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これは面白い、と思った他の方のnote記事をスクラップします。
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#教育

日本とカナダから考える、インクルーシブ教育とは?イベントレポート

日本とカナダから考える、インクルーシブ教育とは?イベントレポート

昨年9月に、障害児を分離した特別支援教育を中止し、普通学級就学を認めるように国連が求めたことから、インクルーシブ教育に対する議論が国内で増えています。

「理想的にはインクルーシブにできたらいいけど…現実にできるのかな?」「障害のある子がいじめられてしまわない?」というような声も、見聞きします。

今回のトークイベントでは、インクルーシブ教育の先進国であるカナダ・バンクーバーの学校で実際に働かれて

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入社2年目の研修講師のリアル。デザイン思考・AI研修を担当しています。

入社2年目の研修講師のリアル。デザイン思考・AI研修を担当しています。

富士通ラーニングメディア
講師 丹宗 (タンソウ)

【プロフィール】
福岡県の某六芒星学校から大学進学を機に上京し、学生時代は塾講師を基軸に、さまざまなバイトをやってきました(パン工場の夜勤、ラジオ番組のAD 等)。好き嫌いせず何でもやってみるタイプです。冒頭の写真のように、Suicaのペンギンに顔が似ていると言われます(笑)。

小学生だった頃の放課後の風景が、就職活動の原点就活ではかなり苦

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cakesホームレス記事炎上を考える(「構造」を考えることの大切さ)

cakesホームレス記事炎上を考える(「構造」を考えることの大切さ)

ホームレスを好奇の目で見る無邪気さ=残酷さホームレスの方々を「取材」したcakesというウェブメディアの記事が炎上しました。このCOMEMOがプラットフォームとして利用しているnote、その運営会社note株式会社がウェブマガジンとして展開している媒体で起った出来事でした。日本経済新聞社とnote株式会社(当時はピースオブケイクという社名でした)は2018年に資本業務提携をしています。

記事への

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【プレス】金子総合研究所を設立します―"こころの多様性"を活かせる社会に向けての情報発信を

【プレス】金子総合研究所を設立します―"こころの多様性"を活かせる社会に向けての情報発信を

もっとビジョナリーな会社になるために

 わたしたち金子書房は、1946年の創業以来、心理、教育、精神医学などの分野での書籍を通じた情報発信や、実践ツールとしての心理検査の開発と販売をしてきました。

 創業時は、戦後間もないころで、多くの人が傷ついていた時代であったといいます。このころから多くの方々に支えられ、事業を通じて人の"こころ"に携わることができたことに大変感謝いたします。

 わたした

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<ノーミーツ(No meets)時代の育成>新人メンター115名への緊急ヒアリングから見えてきた現場の工夫

<ノーミーツ(No meets)時代の育成>新人メンター115名への緊急ヒアリングから見えてきた現場の工夫

三井物産人材開発の大川と申します。今回は前回の「新入社員128名で行ったフルオンライン研修で見えてきた最も大切なこと」に続き、ノーミーツ(No meets)時代の育成について新人メンターへのヒアリングから見えてきた現場の工夫について伝えたいと思います。

新入社員が4月に入社して早4ヵ月が過ぎました。
新人が上司や同僚、顧客とうまくやっているか、現場で困っていないか、心配している人事の方も多いと思

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オンライン授業でのチャット活用についての学生たちの感想

Zoomでのオンライン授業でチャットを活用した授業の学生たちの感想を共有します。大学1〜4年生の120人の授業です。
 
【オンライン授業でのチャット活用についての学生たちの感想】

ミュートになっている間も、授業の進⾏を妨げることなく、コメント欄で⾃由に考えを発信できるのがすごく新鮮だった。⼀⼈のコメントから議論が始まることもあるし、オンキャンパスの授業なら⾃分の中だけで消えていくような考えも発

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オンライン学習をひとりで進めるのが難しい3つの理由:なぜ他者からの支援が必要か?

オンライン学習をひとりで進めるのが難しい3つの理由:なぜ他者からの支援が必要か?

コロナの影響で、さまざまなコンテンツがオンライン化されるようになりました。

いわゆる学習コンテンツだけでなく、ジムの代わりに家でトレーニングできるような動画まで、本当にさまざまなジャンルの動画があがっており、ある意味非常にリッチな学習環境ともいえます。

しかし、これらを生かして「1人で学んでいけるか」というと、必ずしもそうとはいえないでしょう。

今日はオンラインの学習素材を活かすために必要な

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ZOOMに慣れようVol.1  /  リアルで何気なくやっていることが実は凄いことだった件

ZOOMに慣れようVol.1  /  リアルで何気なくやっていることが実は凄いことだった件

このマガジンではzoomやslackを活用して中高生がオンライン上でグループワークを実施できるようになることを目指したトレーニングプログラムのスライドを解説を公開していきます。

今回は前回の全体についての説明に続いて、「zoomに慣れよう vol1」のスライドの公開と解説をしていきます。

マガジンの内容
0. 全体についての説明
1. zoomに慣れよう Vol.1 チャット機能でクイズゲーム

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アフターコロナの教育とLX(Learning Experience)

アフターコロナの教育とLX(Learning Experience)

コロナウイルスの影響で弊社含め、教育業界にも様々な変化が強いられています。そんな折、このコロナ時代の学校の変化をふまえて「アフターコロナの教育」についてツイートしたところ、大きな反応を頂いたので記事化することにしました。

要約結構長くなってしまったので、3行でまとめると
・リアルの学校でなくても学べるというタブーが明白に。
・大事なのはオンラインかリアルではなくLXの良し悪し。
・アフターコロナ

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なぜオンライン授業の方が「ていねいな授業デザイン」と感じるのか?

なぜオンライン授業の方が「ていねいな授業デザイン」と感じるのか?

最近、オンライン授業をいろいろと作っているのですが、感覚的に「対面の時よりもていねいな作りになっているかも」という感触があります。今日はそんな感覚を考察してみたいと思います。

■対面授業の「8割程度」の内容しか扱えないまず前提として、オンラインの授業では対面授業の「8割」くらいの内容しか取り扱えないという感覚があります。対面授業だったら80分くらいの内容でも、オンラインだと100分はかかってしま

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動画授業による学生達のパケ死を防ぐ

動画授業による学生達のパケ死を防ぐ

前の記事で,オンライン授業をするにあたって学生の自宅にwifi環境が必ずしも整ってないということに言及しました。

wifi環境のない学生は自分のスマホの通信量を消費する必要があります。もちろん大学に出てくれば解決もできますが,オンライン授業のうまみという点ではやや落ちるように思います。本格的に学期が始まる前にこの話題についてもう少しだけ書いておこうと思います。

動画・音声の通信量
少し気になっ

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受験生が新型肺炎で入試を受けられなかったら…大学は救済してくれる?

受験生が新型肺炎で入試を受けられなかったら…大学は救済してくれる?

連日、新型肺炎のニュースで持ちきりですが、気になった話があったので、こちらにメモをまとめておきます。

●一気に緊張感が高まったバレンタインデー

日を追うごとに感染者が増え、2月14日にはNTTデータが同社に勤務している人の感染を発表。千葉県から東京都港区にあるオフィスに通勤されていたとのことで、一気に首都圏で働く人たちの間で緊張が高まっています。

すでにGMOは1月末から在宅ワーク体制に。ヤ

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youtubeが切り拓く格差なき「教育」

youtubeが切り拓く格差なき「教育」

昨日、以下のnoteの記事がバズっていたのですが、読んであーもうこういうのがどんどん出てきているなーということで、youtubeが切り拓く格差なき教育という話をしたいと思います。

以下は、youtubeで理系大学生向けの数学チャネルを主宰されている方の動画をみて小学校4年生の子が数学検定1級に合格したという話です。ぜひエントリーは読まれることをおすすめします。

これまで学校とかにいっていても満

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小学4年生の男の子が自分の発達障害について創った資料を公開します

小学4年生の男の子が自分の発達障害について創った資料を公開します

こんにちは。

『「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる』をビジョンに、発達障がい児や不登校のお子さん向けにメンターマッチングサービスと教室運営をしているBranchの中里です。

今回は、Branch room(代官山にある教室)に通ってきている男の子が創った資料を公開します。
※本人の許可を得ています。

自分が発達障がいであると知っており(開示されている)、それをより自分で理解し

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