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考え方

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これから影響力を持ちたい人は何から発信するといいのかを考えてみた

最近「影響力を持ちたい!」という人が増えている感じがします。もっと端的にいうと「お金を持っている人よりも、フォロアー数が多いほうがえらい」という感じの世界観です。「何者かになりたい」というやつですね。

人生ゲームも、お金じゃなくてフォロアー数を競うようになっているようです。時代ですね。

新元号を冠した「人生ゲーム+令和版」が2019年6月に発売。戦略性をプラスし,“お金”ではなく“フォロワー”

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エモい文章の作り方

エモい文章の作り方

エモい。この不明瞭な形容詞が定着するなんて思わなかった。

エモさとは何なのか? Wikipediaには「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動きなどを意味する日本語の形容詞」と書いてあるけれど、いまいちよくわからない。

一方で、私の文章は、「エモい」と評価をもらうことが多い。謎めいた形容詞で言い表される文章とは一体どういうことなのか?

こんなことを書きながらも、自分自身

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ものづくりを成功に導く7つの原理

ものづくりを成功に導く7つの原理

クリエイティブディレクターの原野です。代表作は、『森の木琴』『OK Go: I Won't Let You Down』『Honda. Great Journey.』『日本は、義理チョコをやめよう。GODIVA』『POLAリクルートフォーラム』『泊まれる公園 INN THE PARK』など。
新刊『クリエイティブ・スーパーパワーズ』(河尻亨一訳/左右社)から、私が寄稿した一章を「まるごと」ご紹介いた

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チャンスは自ら作り出せ!コミュニティを使い倒すクリエイターの動き方

チャンスは自ら作り出せ!コミュニティを使い倒すクリエイターの動き方

2019年5月25日(土)。
映画『箕輪大陸』、WEEKLY OCHIAI ダイジェスト、箕輪狂介 PVなど、SNSを駆使して数多くの作品を世に出してきた動画クリエイタータカオミによる「コミュニティを使い倒してSNS時代のクリエイターへ」のイベントが関西にて開催されました。

箕輪編集室で動画を作ったことをきっかけに、数多くのチャンスを掴んできた動画クリエイタータカオミ。しかし、彼も最初から活躍し

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「バリュー」とは何か? 
福岡陽さんに聞いてみた(1.理論編)

「バリュー」とは何か? 福岡陽さんに聞いてみた(1.理論編)

今回のテーマは、「バリュー」です。スタートアップ企業では「プロダクトのバリュー」など、身近な会話の中で出てくるキーワードですが、そもそもバリューとは何でしょうか? 日本語にすれば「価値」と訳せるそのキーワードを、大手企業のブランディングを手掛けてきた株式会社エフアイシーシーの福岡 陽さんとともに掘り下げました。前編・後編の2回にわたってお届けします。

福岡 陽さん
デジタルマーケティングエージェ

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「良い物作れば売れる」そんな考え方はもう通用しない→エモ消費。

「良い物作れば売れる」そんな考え方はもう通用しない→エモ消費。

昨今ニュースなどでよく「若者の〇〇離れ」が取沙汰されますが、勘違いしてはいけないことは「消費行動は世代で違うのではなく、その時代の社会環境によって変わる」ということです。

いいモノを作れば売れる、そんな時代は終わりました。
広告で認知させれば売れる、そんな時代も終わりました。
割引やオトクを提示すれば売れる、そんな時代は終わっています。

独身がマジョリティとなるソロ社会のマーケティングにおいて

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すべての人生は10代で終わってしまう

すべての人生は10代で終わってしまう

大人になるのがとても怖かった。

それは、僕が高校生の時、こんな言葉に出会ったからだ。

箭内道彦という、クリエイティブディレクターの言葉だった。

「すべての人生は10代で終わってしまう」

それは僕にとって、やけに悲しい響きを伴った。

***

10代は、みな多感だ。

優れたアーティストに感化され、音楽を始める。ワールドカップのゴールシーンを見て、自分の輝かしい将来を夢見る。

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