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栄養素

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基本的な栄養素について書いていきます。ダイエット方法についても書いていきます。
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食事誘発性熱産性

食事誘発性熱産性

ダイエット時には高タンパク・低糖質が好まれますのがその理由について書いていきます。

タンパク質は食事誘発性熱産性というのが非常に高い食べ物です。

食事誘発性熱産性というのは、食べ物を消化吸収する際にエネルギーに変換する際に体自体がエネルギーを使用することを言います。

三大栄養素の食事誘発性熱産性

・タンパク質 約30%

・糖質 約5%

・脂質 約4%

上記の数値からタンパク質から10

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タンパク質を加熱すると吸収はどうなるのか?

タンパク質を加熱すると吸収はどうなるのか?

今回はタンパク質が加熱吸収されるとどのようになるのかについて書いていきます。

タンパク質そのものは加熱してもアミノ酸の組織は変わりません。
タンパク質としての効果は変わりません。

消化吸収への影響加熱の度合いによって消化吸収のスピードが速くなることもありますが、遅くなることもあります。

例として卵を上げます。

少し加熱絵を加えて半熟の卵にすると、消化吸収のスピードは上がります。

加熱をし

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アミノ酸スコアについて

アミノ酸スコアについて

アミノ酸スコアとはタンパク質の質を評価するものです。

必須アミノ酸が一つでも不足しているとアミノ酸全体の働きが最も低いアミノ酸のレベルに制限されます。

このことを制限アミノ酸と言います。

制限アミノ酸体内で合成することのできない必須アミノ酸が一つでもかけていると体の成長や維持にマイナスに働くアミノ酸のことを言います。

肉類などはアミノ酸スコアが100で制限アミノ酸はなしです。

白米や小麦

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必須アミノ酸について

必須アミノ酸について

タンパク質はアミノ酸の集合体で、人間の体は20種類のアミノ酸から作られています。

必須アミノ酸は体内で合成できないアミノ酸です。

非必須アミノ酸と呼ばれる体内で合成できるアミノ酸との2種類が体内に存在します。

必須アミノ酸必須アミノ酸には9つの種類があります。

フロバイスヒトリジメという語呂合わせの覚え方があります。

これらのアミノ酸は体内で合成することができないため食事から摂取する必要

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タンパク質の摂取量

タンパク質の摂取量

タンパク質はとればとるほど良いのでしょうか?

疑問に思っている方はいらっしゃると思います。
今回はそのタンパク質摂取量について書いていきます。

タンパク質の1日の摂取量の上限タンパク質を摂れば摂るほど筋肉になるわけではありません。

トレーニングをしている方や運動を行っている方の上限は
体重1kg2.4gと言われてます。

体重1キロあたりに2.5g以上のタンパク質を摂取した実験によるとロイシ

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タンパク質について

タンパク質について

タンパク質とはギリシャ語でプロテインと言われています。

プロテインと聞くとマッチョになれる魔法の薬💊などのイメージがあると思いますが、ただのタンパク質です。

ギリシャ語でプロテインとは最も大切な物という意味を持ち体の構成成分で最も大事だと考えても良いと思います。

人の体は約60%の水分でできていますが、15〜20%はタンパク質でできています。

タンパク質の役割タンパク質によって筋肉や臓器

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トレーニーにオススメの脂肪酸

トレーニーにオススメの脂肪酸

トレーニーが積極的に摂取すべき脂肪酸

・EPA

・DHA

DHA・EPADHA・EPAは青魚に含まれる脂肪酸で、イワシ、さば、さんま、アジなどを摂取する事でDHA・EPAを摂取する事が可能です。

DHA・EPAの効果・血液をサラサラにし、血栓を出来にくくする

・LDLコレステロールの低下

・中性脂肪の上昇を抑える

・体脂肪の増加を抑制

・炎症に対して抗炎症物質を活性化

・筋肉の炎

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脂肪はどう分解されるか?

脂肪はどう分解されるか?

脂肪が分解するのはホルモン感受性リパーゼという酵素です。

この酵素により、中性脂肪は脂肪酸とグリセロールに分解されます。

酵素リパーゼを活性化させるためには?・アドレナリン

・ノルアドレナリン

などのカテコールアミン系のホルモンが分泌する事が必要となります。

カテコールアミンとは?ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンなどがあり、副腎髄質細胞、脳または末梢の神経細胞で再合成される。

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脂肪酸の働きについて 2

脂肪酸の働きについて 2

脂肪酸の働きについて少し細かく書いていきます。

前回の記事は⬇️からお願いします

必須脂肪酸体内で合成する事ができず、食物から摂取しなければならない脂肪酸のことを必須脂肪酸と言います。

・α-リノレン酸

・リノール酸

・アラキドン酸

アラキドン酸はリノール酸から合成する事が可能なのでα-リノレン酸とリノール酸のみと考えても良いでしょう。

α-リノレン酸を含む食品α-リノレン酸は体内に

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脂肪酸の働き

脂肪酸の働き

前回の続きです。

↓前回の記事からご覧ください↓

脂肪酸の働きとそれぞれの役割について書いていきます。

飽和脂肪酸飽和脂肪酸は常温では固形

・ラウリン酸

・パルミチン酸

・ステアリン酸

上記などが飽和脂肪酸と言われています。

飽和脂肪酸は過剰摂取すると、LDLコレステロール(悪玉)を上昇させる働きがあり、中性脂肪も上昇させます。

体にとっては不利益な働きをします。

不飽和脂肪酸

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脂肪について 第2弾

脂肪について 第2弾

今回は前回の続きで主な脂肪酸について書いていきます。

↓第一弾です読まれていない方はぜひ読んでください。

https://note.com/myuuuu3/n/nb9f1eecf227a

脂肪酸の種類

脂肪酸を構成する種類は2種類あります。

飽和脂肪酸飽和脂肪酸は水素+炭素結合しています。

特徴として常温では固形です。

不飽和脂肪酸不飽和脂肪酸は炭素同士が結合した脂肪酸です。

特徴

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脂肪の役割

脂肪の役割

脂肪というのは脂肪酸とグリセロール(アルコールの一種)から作られています。

脂肪の働きについて①ホルモンの材料

男性ホルモンや女性ホルモンなどの様々なホルモンの材料となります。

②体内で備蓄できる高エネルギー源

例えば体重50KGで体脂肪率が20%の女性は10KGの脂肪を体内に持っていることになります。
10KGの脂肪というのはそのまま脂肪としてあるのではなく、水分なども含んでいるため実際

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GI値について

GI値について

今回はGI値について書いていきたいと思います。

GI値とは、グリセミック インデックスと言います。通称 血糖上昇反応指数。

糖質を摂取した際に血液中の血糖値がどのくらいのスピードで上昇して下降していくのかというのをGI値と言います。

血糖値が上昇するとインスリンというホルモンが分泌されます。

〜主な働き〜①インスリンというのは血糖値をコントロールする為のホルモンです。

②筋肉中や肝臓の内

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糖質の種類

糖質の種類

今回は皆さんご存知の糖質に書いていきたいと思います!

糖質には単糖類、少糖類、多糖類の三つに分かれています。その中でもまた分かれていきます、、、。なかなかややこしですよね。

なるべくわかりやすく書いていきます。

単糖類(ブドウ糖 果糖 ガラクトース )分子がひとつひとつで単体になっているもの。

よく聞くGI値というのはブドウ糖が基準となっています。

少糖類(ショ糖 麦芽糖 乳糖)分子が2

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