澤田瞳子

読書感想文「戦国の教科書」天野 純希 (著), 今村 翔吾 (著), 木下 昌輝 (著), 澤田 瞳子 (著), その他

最新の歴史学の研究成果を踏まえ,歴史小説をアップデートさせようとする意欲的な試みである。6人の今,注目されるべき小説家が,下克上・軍師,合戦の作法,海賊,戦国大名と家臣,宗教・文化,武将の死に様のテーマに挑み,小説の面白さが解説・ブックガイドに直結する楽しみを与えてくれる良本だ。
 時代小説は,これまで江戸時代の軍記物や講談,浪曲などの影響が強く,歴史学上の新発見や新たな定説は置き去りにされること

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澤田瞳子さん『龍華記』読了

いやあ、すごいものを読んだな…

 昨日の夜から読み始めて一息に半分、そして今朝はその残りを、あっという間に駆け抜けてしまった。

 書かれているのは、平家による南都焼き討ちと、そこからの興福寺の復興、関わった人々の懺悔と苦悩、そして救いを求めて生きる姿だ。

 その中に、メインの主人公である悪僧範長と、その従弟で別当として高い身分にいる信円とが配置され、対比される。

 範長は、摂関家という貴種

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仏像を見に行く人にオススメしたい本4冊

仏像、と一口に言っても、様々だ。
 悟りの境地に達した如来、しなやかに体をくねらせ、アクセサリーをふんだんにつけた菩薩、武器を手にした恐ろしげな明王。
 時代によって、また国によって顔が違うのも面白い。(父が出張先のミャンマーで撮った仏像は、アウンサン=スーチーさんにどことなく似ていた)

 そんな仏像を見て回りたい人に、僭越ながら是非読んで欲しいと思う本がいくつかある。

・真船きょうこ『仏像に

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仏像にはまった話~運慶の金剛力士像と、澤田瞳子『満ちる月の如し』と

好きな仏像は、と問われれば、私は運慶の作った像を挙げるだろう。

 たとえば、東大寺南大門の金剛力士像。

 奈良への旅行で、間近で見た際、私は地面を踏みしめる足に向けて何度もシャッターを切った。

 そこがちょうど目の高さにあったからだけではない。

 重量感、力強さ、存在感…像の持つ様々なエッセンスが凝縮されているパーツと感じたからだ。

 こんなに力強い像を作れる人が、日本にいたのか。

 

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‪若冲読了‬
‪#若冲 #澤田瞳子 #文春文庫
‪#ぽん活 ‬

‪歴史小説は好きだな。‬
‪小説とはいえ、その題材の人物や時代背景を感じることができる。‬
‪カフェで読んでて泣きそうになったのをぐっとこらえて最後まで読みきった。時間かかったけどやっと読めた。‬

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