あれもこれもと欲張らず よけいなことは言わないで 猛スピードで突っ走る この世のいちばんうしろのほうを てくてく歩いて ついていく
鳥のように自由に大空を飛びたい なんてことは思わない 僕は僕のままでいい 僕のままがいちばん自由 いろいろ不便なことはある でもそれは不自由とはちがう 楽しいとい…
悲しい時も 苦しい時も なぜか日向を 歩いてる どうやったって 暗くならない 陽当たりのいい 僕の毎日
私は知ることで窮屈になった 何も知らない生まれたときはずっと自由だった 無知な私は世界とひとつであり そのことに疑いのかけらもなかった めずらしい話ではない たぶ…
情に流されないように ふんばってみたが 流れは激しくて強く 半日ともたなかった 理屈をこねたところで 流れには逆らえないのだ こうなったらしかたない どこまでも流さ…
松のことは松に習え 竹のことは竹に習え そうおしえてくれたのは芭蕉 以来私は人に聞いたり 本を読んだりするまえに 直に松や竹からおそわる 言葉はひとまず置いといて …
青空がある 私の上に あなたの上に みんなの上に 差別なく 平等に どうして 争う必要があろう こんなにきれいな ひとつ空の下で 私のアタマはお花畑か? たぶんそうなの…
野良猫が昼寝している 粗大ごみのソファの上で 誰もとがめない 野良猫は自由 ぼくも昼寝しよう どっちが自由か競争だ ぼくにはお金はないけれど 時間は山のようにある …
昔の本を開いてみれば 千年たっても古びない 知恵の言葉がそこにある それは困ったときにはもちろん べつに困ってないときも いろんな意味で役に立つ 何が起こるかわから…
世話焼きおばさんが 今日も世話を焼く 困っている人 苦しんでる人 泣いている人 そういう人をほってはおけない なんだかんだとおばさんは 世話焼きつづけて半世紀 助けた…
あなたの心は見えませんが なんとなくわかります それでけっこう なんとなくでいいのです すべてがそうなのです だってこの世に確実な ものなど何もないのだから なんと…
うすっぺらな私が 春風にのって ひらひらと舞っている 四月の長閑な午後三時 世界とは何か 私とは何か そんなむずかしいこと ぜ~んぶ 後回し
詩をつくるのは昼寝に似ている 眠くなったらちょっと横になるみたいに つくりたいと思ったらさっと紙に書きつける ほんの束の間夢をみて そのあとのスッキリした気分なんて…
はじめに 心をもらった 空のように 大きな心 歓びも悲しみも 怒りや憎しみさえ 流れて消える 白い雲 何があっても だいじょうぶなよう はじめに 大きな心をもらった
今からもう ずっと昔 とらわれずに人を愛し とらわれずに人と別れ とらわれずに感謝し とらわれずに謝り ほめられても ばかにされても とらわれず 最後はその とらわ…
じいちゃん いっつも言うてたな 「仏法は 人生の諸問題を解決するんやない 人生そのものを 解決するんや」って この頃 少ぉし わかってきた ※法話で聞いたことを詩に…
ろくじろう
2024年5月27日 08:03
あれもこれもと欲張らずよけいなことは言わないで猛スピードで突っ走るこの世のいちばんうしろのほうをてくてく歩いてついていく
2024年5月21日 07:52
鳥のように自由に大空を飛びたいなんてことは思わない僕は僕のままでいい僕のままがいちばん自由いろいろ不便なことはあるでもそれは不自由とはちがう楽しいというわけでもない悲しいこともいっぱいあるだけど自由なのだどうしようもなく心の持ちようをいってるんじゃないなんなんだろうこの感じたのまれたわけでも望んだわけでもなく知らないうちに生きている僕は自由いい
2024年5月13日 08:00
悲しい時も苦しい時もなぜか日向を歩いてるどうやったって暗くならない陽当たりのいい僕の毎日
2024年5月7日 07:24
私は知ることで窮屈になった何も知らない生まれたときはずっと自由だった無知な私は世界とひとつでありそのことに疑いのかけらもなかっためずらしい話ではないたぶん誰もがそうだったのではだが残念なことに私は多くのことを知ってしまったあまつさえ自由を求めてもっと知ろうとしている知ったところでますます不自由になるだけなのにせめてこれからは知ることを控えようそれで困ることもな
2024年4月30日 07:15
情に流されないようにふんばってみたが流れは激しくて強く半日ともたなかった理屈をこねたところで流れには逆らえないのだこうなったらしかたないどこまでも流されようお人好しといわれても悠々と流されようそれもまた人間らしさ
2024年4月24日 07:15
松のことは松に習え竹のことは竹に習えそうおしえてくれたのは芭蕉以来私は人に聞いたり本を読んだりするまえに直に松や竹からおそわる言葉はひとまず置いといてその傍らにそっと佇む
2024年4月16日 07:34
青空がある私の上にあなたの上にみんなの上に差別なく平等にどうして争う必要があろうこんなにきれいなひとつ空の下で私のアタマはお花畑か?たぶんそうなのだろうだから反論はしないでもとにかく青空がある見上げて感じてああ 気持ちいい争う気になどとてもならない
2024年4月1日 08:00
野良猫が昼寝している粗大ごみのソファの上で誰もとがめない野良猫は自由ぼくも昼寝しようどっちが自由か競争だぼくにはお金はないけれど時間は山のようにあるぼろアパートの古畳の上ごろりと横になったらば曲がりくねった春の風南の窓からこんにちは
2024年2月27日 08:09
昔の本を開いてみれば千年たっても古びない知恵の言葉がそこにあるそれは困ったときにはもちろんべつに困ってないときもいろんな意味で役に立つ何が起こるかわからぬ人生知恵の言葉に耳を傾け今日一日を生き延びる
2024年2月1日 07:49
世話焼きおばさんが今日も世話を焼く困っている人苦しんでる人泣いている人そういう人をほってはおけないなんだかんだとおばさんは世話焼きつづけて半世紀助けた人は数知れず僕もたびたびお世話になったがその後味のよさといったらさっぱりしていてとても上品たまには僕もお世話をするがおばさんみたいにうまくは焼けない付かず離れず無理なく自然にそういう心の火加減がまったくもって絶
2024年1月11日 08:08
あなたの心は見えませんがなんとなくわかりますそれでけっこうなんとなくでいいのですすべてがそうなのですだってこの世に確実なものなど何もないのだからなんとなくあなたはいい人それでじゅうぶんおつりがきます会えてよかった
2023年12月27日 07:26
うすっぺらな私が春風にのってひらひらと舞っている四月の長閑な午後三時世界とは何か 私とは何かそんなむずかしいことぜ~んぶ後回し
2023年12月21日 08:19
詩をつくるのは昼寝に似ている眠くなったらちょっと横になるみたいにつくりたいと思ったらさっと紙に書きつけるほんの束の間夢をみてそのあとのスッキリした気分なんてまさに昼寝そのものそして昼寝はほどほどがいいように詩をつくるのもほどほどがいいつくりすぎると頭が痛くなる昔はこんな簡単に詩をつくっていいものかとためらうこともあったけど今はこれがいちばん自然からだにもいい気がする
2023年12月12日 07:57
はじめに心をもらった空のように大きな心歓びも悲しみも怒りや憎しみさえ流れて消える白い雲何があってもだいじょうぶなようはじめに大きな心をもらった
2023年12月6日 08:05
今からもうずっと昔とらわれずに人を愛しとらわれずに人と別れとらわれずに感謝しとらわれずに謝りほめられてもばかにされてもとらわれず最後はそのとらわれないことにもとらわれず心はいつもしんとして満たされている人がいた
2023年12月1日 08:37
じいちゃんいっつも言うてたな「仏法は人生の諸問題を解決するんやない人生そのものを解決するんや」ってこの頃少ぉし わかってきた※法話で聞いたことを詩にしました。