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燕三条こうばの窓口がオープン
社会人大学院の卒業研究でお世話になった、燕三条の地に、新たな施設が
3月20日に誕生しました。
↓施設のサイトはコチラ
場所は、新幹線でJR燕三条駅を降りてすぐの駅の構内。
今年の工場の祭典の実行委員長である齋藤和也さんが代表を務め、燕三条の若手経営者が集まって設立された株式会社ドッツ・アンド・ラインズが、三条市とJR東日本新潟支社と共に、国内メーカーと地場企業をつなぐ“ものづくりの総合窓口
【#10】C:燕三条の地域ブランド
さて、前回は燕三条の産業クラスターのBtoBビジネス・BtoCビジネスの分類と、両者に影響を及ぼす地域の取り組みを紹介いたしました。
今回は燕三条において育まれている地域としてのブランドについて、その成立ちと、ブランドをめぐる地域としての改革の経緯について掘り下げていきたいと思います。
↓前回記事はこちら
燕三条ブランドとは?燕三条ブランドの立ち上げ前は?
今では一般的にかなり定着した「燕三
【#8】A:地域エコシステム-産学官連携や地域住民・移住者・観光客との関係性
前回記事#7では、燕三条の同業者連携のあり方について掘り下げていきましたが、今回はその同業者連携を支える社会関係資本について言及したいと思います。
↓前回記事はコチラ
産学官連携に基づく情報交流・支援プラットフォーム燕三条には非常に多くの情報交流・支援プラットフォーム組織が存在します。どの組織も産学官の密接な連携に基づき運営が成り立っており、先に述べた同業者間連携を円滑に実施する上で人々や技術
【#7】A:地域エコシステム-燕三条の同業者間連携の変遷
新年あけましておめでとうございます。
2023年も皆様にとって良い年となることを、心から願っております。
本年もぜひ記事を楽しんでいただきますよう、よろしくお願いいたします。
さて少々間が空いてしまいましたが、前回記事#6では、
燕三条の地域の先天的要因から導き出された産業クラスターの成功要因の仮説
その仮説が現代においても成り立っているかどうかを検証する
独自のフレームワーク
を論じてき
【#6】燕三条の産業クラスターの成功要因の仮説と、検証フレームワークについて
前回までの記事では、燕三条の地域が持つ先天的要素(気候・地形・食・水運・洪水/治水・祭・統治史)が、燕三条の人々に気質にどのような影響を及ぼしたのか、その関係性を明らかにしてきました。
今回の記事では、その人々の気質が、今までの燕三条の産地型産業クラスターの成功要因とどのように結びついているのか、そして、それが現代そして未来においても持続的に適用できるのかを検証していきたいと思います。
燕三条
燕三条 工場の祭典2022 現地レポート(前編)
今回は2022年10月7-9日に開催された「燕三条 工場の祭典2022」について書きたいと思います。今回、私も初日、2日目と現地に行っていろんな工場(KOUBA)をまわることができたので、その様子を少しでもお届けできればと思います。
燕三条 工場の祭典とは?「燕三条 工場の祭典」は、金属加工の産地である三条市と燕市、その周辺地域のKOUBA(製品などを造る「工場」、農業などを営む「耕場」、工場・
【#4】燕三条地域における先天的要素の紐解き(気候・地形・食・歴史など)
さて、燕三条は世界有数の金属加工産業集積地で、産地型産業クラスターとして持続的発展を果たしている地域であることは、前回までの記事で述べてきました。
前回記事はコチラ↓↓
近代において世界的な金属加工産業クラスターとして注目されるようになった燕三条地域ですが、今回はこの燕三条という地域がどのような風土や気候に育まれ、どのような恩恵、災い、営み、歴史を経て現代に至るのか、その「先天的要素」を紐解いて