おにぎり

公立高校の教員(地理歴史科・公民科)です。 何かを変えたい、変えなきゃまずい、と思いな…

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公立高校の教員(地理歴史科・公民科)です。 何かを変えたい、変えなきゃまずい、と思いながら、日々過ごしています。 学校の働き方改革とか、新しい授業スタイルとか、けっこう興味あります。

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    読んだ本を簡単に要約している記事です。ざっと見返す時にたまに見ます。

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固定された記事

カルチャー・ショックは留学だけ?

Chat GPTによるサイトの要約あと10日もすれば、新年度が始まります。 私は幸にして異動もなく、現在の職場で引き続き楽しみながら働くことができます。 一方で、4月1日か…

おにぎり
2か月前
63

それでも、日本人は「戦争」を選ぶのか?

今年は、戦後79年。 私の祖母は、昭和10年生まれで89歳です。 戦争の話はほとんど聞いたことはありませんでしたが、 昨年、原爆による黒い雨を浴びた話を聞き、 改め…

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19時間前
3

何かあったら症候群がここにも!

ペーパーレスもなかなか進みません。 会議のレジュメもデジタル共有にして、 そこにいろんなリンクを埋め込めば、 20分かかる資料の印刷が無くなるのに。 三者懇談の日程…

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1日前
2

うらやましい

ペーパーワークが減れば、 それだけ生徒と向き合う時間が増える。 ぜひ、本県でも同様の動きが出てくることを、 強く期待します。 統計を取ることも必要かとは思いますが…

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2日前
5

30年後の世界はどうなっているんだろう?

STAP細胞問題・消費税8%・高倉健と菅原文太死亡・特定秘密保護法施行 これらは、いずれも2014年に起こったできごとです。10年前です。 その頃の記事がありました…

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3日前
6

15秒で変える、8台置く、3倍のアウトプット、2連敗しない

教師と教え子という関係性の二人の書籍。 『話すチカラ』(齋藤孝・安住紳一郎)。 さすがは言葉のスペシャリスト2人です。 読みやすい書籍でした。 教員である身として…

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4日前
6

誰に向けて、何を、何を目的に、どう伝えるか。

『読書を自分の武器にする技術』私の読書習慣に変革をもたらした1冊。 今年に入って、最も強く影響を受けました。 この本を読んで以来、ほぼ毎日1冊の読書を継続し、 5…

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5日前
9

自分のことだけを考えるのではなく、いつも周囲の人たちに、優しい心と目を向けられる人が、本当の意味で賢い人だ。

『その苦しみは続かない』という本に出会いました。 竹内昌彦さんという視覚障害の元教員が書かれた本です。 同じ教員として学べること、 同じ人として学べること、 1時間…

おにぎり
6日前
19

集中力がすべてを解決する

「アウトプット大全」など多くの著作を近年出している 樺沢紫苑さんの最近の著作を紹介します。 仕事の効率化を進めるヒントになる内容満載です。 多忙を極める教育現場に…

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7日前
4

「言葉」という教師の武器を磨いていく

教師の武器は?と聞かれたらどう答えますか? 私は、「言葉である」と答えます。 小暮太一さんの『「自分の言葉」で人を動かす』は、 教師として働く上で必要な武器を授け…

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8日前
7

「抽象」で検索したらこんな画像でした。

さて、具体と抽象といえば、細谷さん。 ちょっと古い本ですが、とても勉強になりました。 仕事の質(フェーズ)が徐々に変化することに伴い、 具体から抽象へと徐々に視点…

おにぎり
9日前
3

クラス運営にもパレートの法則が当てはまるか?

出口治明さんの『「教える」ということ』を読みました。 そこで得たことを学校に当てはめてみて、 考えたことを書いてみようと思います。 ”4つの○”とか”3つの◆”と…

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10日前
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とりあえず100日連続で投稿してみて考えたこと。

この記事は、noteを今から始める人や、 連続投稿をしてみようと思う人に向けた、 私の勝手な感想です。 興味がある人はお付き合いください。 別に、元々noteに興味が無か…

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11日前
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何が公平なのか。

古き良き時代と過去を懐かしむ訳ではなく、 現在の学校教育に不足しているもの、 社会に不足しているものを教えてくれる記事です。 素敵な先生じゃありませんか。 この「…

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12日前
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自分らしさを探したいあなたへ

自分らしさって何? 自分らしさをどのように出していけばいいの? そんなこと、小さい時に考えてこなかった。 時代は変わった。 ちょんまげを選択しても、戦前の文化を愛…

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13日前
5

ケーススタディ面白い。

もっと頭が良くなりたい。 頭の回転を早くしたい。 ミネルバ大学に行く学生のように。 そんな動機で手に取った本。 ケーススタディの面白さを味わえる一冊。 数字のマジッ…

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2週間前
5
カルチャー・ショックは留学だけ?

カルチャー・ショックは留学だけ?

Chat GPTによるサイトの要約あと10日もすれば、新年度が始まります。
私は幸にして異動もなく、現在の職場で引き続き楽しみながら働くことができます。
一方で、4月1日から新しい職場でスタートを切る人も多くいます。
当然、生徒は新しい環境で新たなスタートを切ります。
息子も、4月からは小学生。親として心配は尽きません。

北海道大学学生相談総合センターのサイトを引用しました。
ハネムーン期→カル

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それでも、日本人は「戦争」を選ぶのか?

それでも、日本人は「戦争」を選ぶのか?

今年は、戦後79年。
私の祖母は、昭和10年生まれで89歳です。
戦争の話はほとんど聞いたことはありませんでしたが、
昨年、原爆による黒い雨を浴びた話を聞き、
改めて戦争の恐ろしさ、今生きていることの有難さを感じました。

世界に目を転じると、戦争やテロが跋扈し、
各国首脳の暗殺未遂や事故死など不安定な情勢が続きます。
加えて、日本を取り巻く環境も、安定する見通しはありません。

そんな中、『それ

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何かあったら症候群がここにも!

何かあったら症候群がここにも!

ペーパーレスもなかなか進みません。
会議のレジュメもデジタル共有にして、
そこにいろんなリンクを埋め込めば、
20分かかる資料の印刷が無くなるのに。

三者懇談の日程調整、私はMicrosoft Bookingsを導入しました。

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/scheduling-and-booking-app

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うらやましい

うらやましい

ペーパーワークが減れば、
それだけ生徒と向き合う時間が増える。
ぜひ、本県でも同様の動きが出てくることを、
強く期待します。

統計を取ることも必要かとは思いますが、
正直、あまり現場に関係ないですよね。
現場のことを本当に考えてくれる教育行政とはどんなものか、考えてみたいです。

30年後の世界はどうなっているんだろう?

30年後の世界はどうなっているんだろう?

STAP細胞問題・消費税8%・高倉健と菅原文太死亡・特定秘密保護法施行

これらは、いずれも2014年に起こったできごとです。10年前です。
その頃の記事がありました。若き日の東大松尾先生のインタビューです。

この頃、東大受験に挑戦する、「東ロボくん」が毎年ニュースで出ていました。
誰が10年後に、このような社会になると想像できたでしょうか?

ポルノグラフィティの歌じゃないですが、
このままの

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15秒で変える、8台置く、3倍のアウトプット、2連敗しない

15秒で変える、8台置く、3倍のアウトプット、2連敗しない

教師と教え子という関係性の二人の書籍。
『話すチカラ』(齋藤孝・安住紳一郎)。
さすがは言葉のスペシャリスト2人です。
読みやすい書籍でした。

教員である身として、この「15秒」は、正直「短すぎる」という感想です。
でも、これが事実だとするならば、それに合わせて変えていく必要がある。いや、あるのか?
世の中の話すことを生業にしている皆さん、どう思いますか〜?

他人は、その人の表面的な部分だけし

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誰に向けて、何を、何を目的に、どう伝えるか。

誰に向けて、何を、何を目的に、どう伝えるか。

『読書を自分の武器にする技術』私の読書習慣に変革をもたらした1冊。
今年に入って、最も強く影響を受けました。
この本を読んで以来、ほぼ毎日1冊の読書を継続し、
5月は15日間で13冊を読むことができました。

「本当に3分の1読むだけで理解できるの?」って思いました。
安心してください。だいたい理解できますから。
だからと言って、一言一句を味わう読み方を否定するつもりはありません。
私も、「3分の

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自分のことだけを考えるのではなく、いつも周囲の人たちに、優しい心と目を向けられる人が、本当の意味で賢い人だ。

自分のことだけを考えるのではなく、いつも周囲の人たちに、優しい心と目を向けられる人が、本当の意味で賢い人だ。

『その苦しみは続かない』という本に出会いました。
竹内昌彦さんという視覚障害の元教員が書かれた本です。
同じ教員として学べること、
同じ人として学べること、
1時間で読み終えた読後感はとてもいいものでした。
少しばかり内容をお裾分けします。

「いじめは絶対に許さない」と題目を唱えるよりも、
教員が醸し出す雰囲気に生徒が誘われ、
教室全体が温かな感情があふれる空間になることの方が、
よっぽどか効果

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集中力がすべてを解決する

集中力がすべてを解決する

「アウトプット大全」など多くの著作を近年出している
樺沢紫苑さんの最近の著作を紹介します。
仕事の効率化を進めるヒントになる内容満載です。
多忙を極める教育現場に、少しでも活用できればと思っています。

生徒の話を聞きながら、別の仕事をしていないか?
保護者からの電話対応をしながら、別の仕事をしていないか?
会議に出席しながら、別の仕事をしていないか?
目の前に集中することこそ、実は効率的なのかも

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「言葉」という教師の武器を磨いていく

「言葉」という教師の武器を磨いていく

教師の武器は?と聞かれたらどう答えますか?
私は、「言葉である」と答えます。
小暮太一さんの『「自分の言葉」で人を動かす』は、
教師として働く上で必要な武器を授けてくれました。
今回は、4つの箇所を引用し、簡単に考察しました。

この文章の前に「人は論理で理解し、感情で動く」という言葉も紹介されています。
正しいことを言うだけでは人は動いてくれない。
事実として受け入れる必要があります。その上で、

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「抽象」で検索したらこんな画像でした。

「抽象」で検索したらこんな画像でした。

さて、具体と抽象といえば、細谷さん。
ちょっと古い本ですが、とても勉強になりました。
仕事の質(フェーズ)が徐々に変化することに伴い、
具体から抽象へと徐々に視点が変わっている人にもってこいだと思います。
#アナロジー思考 #細谷功 #具体と抽象 #NHIシンドローム

クラス運営にもパレートの法則が当てはまるか?

クラス運営にもパレートの法則が当てはまるか?

出口治明さんの『「教える」ということ』を読みました。
そこで得たことを学校に当てはめてみて、
考えたことを書いてみようと思います。

”4つの○”とか”3つの◆”といった、キャッチーなものって目を引くし印象に残る。
ウォルト・ディズニーの”4つのC”も有名ですよね。

学習集団を導いていく上で、このようにはっきりとしたビジョンを示すことは大切。
私も、”4つの〜”を作ってみようと思います。

コロ

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とりあえず100日連続で投稿してみて考えたこと。

とりあえず100日連続で投稿してみて考えたこと。

この記事は、noteを今から始める人や、
連続投稿をしてみようと思う人に向けた、
私の勝手な感想です。
興味がある人はお付き合いください。

別に、元々noteに興味が無かったんです。
そもそも、これまでSNSに自分の意見を投稿したことすら無かったんです。
Facebookも「いいね」要員として求められたからアカウント作っただけ。
mixiもみんながやっているからアカウント作っただけ。

そんな私

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何が公平なのか。

何が公平なのか。

古き良き時代と過去を懐かしむ訳ではなく、
現在の学校教育に不足しているもの、
社会に不足しているものを教えてくれる記事です。

素敵な先生じゃありませんか。
この「分かっていても、あえて見過ごす」ことが案外難しい。
なぜなら、他の人から避難を浴びることも覚悟する必要があるから。
腹を括って、目の前の生徒を受け止める覚悟が試されます。

筆者の唱える「公平さ(やさしさ)」は、
正直言って現在の学校現

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自分らしさを探したいあなたへ

自分らしさを探したいあなたへ

自分らしさって何?
自分らしさをどのように出していけばいいの?
そんなこと、小さい時に考えてこなかった。

時代は変わった。
ちょんまげを選択しても、戦前の文化を愛しても、
それが非難の対象にならない。
むしろ、肯定的に捉えられ記事となる。

このような記事を見て、ふと思う。
「では、どのような状態が”自分らしさ”を表せているのか」と。
受けてきた教育は、基本的に「みんなと同じ」。
だからどうして

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ケーススタディ面白い。

ケーススタディ面白い。

もっと頭が良くなりたい。
頭の回転を早くしたい。
ミネルバ大学に行く学生のように。
そんな動機で手に取った本。
ケーススタディの面白さを味わえる一冊。

数字のマジックに騙されないためにも、
比較対象が揃っているか、しっかりと考えてみよう。

相関関係と因果関係は異なる。
あくまでも、2つの事象が同時に起きる度合いを示しただけ。

ホンダを想起させるようなケースです。
それは置いといて、主張を、論

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