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過去を変える現在(いま)
先日、人生の大先輩の足を施術しておりました。
地元の方とはちょっと雰囲気が違う。
誰もみていないからといって服装を緩める事はなく、シワのないカッターシャツにきちんとプレスされたスラックス。
この日は少し寒くなったので光沢のあるストライプが入ったスーツでした。
若い頃は、散々仕事に明け暮れ 海外へも行き来が多く、家族との関わりも濃いわけではなかったそうです。70歳半ばで奥さんとは別居し「まるで田
「水のかたち」宮本輝著になぐられる
今朝は思い切りどんよりしています。
昨日の朝は「寒さ」すら感じちゃうという今までとの気温の違い。
先日まで一つの物語に入り込んでまして、涙、涙で戻ってまいりました。
「水のかたち」 宮本輝著
主人公の志乃子という女性が骨董品を
譲り受けた事から始まる「動き出した歯車」のような日々。
そこに絡む戦時中の家族の物語。
圧倒されます。
こんな風に小説の中で現世に存在しない人々がそれぞれの人生を