マガジンのカバー画像

イタリア紀行

125
運営しているクリエイター

記事一覧

弟がボローニャへ!

弟がボローニャへ!

弟が転職のタイミングで、ボローニャに遊びに来てくれました。

まずは、1903年から続くボローニャで最も歴史あるレストランへお連れ。

「人生って最高だ」と何度も言ってて、「まじ来てよかった」とボローニャの豊かさを全身で感じてくれたよう。

お会計は弟がご馳走してくれた!「姉貴は書生だから」と(笑)

そして、街歩き、マジョーレ広場でバク転(よっ、元ラクロス学生日本一!)、とかました後は、アレッサ

もっとみる
オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年4月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年4月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年4月のレポートです!

今月のレシピは「ボローニャ風ブロードパスタ」。

レストランでは食べられないコテコテのボローニャの家庭料理。
丁寧に作るブロードの旨味がたっぷり、ほっこりするおばあちゃんの一品です。

今月は、目が回るほど忙しかったですが、日本から沢山のお客様が来てくれました。

中でも目玉は、現地でのガストロノミーツアー!

「マンマの台所

もっとみる
「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.28(2024年4月)

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.28(2024年4月)

皆様、チャオです!

鬼のように忙しく飛び回った4月でした。

2024年一番忙しい月(そうでないと困る!)だったと思います。

弟が来てくれたり、日本最大のオリーブ園様の出張アテンドで5日間トスカーナ中を回ったり、フードテック界の視察同行で南イタリアのカンパーニャ州に行ったり、、Etc、

それでも、今月1番の目玉は、私のガストロノミー・ツアー2024春ですね。

日本から「マンマの台所」のメン

もっとみる
アリカンテにて。人生には美しいモーメントがある。

アリカンテにて。人生には美しいモーメントがある。

イースター休暇、スペインのアリカンテにて。

人生には美しいモーメントがある。

ただ海の前でワインを飲むこと、ただ手を繋いで歩くこと、そういう小さな小さなモーメントの美しさに気付き、優しさを積み重ね、意地を張らずに愛を受け入れることを知ったのは、20代も終わりに近づく今のこと。

パエリアといえばバレンシア地方!

本当に美味しいパエリアを食べまくり、現地のお母さんにレシピを伝授してもらってきま

もっとみる
【4月27日】1日ガストロミートリップ@パルマ

【4月27日】1日ガストロミートリップ@パルマ

イタリア料理家として、たまにガストロミーツアーを組んでいます。

専門としては、ボローニャ大学の博士課程でイタリア料理の歴史文化人類学を研究しています。

さて、4月27日に皆様を美食の町、エミリア・ロマーニャ州のパルマにご案内します。

旅程2024年4月27日(土)
「パルマの生ハム工房&生ハム食べ比べ&名物の馬肉料理」

※途中参加、途中抜け全然OKです。

9時 ボローニャ発
10時 パル

もっとみる
オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年3月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年3月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年3月のレポートです!

今月のレシピは「スペイン特集☆ネギのカルソッツ」。

先日訪れたスペインで、この時期だけの名物料理「カルソッツ」のレシピを教えてもらいました。旬の長ネギを大胆に焼き、とろとろになった甘いネギを特製ソースで頂きます!

今月はボローニャの家庭を9家庭訪ねて料理を聞いたり、週末は毎週ボローニャを離れ、旅先で新しい料理に出会ったり、

もっとみる
リミニへ(2)

リミニへ(2)

アレッサンドロの実家のリミニへ。2週連続2回目。

ビデオにもまとめておきました。

家の下の桜が満開でした。

先週末のハイライトが、アレパパのオープンカーが開く瞬間だとしたら、
今週末のハイライトは、アレマンマのピッツァ窯が開く瞬間!

現代のイタリアの家庭には一家に一台あると言われる、家庭用ピッツァ窯。

マンマが前の日から気合を入れて生地を仕込んでくれて、400℃で直接焼き上げられるピッツ

もっとみる
リミニへ(1)

リミニへ(1)

日曜日。アレッサンドロ実家のリミニへ。

この日一番のハイライトは、アレのパパのオープンカー拝借して、海の町リミニをドライブしたこと。

もう、真っ赤なオープンカーが開くあの瞬間と言ったら!

きゃーー!!って叫びたくなる(というか、叫んだ!)

生きてると良いことありますね〜!

ランチはマンマのお料理を。

ヤギのチーズのラビオリに、蜂蜜のソースとピスタチオをかけたプリモ。
サルシッチャに豚肉

もっとみる
就活に迷える子羊は、グローバルに存在する。就活生に今の私から言えることは何だろう。

就活に迷える子羊は、グローバルに存在する。就活生に今の私から言えることは何だろう。

始まりは、ボローニャ大学の私のクラスメイトが発した議論。いわゆる「人生どうしよう」の就活に悩める子羊たちは、イタリアの学生にも共通で、グローバルな課題なのだと思ったことを徒然と。

この3月、私のクラスメイトの大半が卒業した。

少し変わった(ずいぶん自由な)ボローニャ大学のシステムを少し説明すると、2021年9月入学の私の代の修士号のコースは最短で2023年7月、次が11月、そして2024年3月

もっとみる
カナリア島でバレンタインウィークのバカンス。

カナリア島でバレンタインウィークのバカンス。

時差投稿失礼します。。><

カナリア島でバレンタインウィーク、1週間のバカンス。波高し、幸せ最高潮!

インスタのリールにまとめたものはこちら。

https://www.instagram.com/p/C3sEUq-MDhb/

綺麗な海、楽しくて可愛いパートナー、毎日美味しい料理。

うーん、美味しかったもの3つ挙げるとすれば、
1アレッサンドロの海老のリングイネ
2私のタコのリングイネ

もっとみる
広場で飲む1杯は格別で、世界は美しい時間で溢れている

広場で飲む1杯は格別で、世界は美しい時間で溢れている

2024年3月、シエナ、世界一美しい広場と言われるカンポ広場にて。

訪れたばかりの夜が広場を淡く包む。13世紀からのレンガ造りの宮殿が夜空に浮かび上がり、前の通りでは人々が笑顔で挨拶を交わし、各々が帰途についていく。今晩は何を食べるのだろう。

私たちは一等席とも言える、宮殿を目の前に見える小テーブルに席を見つけ、ゆっくりと杯を傾け、目を細める。私は、トスカーナの誇るボルゲリのワインを、少し優雅

もっとみる
オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年2月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年2月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年2月のレポートです!

今月のレシピは「暗殺者のスパゲティ」。

プーリア州発祥、日本でも話題になったこの料理を、マンマ直伝のレシピでお伝えします。

今月はディープな家庭料理や、カナリア島に行った時のスペイン料理、研究で訪れた「イタリア料理の父」のアルトゥージの家を訪れた様子をお届けしたり。

メンバーも49人。
一緒にディープなイタリア料理を旅し

もっとみる
「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.26(2024年2月)

「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.26(2024年2月)

皆様、チャオです!

今月は勉強や仕事でめまぐるしく動き回ったり、1週間のんびりバカンスに行ったり、まためまぐるしく動き回っていたら、もう月末です。

ボローニャ大学の博士課程はようやく本格始動してきて、スペインでまた新たな料理を学んだり。

それでは、2024年2月のレポートをお送りします!

イタリア家庭料理の原点@アルトゥージの家ご縁を頂き、「イタリア料理の父」アルトゥージの家を訪問。

もっとみる
オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年1月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年1月

オンラインコミュニティ「マンマの台所」2024年1月のレポートです!

今月のレシピは「ムール貝のパン粉焼き」。

今やイタリア全土で食べられる家庭料理、貝の旨味を吸ったカリッカリのパン粉と貝の相性が抜群です。

今月はディープな家庭料理や、スペインに行った時の料理、バスルームのリフォームの様子をお届けしたり。

メンバーも49人。
一緒にディープなイタリア料理を旅して下さる皆さまは、私の宝物です

もっとみる