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この年でライターを名乗るとは夢にも思わなかった

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タイトルの題名通りです。 アラフィーのおばちゃんがひょんなことからライターを始めたいきさつをずらずらと書き連ねただけの回顧録ですが、もしよろしければどうぞお読みくださいませ。
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#私の仕事

今年もお金の専門知識を増やすために学び続けたい

今年もお金の専門知識を増やすために学び続けたい

ふと思い立って2020年秋に国家資格のFP3級、2022年秋にはFP2級(国家資格)を独学で取得した

※そこまでの経緯については『マネーの達人』に寄稿したこちらの記事をご覧ください。

元銀行員の金融ライターとしてある程度の金融知識は持っているが、老いとともに機能が衰えつつある脳に広範囲の金融知識を詰め込むのは想像以上に大変だった。

それでも独学で一発合格したのは、

「主婦感覚では決して安い

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【2021年9月版】私のお仕事を紹介します

【2021年9月版】私のお仕事を紹介します

こんにちは。大岩楓です。

僭越ながら現在のポートフォリオを紹介致します。

お仕事プロフィールまずは、簡単なお仕事プロフィールを記述致します。

●現在のお仕事:フリーライター
●前職:銀行員
●ライター歴:6年
●執筆ジャンル
・一般向け金融コラム(マネーの達人)
企画・構成・執筆&写真撮影(状況に応じて)をすべて自分で行っています。

・女性向け金融コラム(fuelle)
構成案の作成~記事

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こだわりを捨てる

こだわりを捨てる

年を取るにつれて、あまり物事にこだわらないようになった。

言い換えれば、どうでもよくなってきたのだ。

生きることは思うようにならないことの連続だ。あがけばあがくほど、どんどん負のスパイラルに陥り、物事が悪化するだけだ。

むしろ、思いのままにならない人生をまるごと受け入れる方が、棚ぼた式で欲しかったものが手に入ることができたりするのだから面白い。

そんなわけで、最近は、これまでの人生では絶対

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時間管理能力に著しく欠ける私が心がけていること (続・私のお仕事を紹介します)

時間管理能力に著しく欠ける私が心がけていること (続・私のお仕事を紹介します)

表題のとおり、私は壊滅的に時間管理能力に欠けている人間だ。今日はそのことについてちょっと触れたいと思う。

時間の見積もりが下手な私私は昔から時間の見積もりができず、いつも遅刻ギリギリで駆け込むような人生を歩んでいる。「時間に余裕を持って」とか、「〇分前行動」なんて行いは、私にとって大変な努力を要する難行なのだ。

また、最近は加齢により予定を忘れることも増えたので、過密なスケジュールだと管理が難

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プロを名乗るようになってから書くことの怖さを思い知った

プロを名乗るようになってから書くことの怖さを思い知った

昔から文章を書くのが習慣になっていて、呼吸するように何かを書いてきた。だからこの年にしてライターの仕事にたどり着いたのだろう。

しかし、文章でお金をもらうプロライターを名乗るようになってから、文章を書くのが非常に怖くなった。自分が書く文章が読者に与える影響を思うと、筆……いや、キーボードを叩く指が日に日に重くなっていくことを実感している。最初にそれを感じたのは、掲載から1年以上経った今もよく読ま

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依存的な人は自営業に向いていない…と思う

依存的な人は自営業に向いていない…と思う

前から言っているように、私は仕事を辞めてから約20年ぶり、50歳でWebライターの仕事を始めた。

これまではあまりそのことについて周囲に話してこなかったが、最近ようやく周囲にもカミングアウトするようになった。すると、特にパート主婦の人が「そんないい仕事があるの?ぜひ紹介してよ!」と、私にその仕事への足掛かりをつけてほしいようなことを言うのだ。

どうやら、前職からかなりブランクが長い私がやってい

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私にとって文章を書くことは「排泄」に近い(と最近気づいた)

私にとって文章を書くことは「排泄」に近い(と最近気づいた)

先日「なつぞら」で主人公の幼なじみの青年がこんなことを言っていた。

「畑仕事は食うことで、絵を描くことは排泄かな」

それを聞いた時、「ああ、私が文章を書くのも『排泄』だわ」と、深く納得した。

今、フリーライターという肩書でもらっているお金の大半は、現在または将来「食う」ために使ったり貯めたりしている。

しかし、お金をもらおうがもらうまいが、私は文章を書くという行為がやめられない。意識し

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【備忘録】今さらながら、SEOについての考察を行ってみた。

冒頭からライターにあるまじき発言をします。

ライターになってから今日まで、ほとんどSEOを意識して記事を書いたことがありません。

そんな私が、今さらながらSEOについて考えてみました。

いまだにSEOについてよくわかっていない節がある最近、ライターになって丸4年が過ぎましたが、いまだにSEOについて理解しているとは言えません。

もちろん、クライアントに「このキーワードは必ず入れてくださいね

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紙だのWebだのこたつだのと言っている場合じゃない

紙だのWebだのこたつだのと言っている場合じゃない

Webライターやこたつライターといった名称は、よく差別的な意味で使われる。

もっとはっきり言えば、Webライターはクラウドソーシング出身の駄文を書くライター、こたつライターはネットのあやふやな情報だけで有害な記事を書くライターといったニュアンスで語られることも少なくない。

しかし、紙だろうが、Webだろうが、こたつだろうが、商業媒体で記事を発信していれば「ライター」だ。少なくとも読者はそのよう

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前職を辞めてからライターになるまでの長い長い道のり

前職を辞めてからライターになるまでの長い長い道のり

この仕事を始めた最初の理由は、「お金」だ。

子どもの大学進学にお金がかかる中、少しでもお金を稼げればと思ったのだ。

もちろんお勤めの仕事にもトライしたが、あまりにもブランクが大きすぎて需要はゼロ。最後の手段として始めたライター業がたまたま自分に合っていたようだ。

おかげさまで、今はそこそこ稼げるようになり、当初の目的だった「お金の問題」は解決した。

しかし、お金だけをモチベーションにライタ

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ライター業で辛いことも割り切れる

ライター業で辛いことも割り切れる

私の人生は、現在80歳を超えた母が「若い頃のあんたは本当に苦労したよね」と言う程度にはいろいろあった。

特に、父の故郷でもある現在の地に実家が移ってからは、本当にろくなことがなかったような気がする。それがようやく落ち着いて穏やかな生活になったのは40代後半だ。

長年学校でも会社でも義実家でもボコボコにされ続けたせいか、ちょっとやそっと叩かれただけでは動じないいやなおばちゃんになった(笑)

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50歳からライターになる人が知っておきたい残酷な真実

50歳からライターになる人が知っておきたい残酷な真実

あけましておめでとうございます。
あっという間に1月5日になってしまいました。
今年もよろしくお願い致します。

はじめに今年初めのnoteはこれからライターを始めたい年配者向けの内容です。

年明け早々年配者に喧嘩を売るようなエントリーですが、そこはご容赦くださいませ。



50代という年齢でライターを始めてしまった私は、体力やポテンシャルでは若い同業者に到底かなわないことを痛感しています。

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ライターの仕事に関して今思うことをつらつらと

ライターの仕事に関して今思うことをつらつらと

私はプロのライターを名乗っているが、その文章は全く洗練されていない。もっと読みやすくスッキリ洗練された文章で記事を書く人など掃いて捨てるほどいる。下手すると私のライターレベルはセミプロレベルだ。

また、これといった資格はもちろん、高い学歴も頭の良さもない。長年専業主婦だったので当然なんのキャリアもない。同じテーマの記事を書いても、キャリアが豊富な人や深い専門知識を持つハイレベルな資格がある人には

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私にとって勉強は「必要悪」

私にとって勉強は「必要悪」

昔から「勉強は必要悪」だと思っている。たぶんその考え方は、長く会社で冷遇されながらもある程度の地位に昇り詰めた父親の実利主義の影響が強い。

「学問は生きていく上で必要だが、机の上の勉強だけでは食べていけない」

それが父親の持論だ。聞けば当時としては珍しかった大卒の父親自身が、社会で苦労する中で痛感してきたことから得た教訓らしい。

もちろん、それが必ずしも正しいとは言えないが、九州大学のポスド

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