Yuki Moriyama

株式会社アトラエで組織のエンゲージメントを高めるwevox(https://wevox…

Yuki Moriyama

株式会社アトラエで組織のエンゲージメントを高めるwevox(https://wevox.io )の事業責任者をやってます🦁 アトラエでの経験だけでなく、数百社以上の組織作りを支援させていただき、日々学んでいます。データ解析|CS|エンゲージメント|エンジニア|組織改善

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  • OKR 記事まとめ

    • 7本

    OKRに関する良記事をまとめています。

記事一覧

組織まで含めて"プロダクト"であり続けたい

こんにちは、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、もりやまん(@moriyaman0)です。株式会社アトラエにて、組織力向上プラットフォーム Wevox(ウィボックス)の事業責任…

Yuki Moriyama
3か月前
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行動コストの低い人が、事業開発を上手く進められるという話

こんにちは、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、もりやまん(@moriyaman0)です。株式会社アトラエにて、組織力向上プラットフォーム Wevoxの事業責任者をしておりま…

Yuki Moriyama
4か月前
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Wevoxがコンパウンドプロダクトに挑戦する理由

久しぶりのnoteを更新します。早いものでWevoxを立ち上げ、エンゲージメントの向上を伴走するようになり、7年が経ちました。皆様のご支援もあり、3040を超える企業や組織に…

Yuki Moriyama
5か月前
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エンゲージメントを高める為に、なぜ組織カルチャーが必要なのか

Wevoxが正式にリリースして5年が経ちました。今までに2350社以上の企業に導入いただき、ワーク・エンゲイジメントを軸足に、「どうすれば組織の中でエンゲージメントを高め…

Yuki Moriyama
2年前
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組織の"腹落ち"を科学する

久しぶりにnote更新です。今回は腹落ちについて。 以前に比べると、随分対話の価値や組織状態を見えるようにした後どのように取り組んでいくべきか、浸透してきたように感…

Yuki Moriyama
2年前
169

Wevoxがアカデミーを作る理由

随分久しぶりにnoteを書いてます。最近面接や人前でお話させていただく場で、「Engagement Run!」をやっている理由を話すと、そんな背景があったのか〜と言っていただくこ…

Yuki Moriyama
2年前
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テレワーク時代におけるチームの "義務"設計

最近色々なところで「義務」の考え方について話すことが多いので、改めてまとめてみました。 義務の設計次第で、チームは強くもなるし弱くもなるというお話です。 多くの…

Yuki Moriyama
3年前
36

チーム版UX。Team Experience(TX)という概念

少し前から欧米でEmployee Experienceという概念が生まれ、最近は日本でもよく聞くようになりました。 基本的にはマーケティングで使われていたものが、どんどん人事や組…

Yuki Moriyama
5年前
102

音楽プロデューサー亀田誠治さんに学んだ夢の捉え方

GW2日目。平成の締めくくりにふさわしい、平成のヒットメーカー亀田誠治さんの母校 武蔵高校での講演を聞きに行った。 講演は13時30分からだったが、10時過ぎにはチケッ…

Yuki Moriyama
5年前
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ビジネスマンの成長は「考え方」が9割

先日ローランドさんの俺か、俺以外か。 ローランドという生き方を読んだ。 同じときにフランス代表のサッカー選手、グリーズマンのドキュメンタリーを見た。 どちらもジャ…

Yuki Moriyama
5年前
38

意見の裏にある感情に気付けていますか?

プロジェクトやビジネスを通して、日々仲間とコミュニケーションを取ると思いますが、非常にスムーズに、かつ良いアイデアが生まれる議論と、互いにぶつかり折り合わずに終…

Yuki Moriyama
5年前
19

エンゲージメントってあくまでも社員の状態でしかない

組織や従業員にとってのエンゲージメントという言葉を、色々な場面で聞くようになったが、あまり研究的な部分や出てきた背景が知られておらず、用語も、カタカナで分かりづ…

Yuki Moriyama
5年前
33

プロダクトはユーザーを幸せにすることが最も大事である(オレオレフレームワーク付き)

久しぶりのnoteです。本日は組織ではなく、プロダクトについて。 先日この記事がtwitterで流れてきて、事実はともかく記事に出てくる小谷さん面白いな〜と思い読んでおり…

Yuki Moriyama
5年前
23

ダシとソシキの素敵な共通点。

最近ハマっているのが、『水炊き』を作ること。 寒いと鍋食べたいな〜ってことがよくあるのですが、市販のスープでは物足りない。 ということで、最近ダシから取ることに…

Yuki Moriyama
5年前
18

優れたリーダーはチームにペースを生み出せる人である。

今日はAmazonのPrime Videoでみた2つのドキュメンタリーから、感じたことを書きます。 このALL OR NOTHINGシリーズとてもオススメなので、ぜひ見てみてください。 簡単…

Yuki Moriyama
5年前
96

人が感動するためには、何が必要なのだろうか

最近ずっと考えていることがありまず。それは『感情と伝達』です。 もともと考え出したきっかけは、どういうビジョンの在り方がメンバーを熱狂する上で重要なのか。 色々…

Yuki Moriyama
5年前
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組織まで含めて"プロダクト"であり続けたい

組織まで含めて"プロダクト"であり続けたい

こんにちは、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、もりやまん(@moriyaman0)です。株式会社アトラエにて、組織力向上プラットフォーム Wevox(ウィボックス)の事業責任者をしております。

最近外部の方とお話させていただく際に、「アトラエさんって自分たちでもエンゲージメントの高い組織を創ることに挑戦し続けていることが、魅力的なポイントの1つですね」という言葉をいただくことが増えてきており

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行動コストの低い人が、事業開発を上手く進められるという話

行動コストの低い人が、事業開発を上手く進められるという話

こんにちは、世界中のヒトや組織の可能性を拡げたい、もりやまん(@moriyaman0)です。株式会社アトラエにて、組織力向上プラットフォーム Wevoxの事業責任者をしております。

最近はもっぱらPdMの強化・育成に僕も含めて取り組んでおり、ユーザーリサーチやプロダクト企画など、言語化しながら社内のメンバーと取り組んでいます。その中で、改めてPdMや事業開発において「行動コストを下げること」意識

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Wevoxがコンパウンドプロダクトに挑戦する理由

Wevoxがコンパウンドプロダクトに挑戦する理由

久しぶりのnoteを更新します。早いものでWevoxを立ち上げ、エンゲージメントの向上を伴走するようになり、7年が経ちました。皆様のご支援もあり、3040を超える企業や組織に活用いただけるサービスに成長してきました。

関わってくれるWevoxメンバーの皆様も増えてきており、本当に面白いメンバーで事業運営できているなと毎日楽しさを噛み締めています。

元々はエンゲージメントサーベイのみを提供するプ

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エンゲージメントを高める為に、なぜ組織カルチャーが必要なのか

エンゲージメントを高める為に、なぜ組織カルチャーが必要なのか

Wevoxが正式にリリースして5年が経ちました。今までに2350社以上の企業に導入いただき、ワーク・エンゲイジメントを軸足に、「どうすれば組織の中でエンゲージメントを高められるのか」に向き合い続けました。

結論から言うと、エンゲージメントを高める為には、現場の改善活動や対話だけでは限界があり、経営にボールを戻す為に新しく組織カルチャーのサービスをリリースしました。

Wevoxのユーザーのみなら

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組織の"腹落ち"を科学する

組織の"腹落ち"を科学する

久しぶりにnote更新です。今回は腹落ちについて。

以前に比べると、随分対話の価値や組織状態を見えるようにした後どのように取り組んでいくべきか、浸透してきたように感じます。中原先生著のサーベイフィードバックでも見える化した後のガチ対話やアクションが重要だと述べられています。

対話に関しても、U理論や傾聴、問いかけなど、日々様々な良著が出版されており、少しずつ取り組まれている方々の総和は増えてい

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Wevoxがアカデミーを作る理由

Wevoxがアカデミーを作る理由

随分久しぶりにnoteを書いてます。最近面接や人前でお話させていただく場で、「Engagement Run!」をやっている理由を話すと、そんな背景があったのか〜と言っていただくことが多く、せっかくなのでプレスリリースも先日出たし、改めて自分の言葉でまとめておきます。

【Wevox】 エンゲージメント向上アカデミー「Engagement Run! (エンゲージメント ラン)」総合満足度 87%を突

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テレワーク時代におけるチームの "義務"設計

テレワーク時代におけるチームの "義務"設計

最近色々なところで「義務」の考え方について話すことが多いので、改めてまとめてみました。

義務の設計次第で、チームは強くもなるし弱くもなるというお話です。

多くの会社がコロナ前には、オフィスに出社して仕事をしていたと思います。僕が働くアトラエでもほとんどのメンバーがオフィスに出社して仕事に取り組んでいました。
※もちろんリモートで働くこともOKです

オフィスに出社するという義務が発生していた際

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チーム版UX。Team Experience(TX)という概念

チーム版UX。Team Experience(TX)という概念

少し前から欧米でEmployee Experienceという概念が生まれ、最近は日本でもよく聞くようになりました。

基本的にはマーケティングで使われていたものが、どんどん人事や組織視点で語られるようになり、NPSがENPSに、UXがEXに進化しています。
どんどん顧客に最適化されるように、従業員に最適なオンボーディングプロセスや研修が当てられるようになり、Customer Successのように

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音楽プロデューサー亀田誠治さんに学んだ夢の捉え方

音楽プロデューサー亀田誠治さんに学んだ夢の捉え方

GW2日目。平成の締めくくりにふさわしい、平成のヒットメーカー亀田誠治さんの母校 武蔵高校での講演を聞きに行った。

講演は13時30分からだったが、10時過ぎにはチケットが完売。

亀田さんといえば、東京事変やミスチル櫻井さんのbank bandなどベースを担当するだけでなく、数々のヒット曲を世に出してきた。

その凄さは、平井堅の瞳を閉じてから、椎名林檎の丸の内サディステックまで、曲の幅がとに

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ビジネスマンの成長は「考え方」が9割

ビジネスマンの成長は「考え方」が9割

先日ローランドさんの俺か、俺以外か。 ローランドという生き方を読んだ。
同じときにフランス代表のサッカー選手、グリーズマンのドキュメンタリーを見た。

どちらもジャンルもスケールも違うが、その界隈では一流。
最近のネットフリックスやAmazonPrimeVideoのすごいところは、こういった一流の人たちのドキュメンタリーが豊富にあり、考え方や思想に触れることができる。

どれを見ても、能力も熱意も

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意見の裏にある感情に気付けていますか?

意見の裏にある感情に気付けていますか?

プロジェクトやビジネスを通して、日々仲間とコミュニケーションを取ると思いますが、非常にスムーズに、かつ良いアイデアが生まれる議論と、互いにぶつかり折り合わずに終わる議論が存在します。

議論に参加するメンバーも重要ですが、トピックが変われば、いつもうまくいくメンバーでもぶつかるケースがよくあります。

誰もぶつかりたいとも思っていないのに・・・、高い理想に対して前進したいのに・・・、前に進まない議

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エンゲージメントってあくまでも社員の状態でしかない

エンゲージメントってあくまでも社員の状態でしかない

組織や従業員にとってのエンゲージメントという言葉を、色々な場面で聞くようになったが、あまり研究的な部分や出てきた背景が知られておらず、用語も、カタカナで分かりづらい為、かなり幅を持った解釈やビジネス面では都合のいいように使われている場面が多いと感じています。

違いや背景は先週だした記事を見ていただきたいです。

結果少し胡散臭い言葉(マジックワード)になりつつあり、色々な方とお話していると、

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プロダクトはユーザーを幸せにすることが最も大事である(オレオレフレームワーク付き)

プロダクトはユーザーを幸せにすることが最も大事である(オレオレフレームワーク付き)

久しぶりのnoteです。本日は組織ではなく、プロダクトについて。

先日この記事がtwitterで流れてきて、事実はともかく記事に出てくる小谷さん面白いな〜と思い読んでおりました。

SaaSを作っている関係もあり、プロダクトを作る上で心理ロイヤリティを如何に得られるかというのが非常に重要です。心理ロイヤリティの反対は行動ロイヤリティ。

(近くにあるコンビニに行くのは行動ロイヤリティがある状態。

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ダシとソシキの素敵な共通点。

ダシとソシキの素敵な共通点。

最近ハマっているのが、『水炊き』を作ること。
寒いと鍋食べたいな〜ってことがよくあるのですが、市販のスープでは物足りない。

ということで、最近ダシから取ることにハマっているのですが、ダシとソシキはよく似ている。

良いダシじゃないと鍋はうまくない。そりゃそうだ。と皆賛同してくれると思います。鍋はダシが重要だと。
実はソシキも同じです。

うまい鍋を食べたければ、良いダシが必須です。同じように、良

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優れたリーダーはチームにペースを生み出せる人である。

優れたリーダーはチームにペースを生み出せる人である。

今日はAmazonのPrime Videoでみた2つのドキュメンタリーから、感じたことを書きます。

このALL OR NOTHINGシリーズとてもオススメなので、ぜひ見てみてください。

簡単に紹介すると、1つめは、ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティの1年を追いかけたドキュメンタリー。ペップ監督は、過去にバルセロナやバイエルなど、サッカーをあまり知らない人でも知っている有名チ

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人が感動するためには、何が必要なのだろうか

人が感動するためには、何が必要なのだろうか

最近ずっと考えていることがありまず。それは『感情と伝達』です。
もともと考え出したきっかけは、どういうビジョンの在り方がメンバーを熱狂する上で重要なのか。

色々な組織をwevoxを通してみていると、明らかに合言葉がある組織とない組織が存在します。そしてない組織の方が、メンバーの意欲も低く組織としても弱い。

ただ言葉自体はどこの組織にもありふれていて、それがメンバーの感情に紐付いていないだけ。合

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