やーけんNo、4

書いたり読んだりが好きな25歳/吐き出す場=note/社会人3年目

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書いたり読んだりが好きな25歳/吐き出す場=note/社会人3年目

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手書きで綴るこれからと今

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嫌われる文書

自己中だの、ポエマーだの、被害者面だの…。 それは1番、自分自身がよくわかってる。 意気地無し。 甲斐性なし。 メンヘラ。 なんでもいいけど、どうでも良くない。 言…

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《三題噺》『残念な可能性』

「あたし、トマトきらい!」 愛娘の琴音は、フォークをダイニングテーブルに可愛らしく叩きつけてそっぽを向いた。 私は、にやにやしたため息をつき、こう言った。 「マ…

1

「身勝手な”気分”屋さん」

人間ってすごく身勝手な生き物だと思う。 お腹がすいたからご飯を食べることは生き物として自然だけれど、 頭に血が上って求めていない身体に食べ物を押し込むこともある。…

求められることがいつも正しいとは限らない

首を寝違えてとても痛い。 寝れない夜を過ごし、1人電車に揺られる。 今となっては"非日常"となった出勤という重みがのしかかる。 それでも、人と会える楽しみもあること…

2

”寛容”に振り回される人生

人はどこまで”寛容”になれるのか。 ふと、思うことがある。 それぞれ個人の脳や心のキャパシティは決まっていて、それでいて自覚している人はどれだけいるのだろう。 …

メリーゴーランドと晴れ間

1

ミニバンな距離がいい。

人は、集まるほど存在を強めるのか。 人は、集まるほど存在が弱くなるのか。 私は、後者だ。 2人が、5人に。また10人へと増えるたびに、私は居場所を無くしていく。 誰で…

6

会いたくない病

人に会うのが、怖くなるときがある。 何処にいても、”居場所”を見つけられない自分がいる感覚があって。 私はまた、”空(から)”に閉じこもる。 居場所不在なのはき…

2

「おめでとう」は言いたくない

私が初めて妊娠した人の姿を見たのはきっと、弟が生まれる前だろう。 記憶には鱗片も残ってはいないけれど、確かにそこに妊娠した母の姿があったはずだ。 流行病というに…

5

#発信者 は誰だ

どうも、"私"です。 #発信者 です。 貴方もですよ、そう、そこのあなた。 言葉で、仕草で、文字で、絵画で、行動で。 常に、"発信"しているそこのあなた。 何をかって? …

1

出口を探せ!

緊急事態宣言が発令されてしばらくだけど、ふと思った。 友だちに会えなかったり、外に出れなかったり。 この状況って、大学受験の浪人期に似てるなあって。 勉強嫌いで、…

2

物語ノックアウト

物語を誘発するのはいつだって、「物語」であるものだ。 私は書き殴った文章を見て落胆する。 私の中にあった、”内なる嫉妬”や”秘めたる憎悪”、”伝えきれない愛情”と…

4

深夜のカーテン向こうは大切な何かを気づかせてくれる

夜、何を想うか。 20歳を超えて滅多に訪れることの無い静寂。 私は1人だ。灰色1色の部屋の内装が、カーテンを開けただけで淡い光に包まれる。 オオカミが出てきそうな夜…

4

死というものについて考える

エガちゃんの「たった1人笑ったらそれで勝ち」という言葉に救われています。 お久しぶりです。 たまに、1人になると考える「死」という概念。 それは、ひとつの疑問から…

2

Twitter、好きor嫌い?

「Twitterは好き?嫌い?」 現在、私は好きです。 沢山の情報が溢れてて、娯楽として楽しいSNSだと思っています。 でも、私にもTwitterが嫌いだった時期がありました。 …

11
嫌われる文書

嫌われる文書

自己中だの、ポエマーだの、被害者面だの…。
それは1番、自分自身がよくわかってる。

意気地無し。
甲斐性なし。
メンヘラ。

なんでもいいけど、どうでも良くない。
言ったら途端にいなくなってしまいそうで怖い。

だったら楽しい時間が続けばいいと思う。
それでも、もう一歩踏み込まないと行けない。
その勇気が一生出ない。

いつになっても、弱虫のまま。
「できるだろ?」って思ってるあんたは、関係が壊

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《三題噺》『残念な可能性』

《三題噺》『残念な可能性』

「あたし、トマトきらい!」

愛娘の琴音は、フォークをダイニングテーブルに可愛らしく叩きつけてそっぽを向いた。

私は、にやにやしたため息をつき、こう言った。

「ママは、琴ちゃんもトマトも、大好きなのになあ」

琴音はすぐさま私を見つめ返した。

「あーしもママが大好きよ!…でもトマトはいやっ!」

またそっぽを向いてしまう。幼少期用の高めの椅子から、琴音は足をぶらぶらと手持ち無沙汰にしている。

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「身勝手な”気分”屋さん」

「身勝手な”気分”屋さん」

人間ってすごく身勝手な生き物だと思う。
お腹がすいたからご飯を食べることは生き物として自然だけれど、
頭に血が上って求めていない身体に食べ物を押し込むこともある。

”気分”は人間の特徴の1つだ。

それがないと、(今の時代だからこそ)ありきたりなロボットになってしまう。
けれど、”気分”は人間を「幸せ」にも「不幸」にもできる。

いつの間にか、”気分”の渦に巻き込まれて…

気づいたら1人ぼっち

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求められることがいつも正しいとは限らない

求められることがいつも正しいとは限らない

首を寝違えてとても痛い。
寝れない夜を過ごし、1人電車に揺られる。
今となっては"非日常"となった出勤という重みがのしかかる。

それでも、人と会える楽しみもあることに気づく。
その感覚は、リモートしてから初めて知った感覚だった。

リモートは正解だけど、全てが正しいとは限らない。

それは人間関係だって同じように思う。

誰かの様子がおかしい時、「声をかける」「放っておく」「他の知人に様子を尋ね

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”寛容”に振り回される人生

”寛容”に振り回される人生

人はどこまで”寛容”になれるのか。
ふと、思うことがある。

それぞれ個人の脳や心のキャパシティは決まっていて、それでいて自覚している人はどれだけいるのだろう。

あるとき、「プツリ」と切れる瞬間がある。

あるとき、何年も容姿をからかわれていた友人が。
あるとき、家に帰らず会社に籠っていた同僚が。
あるとき、温厚だった恋人が。

倒れたり、発狂したり、姿を晦ましたりする。

他人にも、本人にもわ

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ミニバンな距離がいい。

ミニバンな距離がいい。

人は、集まるほど存在を強めるのか。
人は、集まるほど存在が弱くなるのか。

私は、後者だ。
2人が、5人に。また10人へと増えるたびに、私は居場所を無くしていく。

誰であろうと、自分を見てくれることを期待するのは間違っているのだろうか。

冷たいことを言うと、私は「目的のない」集まりはあまり好きではない。
それは結局、”言い出したやつ”の空間だから。

人が多いほど、誰かがリーダーになって会話が

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会いたくない病

会いたくない病

人に会うのが、怖くなるときがある。

何処にいても、”居場所”を見つけられない自分がいる感覚があって。

私はまた、”空(から)”に閉じこもる。

居場所不在なのはきっと、私が無意識に張るバリアのせいだ。
普段、俯瞰で自分なんか見つめないくせに、他人を俯瞰で観察している。

その時々に合わせて、私は”私”であり続ける。
「無難な人」になりきる。

いても、いなくても、変わらない存在でありたいとどこ

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「おめでとう」は言いたくない

「おめでとう」は言いたくない

私が初めて妊娠した人の姿を見たのはきっと、弟が生まれる前だろう。
記憶には鱗片も残ってはいないけれど、確かにそこに妊娠した母の姿があったはずだ。

流行病というには酷く残酷なウィルスが世界に蔓延しているが、この時期に命を授かるという重みはそれぞれに圧し掛かるだろうと想像する。

今夜私が話すのはコロ助(コロナ)の話ではない。ある知人の物語だ。
"知人"とは上手く言ったものだが、私は"知人"ではない

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#発信者 は誰だ

#発信者 は誰だ

どうも、"私"です。 #発信者 です。

貴方もですよ、そう、そこのあなた。
言葉で、仕草で、文字で、絵画で、行動で。
常に、"発信"しているそこのあなた。

何をかって?

それは「情報」です。

自分の気持ちや、考えや、思想や、理念。
人の目につけば、それは1つの情報になり。

その瞬間、私たちは#発信者 になります。

え?そんなの知らない?

えぇ、その通りです。 #発信者 は、その事実を

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出口を探せ!

出口を探せ!

緊急事態宣言が発令されてしばらくだけど、ふと思った。
友だちに会えなかったり、外に出れなかったり。
この状況って、大学受験の浪人期に似てるなあって。

勉強嫌いで、授業もろくに聞かないから高校では急激に学力が落ちた。
同じような人、いるかな。
私は中学までそこそこ普通の成績(中の下)で、そんなに真剣に勉強しないで上手いこと乗り越えてしまった人だ。

苦労せずに進むと後でそのツケが回ってくる。
その

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物語ノックアウト

物語ノックアウト

物語を誘発するのはいつだって、「物語」であるものだ。
私は書き殴った文章を見て落胆する。
私の中にあった、”内なる嫉妬”や”秘めたる憎悪”、”伝えきれない愛情”とかいうごちゃまぜな感情は、何1つとして私の役には立たない。正確には、"私の文章には何の変化も生まない。"

1か月もの間noteに手を付けず、仕事を始めてから感じたことのなかった絶対的な”喪失感”に苛まれていた。浪人期にも、不登校時代にも

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深夜のカーテン向こうは大切な何かを気づかせてくれる

夜、何を想うか。

20歳を超えて滅多に訪れることの無い静寂。
私は1人だ。灰色1色の部屋の内装が、カーテンを開けただけで淡い光に包まれる。

オオカミが出てきそうな夜だ。

人がこんなことを思うのは、1人になって広い世界を垣間見た時。

普段気にすることの無い、虚無な空、空気。

案外、私は嫌いじゃない。
一人暮らしをしていない身だと、もう当分訪れないであろう瞬間だ。

私は食い入るように、窓か

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死というものについて考える

死というものについて考える

エガちゃんの「たった1人笑ったらそれで勝ち」という言葉に救われています。

お久しぶりです。

たまに、1人になると考える「死」という概念。
それは、ひとつの疑問から始まります。

「私が、私のことを見えないのはなぜ?」

それが自分というものなのですが、深く考えてしまうタイミングがたまにあります。

この世で私だけが存在していて、後は残像なんじゃないか?

とか、考え始めると途端に孤独を感じま

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Twitter、好きor嫌い?

Twitter、好きor嫌い?

「Twitterは好き?嫌い?」

現在、私は好きです。
沢山の情報が溢れてて、娯楽として楽しいSNSだと思っています。

でも、私にもTwitterが嫌いだった時期がありました。

私がTwitterを始めたのが2015年、ちょうど5年前でした。

高校生の時にスマートフォンが流行り始めて、少し遅れて私は大学生になると同時に購入しました。

Twitterはもともと、パソコンが主流でした。
それ

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