マガジンのカバー画像

経営のノウハウ

19
運営しているクリエイター

記事一覧

X (Twitter)は何を目指しているのか

X (Twitter)は何を目指しているのか

昨日10月6日にX (Twitter)が「いいね、リポスト、返信を非表示に」という報道がありました。
今日はそれについての是非を考えてみたいと思います。

Twitterが始まってはや15年、2008年ころから日本国内でも利用者が増え始めて、当時はまだスマホも一般的ではない時代。
ヒウィッヒヒーという流行語を生みだしつつ、じわりじわりとユーザーは増加していきました。

当時からTwitter自体は

もっとみる
人手不足倒産は人手不足の倒産ではありません

人手不足倒産は人手不足の倒産ではありません

昨今人手不足倒産という報道がじわりじわりと増え始めています。

この本質的な問題や課題は人手不足ではなく、人手が足りなくなる企業の根本に原因にあります。
本質的な問題とはいったいどういうことでしょうか?

人手不足倒産の本質的な原因本質的な原因は労働力の不足に至る要因なわけですが、コロナ化を経て現代の労働者のニーズに企業がアップデートできていないことが1つの大きな要因です。

具体的な企業の課題感

もっとみる
副業と兼業で今後の働き方がどのように変わるのか?【労働環境新時代の働き方】

副業と兼業で今後の働き方がどのように変わるのか?【労働環境新時代の働き方】

引き続き労働環境新時代について考えたいと思います。

今後の働き方については、国の後押しもあり副業がじわりじわりと盛んになってきております。
今までの日本国内でタブーのように扱われていた、企業によっては就業規則で禁止されて当たり前のようにやってはいけない扱いの副業、場合によっては懲戒などの処罰対象であったこの概念が変わりつつあります。

大事な論点としては、国が推奨しだしたことは「副業」ではなく「

もっとみる
人生はとても短い、最善の生き方とは?

人生はとても短い、最善の生き方とは?

人生は短い。その理由、意義、そして最善の生き方

私たちが人生を「短い」と感じる瞬間は数多くあります。友人や家族の突然の死、自らの健康問題、あるいは単純に日常のルーチンの中での驚きの瞬間。では、私たちはなぜ人生を「短い」と感じるのでしょうか。また、この感覚を持ったとき、人生の意義をどのように見出し、どのように生きるべきかを考えるのはなぜでしょうか。今回はこの論点を考慮してみます。

1. 人生が短

もっとみる
マイクロマネジメントは悪いことなのか(2)

マイクロマネジメントは悪いことなのか(2)



はじめに3年前の記事からあまり世間の論調は変わっていませんが、引き続き世間の悪しき表現の見方とは違った記事を書いてみたいと思います。

マイクロマネジメントは多くの文献や意見で否定的に捉えられがちですが、それには一定の理由や状況があることも事実です。以下にマイクロマネジメントが良い手法として評価される面の意見を挙げてみましょう。

マイクロマネジメントの良い使い方の例新入社員や初心者のトレーニ

もっとみる
起業と結婚生活の両立の難しさ

起業と結婚生活の両立の難しさ


起業と結婚生活の両立の難しさについての記事を以下のような形でまとめてみました。

背景と原因起業と結婚生活の両立は、個々の要素がそれぞれ多くの時間、エネルギー、リソースを必要とするため、難しさが生じることがあります。以下にその主な原因を示します。

時間とエネルギーの競合: 起業家としての成功を目指すためには、多忙なスケジュールと集中力が必要です。しかし、これにより結婚生活や家族との時間が犠牲に

もっとみる
「人手不足の真実」 ~SNSと若年層の誤解~

「人手不足の真実」 ~SNSと若年層の誤解~


1. 現状 日本を中心とした多くの国々で「人手不足」という言葉がよく耳にされます。一方、若年層を中心としたSNSの利用者は、高収入を得ているモデルや芸能人のライフスタイルを目にし、一般的な年収の認識がゆがんでいるとされます。今回は人手不足という原因の数多くある中の1つにフォーカスしてみたいと思います。

2. 原因SNSの普及: SNS上では、成功者やある一部の層の投稿が目立つ傾向があります。そ

もっとみる
DMARCが普及しない(流行らない)理由

DMARCが普及しない(流行らない)理由


DMARCとは?簡単に言えば迷惑メール対策の新しい仕組みです。
非常にざっくり言えば、送信者側で「このメールは正しいものですよ!」と設定した仕組みで送付されてそれを受診した側が「確かに正しいものだと確認しました!」という反応になるという仕組みです。

なぜ流行らないのか?1,知識がないと難しい
2,手間や設定の負担がある
3,必ず防げるわけではない
4,誤反応もないわけではない
5,1~4までを

もっとみる
起業氷河期に突入した日本

起業氷河期に突入した日本



起業氷河期に突入した日本日本の経済風景は、かつては無数の中小企業が賑わし、多様なビジネスモデルが競い合っていました。しかし、近年、政府の方針の変動やSNSの発展、若年層を中心とした労働環境の変化が絡み合い、中小企業にとっての厳しい局面が訪れています。

多くの若者たちは、SNSを通じて世界の情報や価値観に触れ、従来の日本特有の働き方やビジネスモデルに疑問を感じるようになりました。また、SNSの

もっとみる
経営者目線で「労働環境新時代」という新しい時代の価値観と向き合う

経営者目線で「労働環境新時代」という新しい時代の価値観と向き合う



「労働環境新時代」とは?コロナ過を経て労働環境が新時代になり、新たな価値観の明文化が必要だなと考え「労働環境新時代」という単語を検索したところ日本国内では20年以上前に一度論文で利用されたことがあり、(https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282812627932672)それ以外では「労働環境新時代」という単語自体がHITしませんでした。

しかし今後の時代は労働環境が

もっとみる
経営者に不可欠な本能の自制心について(3)承認欲求の問題に向き合う

経営者に不可欠な本能の自制心について(3)承認欲求の問題に向き合う


承認欲求の問題承認欲求は、人々が自らの努力や成果を評価してもらい、他者からの肯定や称賛を求める欲求のことを指します。経営者目線から見ると、この承認欲求を適切に扱わないと様々なリスクやデメリットが生じる可能性があります。以下にそのリスクやデメリット、そして対策や適切な考え方をまとめます。

リスク・デメリット:過度な競争心の発生:承認欲求を満たすために、従業員同士が過度に競争を始める可能性がありま

もっとみる
経営者に不可欠な本能の自制心について (2)

経営者に不可欠な本能の自制心について (2)


「三大欲求」とは「三大欲求」とは、生きていく上で重要な3つの欲求の総称です。 一般的には「食欲・性欲・睡眠欲」のことを指します。 欲求の程度は人それぞれ違いますが、誰しも持っている欲求です。

これは生きていくうえで不可欠なために適切な自制心で過ごすことが前提になります。

「マズローの欲求5段階説」とはこれらの視点も踏まえてマズローの欲求5段階説は、アメリカの心理学者アブラハム・マズローによっ

もっとみる
経営者に不可欠な本能の自制心について

経営者に不可欠な本能の自制心について



経営者としての役割は多岐にわたりますが、その中でも特に重要な資質の一つは「自制心」です。この自制心は、経営者が直面する多くの課題や困難に対処する上で不可欠なものとなっています。

本能的な反応私たちは多くの場面で本能的な反応を示す生き物です。怒り、恐れ、欲望などの感情は、過去の進化の過程で生き残るための反応として培われたものです。しかし、ビジネスの現場ではこれらの感情が瞬時の判断の妨げとなり得

もっとみる
起業の際に株式会社設立の資本金は結局いくらにすべきか

起業の際に株式会社設立の資本金は結局いくらにすべきか

結論 100万以上~1000万未満の間で自分で準備出来る金額で構わない

100万未満は銀行の融資時や取引先の心象などでデメリットが多すぎる

1000万未満までであれば消費税などのメリットを享受できる

なお、特別な事情がない限り普通に1株は1万で構わない