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ユーラシアを分けた海ーカスピ海
カスピ海
世界地理で習ったきり、その存在は知っているような知らないような、遠い異国の大きな湖だというぐらいにしか思っていませんでした。
でも実は、カスピ海はユーラシア大陸にあった「大きな内海」の名残で、その海が西のヨーロッパと東のアジアとを、決定的に切り分けた存在でした。
そのことを知ると世界の見え方がきっと一変する。
そんな予感がするのです。
言い換えると、地球で一番大きな大陸にある約1
印欧祖語の道 ー 母なるドナウ
この本を読んでいたら、移住の原因をめぐる話の中で、"ユリウス・カエサルが書き残している"という記述に出会いました。(p.167)
そこで、ユリウス・カエサルが書き残しているのは、もしかしたらこの本かもと思って、本棚から『ガリア戦記』取り出してきました。
『ガリア戦記』は何年も前から本棚に入れたままだったのですが、こうして手に取る日が来るのかと、かなり嬉しいです。
ヘルウェティイ族の名はすぐに
しまい波 ー『君たちはどう生きるか』
3日前に図書館で借りたこの本を翌日に返して、『君たちはどう生きるか』を映画館で観てきました。
2023年7月14日の公開から7ヶ月。今はもう、日比谷の映画館では一日一回の上映ですので、間に合うかどうか、すこしドキドキしながら出掛けました。
スクリーン6は小さな劇場で、3分の1ぐらいの席が埋まっていたのですが、たぶんこんな感じで、ゆるゆると毎日だれかが観にきているのでしょう。年齢層はなんとなく、
R176と俊徳丸 ー 梅田のStarbucksで
梅田のヨドバシの2階のスターバックス。
国道176に面してて、
芝田交差点の信号機の下に、
梅田の人の早足の気配を感じます。
店内は、
木漏れ日の中にいるような作りで、
時折り、鳥の声とかも
聞こえて来てます。
(スピーカーから😊)
R176は豊中池田を通って
実家のある川西宝塚へ続く道。
かつては
大坂から能勢や有馬へ行く人が
使った街道。
隣の席の女の人が、
さっきからずっと
福利
本阿弥光悦の手中にあった「平安美」
東京国立博物館で昨年開催されていた「特別展 やまと絵 受け継がれる王朝の美」で、本阿弥光悦が愛蔵していたという『古今和歌集巻第十二残巻(本阿弥切)』を見ました。
平安時代の唐渡りの料紙に和歌の仮名文字の筆使い。
他にも同様のフォーマットの作品が並ぶ中で、群を抜いて美しく、息を呑んで見入ってしまいました。(下の出品目録の31番)
そして作品のそばには「本阿弥切」と名がついていることの説明がありま