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○○年前の自分へのアドバイス

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店舗設計を仕事にして10年超え。就職、独立、結婚、育児。人生中盤スタート地点、キャリアも中堅を迎えた今だからこそ伝えたい、昔の自分へのアドバイス。
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2019年12月の記事一覧

2020年1月1日 開業します!

2020年1月1日 開業します!

先日、こちらのnoteで触れた個人事業主としての開業のことについてつらつらと。

なんで開業するのか僕もまさかこの年齢で開業するとは思っていませんでした笑
それでも生きている中で流れみたいなものがあり、今回はその流れに乗って開業という形になりました。

sanmiで業務委託という料理人としては新しい働き方を提案していただいた時、すっごくワクワクしました。
料理人としてしっかりと修行しながら、個人と

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部屋はくらしのパッケージ #はじめて借りたあの部屋

部屋はくらしのパッケージ #はじめて借りたあの部屋

部屋はくらしのパッケージだから、部屋だけじゃ幸せにはなれない。そんな当たり前のことに気づかないくらい、19歳の自分はアホだった。

東京都の中心地を皇居と東京駅だとするならば、僕の実家はかなり中心にあると言っていい場所にある。

文京区小石川、地名で言ってもわからないだろうけど、東京ドームが徒歩10分...と言えば、その都心っぷりはイメージしてもらえるだろうか?

都心といっても戦後は焼け野原から

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デザイナーの独立一年目の裏話

デザイナーの独立一年目の裏話

デザイナー(私)が、会社設立から概ね1年経ちました。
この記事は、将来的に起業・独立を考えている人や、何もわからないけど興味のある人向けに書いてみました。
トピックは下記の様な感じです。
・そもそもなぜ会社せつりつしたか?
・やりたいことはやれているか?
・ビジネスはどうか?
・起業後大変だったことは何か?
・これから考えている人は何をしておくと良いか?

そもそもの会社設立理由私は、独立から1.

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2020年五輪の崖(不況)の後、デザイナーはどう生き抜くのか?

2020年五輪の崖(不況)の後、デザイナーはどう生き抜くのか?

『五輪の崖』と言われる五輪後の経済的不況がいよいよ翌年に迫りました。
実のところ暗い話ではなく、何も考えない・準備しないことへの転換期!的な記事です。
難しい内容もあると思いますが、明るい2020以降のために、特にデザイナーの人には読んでもらいたいなと思って書いてみました。
デザイナー的にはどうすると良いのか?私はどう考えているのか?など

いきなりタイトルを折る様ですが、私の考えをまとめます。

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ストレイシープのつぶやき #教養のエチュード賞

ストレイシープのつぶやき #教養のエチュード賞

ここ数年、美意識という概念が気になっている。これほど個人差があり曖昧で、実態がつかめないのにハッキリとした価値を生み出せる存在はそうそうないだろう。

美しいということは、その存在だけで価値となる。

一種の状態でもあり、一種の形態でもあり、時に相対的で、時に絶対的で、それら全てが漠然とした個人的なもので時代でうつろいつつ、1000年たっても普遍的でもある。

多くの矛盾をはらみながらも人を魅了し

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なぜ調剤薬局の青年がフェラーリを買えるのか? そのツケを支払うのは我われ患者である。

(このnoteは『日本国・不安の研究』の第3章の一部抜粋です)

調剤薬局とは? 僕は都心の西麻布の仕事場と郊外の住宅を行き来している。郊外の家は東名高速と並行 して走る交通量の多い幹線の国道二四六号の近くにあるため、散歩がてらクルマの販売店、それもイタリアの超高級外車フェラーリの店舗に立ち寄り、そこの店主と四方山話をすることがある。

 とくにフェラーリの店舗で聞く話は景気動向を知るうえで参考に

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キャリアチェンジがしたいなら、20代のうちにやっておけ

キャリアチェンジがしたいなら、20代のうちにやっておけ

当たり前の話だけど、キャリアアップ転職とキャリアチェンジ転職は違います。

新卒で制作会社に就職して、CM制作のアシスタントディレクターとして3年間の経験を積んだ人が、25~26歳で映像ディレクター職として転職をする場合はキャリアが(直接的に)つながっているし、アシスタントディレクターからディレクター職になるので、典型的なキャリアアップ転職。

でも、この人が、同じディレクターでも、「俺やっぱりW

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その仕事は黒いか、バラ色か

その仕事は黒いか、バラ色か

かねてから、

会社を辞めた人ってなんてうれしそうな顔してるんだろうと思っていました。
辞めた手前、意地になってるんじゃないの〜、とも。意地悪ですみません。
でも、そのくらい、私は会社や自分の仕事が好きだった。

ですが、退職してしばらく経った今、

なんだ、私も結局そうなってるという意外な発見をしています。

誤解のないように申し上げると、
17年以上務めた出版社のことを私は本当に大切に思ってき

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医師法違反。

医師法違反。

『ロバート・ツルッパゲとの対話』は、毎日Facebookに書いていたくだらない文章を読んでくれた編集者から、「本にしませんか」と言われたのが出発点だ。

俺は内容がないような文章を、自分で口述筆記をしているくらいの速度で書くことができる。できるという言い方は不遜で、無駄話を書き留めている程度のことでしかない。だから書くこと自体を苦にしたことは一度もなく、むしろこれ以上一日に投稿したら迷惑なんじゃな

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フリーランスになる前に知っておきたいこと

フリーランスになる前に知っておきたいこと

2014年にブログに書いていた「社員がフリーランスになる前に教えておきたいこと」の、アップデート。

1: 収入の一定パーセントを貯蓄しよう収入の10%〜20%を、お給料日に自動振り込みで貯蓄する。お金持ちになる唯一の方程式は「収入>消費」。この状態が強制的に維持されるように、仕組みを作る。これが人生を安定させるために一番重要なことです。

2: 生活資金を半年分ためよう無収入状態でも3〜6ヶ月生

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すぐやる、つづける、またはじめる

すぐやる、つづける、またはじめる

もう2019年も終わりかけていますが、今年はどんな年でしたか?

僕はというと...ほんと色々あった1年ですが、ギリギリなんとか上向きでこれたような気がしなくもない、やや歯切れ悪くも85点くらいを自分にあげたい年でした。

まぁ今年の振り返りはまた後日やるとして、今日は先日のnote designer meetupで登壇して話したアレコレを、参加者の皆様の実況ツイートを混ぜつつ振り返っておきます。

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【柳下さん死なないで】「豊かさ」とは、「ある」に焦点を当てること



よく「豊かさ」について考える。豊かさとは何だろう、ということ。

初めて自分なりの答えを得たのは、高校生のときのことだ。
私にはその頃、憧れている友達がいた。その子は優しくて明るくておもしろい女の子で、人を惹きつける魅力を持った人気者だった。
その子は甘いものが好きで、いつもおいしそうにお菓子を食べていた。わたしはその姿を見るのが好きだったのだけど、疑問も感じていた。あんなに食べているのに、ど

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一次情報でありさえすれば価値がある。

一次情報でありさえすれば価値がある。

よく、芸能人などにSNSで絡んでくる人を観察していると、ある共通点が見えてくる。

「独自の情報を持っていない」

どういう意味かというと、「すべてが又聞きの二次情報」だということ。情報というのは誰かに伝わった瞬間から恣意的にエディットされていく。そこに意図が足されていくのだ。

たとえばある人が、「私は吉野家の牛丼はあまり食べませんね」と言ったとする。それはたまたま、「牛丼は食べますか」と聞かれ

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プチ炎上しても落ちこまないためのイメージトレーニング

プチ炎上しても落ちこまないためのイメージトレーニング

1995年から24年も個人サイトをやり、その間15年くらいは毎日更新してきた。ツイッターもフェイスブックも初期からやってきたし、万単位のフォロワーも持っている。

そのわりには比較的「強烈な批判」や「誹謗中傷」、そしていわゆる「炎上」も少ない方だと思う。

まぁネットのキャリアが長い分、自然とリスク回避が上手になった、という経験値もあるとは思う。あんまり過激なことをネットに発信しなくなったしね。

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