきます」と家を出たので、見送ったわけですが。

娘3が登校して半時間ほど過ぎた頃。こんな時間には珍しく、スマホに着信が。なんか嫌な予感はしてたけどさぁ・・・

電話は小学校の先生

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皆んなに教えてあげたらいーのに。

皆んなに教えてあげたらいーのに。

大好きなドリカムの歌声を毎朝聞ける幸せ。
朝ドラ「まんぷく」の視聴は、我が家の日課になっている。

朝ドラを見て話す、娘3との会話が大好きだ。

まんぺいさんはとうとうまんぷくラーメンの開発に成功し、世に「即席麺」の革命を起こした。

しかし粗雑な製法による粗悪品が続出し、「即席麺」のイメージがダウンしていく。商店に並ぶ類似品を集め、内容を確認する場面。酷いものは、中が半ナマだったり。

そこで娘

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娘3と宿題の微妙な関係①。

日々全力な娘3との対話、コミュニケーションで、
どれだけ私のキャリコンスキルが磨かれたことか。
何とも正直、素直で天真爛漫な彼女は、現在小学校2年生。

小学校に入ってから、「宿題」という「やらねばならないもの」のハードルに直面。毎日押し問答しながら奴との微妙な関係を続ける娘3をレポートしたいと思います。

というわけで、テーマは「宿題」。
これからシリーズで提供させていただきます。

まず、「宿

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