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いんちょのつぶやき

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東洋医学のことや、東洋医学「的」な考え方、物事のとらえ方風味のおもいつきを掲載中。
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2020年5月の記事一覧

【東洋医学で「風水」を整える】

【東洋医学で「風水」を整える】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

はじめて博心堂鍼灸院に施術を受けに来られる方、ほぼほぼご紹介の方です。

そして、僕のことをご紹介くださる方は、みなさん、ぼくが「易占」や「九星気学」という占いのたしなみがあることも、同時にご紹介くださるみたい。

だから、初診時、そんな占いの話が飛び出すこともしばしば。

東洋医学も占いも、根っこには「易理」という「すべてのものの道理」で一致していることをお話し

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【鍼灸院にピットイン】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

緊急事態宣言がひとまず解除されてから、お久しぶりの患者さんたちのご縁が急に増えてきていています。

久しぶりにおカラダを拝見すれば、なるほど、こうした体の不調でお越しになられていたのだよねぇ、とばかりに施術を始める前の状態まで、体の不調和が戻っている。

外出自粛などで日常生活も今までとは違った様子だったのでしょうが、体のバランスを崩しやすいところや弱いところ、脆

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【元気になれる場所】

【元気になれる場所】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

「ここに来ると元気になる」といってくださる患者さんたちがいらっしゃる。

そっちょくに、そんなことを言っていただけるのって、ありがたいなぁと思っています。

ひとによっては
「ここ、座敷童かなんか、いるんじゃない?
来るといつも気持ちも楽になるから」
なんて不思議なことを、言って帰られる方もいらっしゃる。

ユニークな感性だなぁとも思うし、そんな雰囲気のある場所な

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【SNSにたよらない】

【SNSにたよらない】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

「先生のところは、SNSで集客とかしているの?」と、最近におなじみになられた患者さんから尋ねられました。

ぼくは以前、テナントを借りて看板を出して鍼灸院をやっていました。

でも、そんな看板を見てこられる患者さんの求めに応じる鍼灸施術をすることがありませんでした。

鍼灸といっても、間口がとても広いので、患者さんそれぞれの方が求める鍼灸院の形って、違うのですよね

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【浮足立つカラダ】

【浮足立つカラダ】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

5月はしとしと雨降りやドンヨリ曇り空のお天気が多かった。

ながらくそんな憂鬱な天気を過ごしていましたが、急に天気が良くなり気温が上がり始めると、夏モードの体に変身できていないと、体調不安が起こることも。

特にこれから蒸し暑い日が梅雨入りまで続くようだと、カラダは浮足立ちやすい。

お天気が良いと気持ちはのぼせやすくフワフワする。

でも、今までドンヨリ曇り空で

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【フラットなメンタリティを保つ】

【フラットなメンタリティを保つ】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

気持ちの浮き沈み。

浮いているときは、けっこう心地が良いかもしれない。

沈んでいるときは、落ち込みを実感しやすいかもしれない。

フワフワ浮いているときは、気持ちが浮ついているから意外と失敗やうっかりミスをしやすかったりして。

ドーンッて沈んでいるときは、気持ちが安定しているから意外と深い思考する機会になりやすかったりして。

フワフワもドーンッも、浮き沈み

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【在宅ワークの疲れの根源】

【在宅ワークの疲れの根源】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

コロナ禍で、リモートワーク、在宅ワークが当たり前になるんじゃないか、というこれからの変化の兆しのある日本社会。

でも、みんながみんな、そうなるわけじゃないだろうなぁ、なんてことを思っています。

通勤や通学などの移動の負担がない。
混雑した公共交通機関にぎゅうぎゅう詰めにされて、出勤・登校するだけで疲れちゃうっていうひとは、在宅ワークがかなっている。

って、ど

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【変わる生活で増える負担】

【変わる生活で増える負担】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

最近ぼくの、新しいチャレンジに気が付いてくださる方とのご縁が増えて、うれしいです。

体の不調を訴えて、鍼施術を受けに来ていただいている患者さんたちですが、そんな僕の身の周りのちょっとしたことを話題にして、話しかけてくださる。

・フェイスブック「10日間アートチャレンジ」
・noteの更新
などなど。

馴染みの患者さんに限って言えば、おカラダを拝見すれば、なる

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【店舗を持つ価値】

【店舗を持つ価値】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

ぼくは、こじんまりと、ひっそりと、鍼灸院を構えています。
人づてに、ご紹介などでつながるご縁だけを頼りに、ながらくそんな店舗を構えている。

鍼灸施術は、直接人の体に触れて術を施す、という性質上、「場所」が必要。

店舗を構えていなくても、出張してクライアントさんの体のケアをしに行くという方法もある。

出張専門の鍼灸師さんもいらっしゃる。

だから、「店舗」をわ

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【「おしゃべりしたい欲求」は、ある】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

5月のゴールデンウィーク明けくらいから「本格的」になりそうな予感の在った「5月病」。

報道では「外出自粛要請延長」以後も、できるだけ人と接する機会を作らないように、「stay home」で過ごすように言われているようです。

それでも、僕の近所や僕の耳に入る「ちまた」のご近所さんたちは、ぼちぼち「比較的自由」に外出し始めているみたい。

そんな「気晴らし」ができ

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【けっこう長引く「メンタルストレス」】

【けっこう長引く「メンタルストレス」】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

コロナ禍。

ひんぱんに書き込む言葉。

「外出自粛要請延長」以降、今では感染症そのものよりも、「経済」の方に「強い不安」を感じる人が多いみたい。

「お金のストレス」は、「心身の力」をとても消耗します。

「ココロ」にも「体力」というものがあり、あまり「ストレス」や「緊張」を強いられると、「ココロの体力」がガクンッと消耗して、さまざまな「精神症状」や「身体症状」

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【「けだるさ」は「立ち方」で解消】

【「けだるさ」は「立ち方」で解消】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

梅雨入り前の雨降りの多い時期。
沖縄では既に「梅雨入り」を迎え、関東はその一か月後が「梅雨入り」目安ですから、6月中旬には東京も「梅雨入り」かな、なんてカレンダーを眺めながら、ふと思いつきます。

朝から冷たい雨が降ったりすると、真夏のスコールのような土砂降りや、台風シーズンの暴風雨とは違った、ドンヨリ体が重たくなる独特な「けだるさ」を、梅雨入り前の今時分、強く感

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【今後の鍼灸院の在り方】

【今後の鍼灸院の在り方】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

「外出自粛要請延長」。

5月のゴールデンウィーク、外出、外泊、旅行、渡航できないで、「自宅で過ごす」ひとたちが、よっぽど多かったのか、ぼくの「ご近所」は、とてもにぎやかでした。

今までと違うところで、ひとは密集しているのだなぁと、傍目で感じています。

まぁ、そうはいっても、人と会うことがはばかられる世の中。

さいわい、「鍼灸院は休業要請をうけていない」業種

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【「東洋医学思考」の「原理」】

【「東洋医学思考」の「原理」】

博心堂鍼灸院の、いんちょです。

ぼくは「鍼灸師」になる前、「カイロプラクティック」を学び、お仕事にも一時期携わっていました。

「手で体を治しちゃうって、カイロプラクティックってすごい」と、思って一番最初に、そんな「あこがれ」を抱いて、カイロプラクティックの「門」をたたいたわけです。

勉強して、実地もして、お仕事を通して経験も積み、経験の裏付けや疑問点をあらためて検証して学び続け。

けっきょ

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