ないとぅーんの教育館・社会館

初めまして。ないとぅーんです。 都内の大学で教育社会学の勉強をしています。 自分の教育…

ないとぅーんの教育館・社会館

初めまして。ないとぅーんです。 都内の大学で教育社会学の勉強をしています。 自分の教育観を皆さんに共有するための《教育ミュージアム「教育館」》です。 他にも日々の雑感をただテキトーに綴ったり少し学問ぽく語ったりしています。 その他、レビューや教育学、心理学、歴史のの話もたまに。

マガジン

  • naitoonの【教育観】

    教育学、社会学は馴染みの無い様で実は学ぶと日々の生活に役立つことがたくさんあります。私が思う教育とは何かを論理的に説明することで、少しでも皆さんの日々の生活での考え方にプラスの要素を与えたいと思っています。教育は学校にとどまりません。生涯教育です。

  • naitoonの【歴史館:世界史】

    大学受験世界史を 【これだけ!ワンポイントアドバイス】 でわかりやすく解説!!

  • naitoonの【過去回想】

    私が今まで生きてきた短い人生の中で、こうすればよかった。ああすればよかったというのを、発信しぜひ皆さんの教訓にしてほしいというnoteです。

  • naitoonの【日々雑感】

    日常生活の中で思ったことや感じたことを自由に語るものです。

  • naitoonの【作品レビュー】

    書籍・映画・漫画など世の中にあるもので最近感動したものを紹介しています。

記事一覧

固定された記事

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初めまして! とある大学の社会学部に通っているnaitoonといいます。 naitoon(ないとぅーん)と読んでください。 自己紹介とnoteを始めた経緯をお話ししようと思います…

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【過去回想:1】自己紹介とnoteを始めた理由。

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初めまして!

とある大学の社会学部に通っているnaitoonといいます。
naitoon(ないとぅーん)と読んでください。

自己紹介とnoteを始めた経緯をお話ししようと思いますが、正直今回めちゃくちゃ長いです。初めましての方は、今から書く話など微塵も興味は無いでしょうから、何個かほかのnoteを読んで私に興味を持ってくださってからこの続きを読むことをお勧めします。

いま私は社会学はもちろん

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【教育観:7】高校生に必要な「歴史的思考力」とは何だろう?? 

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おはようございます、ないとぅーんです。

私が学校教員を目指していることは前のnoteでも書いたと思います。

その中でも高校の歴史の先生になることを目指しているのですが

今までのnoteでは、私の「教育観」や「教師観」については語ってきても、

「歴史観」について語ることがなんだかんだほとんどなかったと思います。

そこで今回は、「歴史」の先生として、大切にしたいと思っていることをお話しします

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【教育観:6】本当の「多様性社会」とは~文部科学大臣杯と尾崎杯を振りかえって~

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こんにちは、ないとぅーんです。

今回は去年の11月に出場した第68回文部科学大臣杯全国青年弁論大会と尾崎行雄(咢堂)杯演説大会in相模原を振り返ります。

この二大会は今までの私の畑であった「大学弁論」とは違い、一般的には「社会人弁論大会」と呼ばれる大会です。

大学弁論が大体10分演説して、15分間の質疑応答があるのに対して、この2大会は、質疑応答の時間も設けられないまま、たった7分間で演説を

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【教育観:5】学歴社会をどう乗り越えるか~第8回福澤杯争奪全国学生辯論大会を振り返る~

【教育観:5】学歴社会をどう乗り越えるか~第8回福澤杯争奪全国学生辯論大会を振り返る~

お久しぶりです、ないとぅーんです。本当に久しぶりにnoteを書きます。

今日は2023年2月に出場した第8回福澤杯争奪全国学生辯論大会にて準優勝を頂いた時の弁論を振り返ります。

演題は「剣はペンより強し」

福沢杯の主催大学である慶応義塾大学のエンブレム、「ペン剣マーク」の由来は、「ペンは剣よりも強し」という言葉です。

今回は、このことわざに倣って、「剣はペンよりも強し」というテーマで弁論を

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新生活スタートですね!大学も新入生で賑わってきました!

【教育観:4】義務教育ってなんですか?不登校でも大丈夫・・・?

【教育観:4】義務教育ってなんですか?不登校でも大丈夫・・・?

おはようございます。

書きたいことが多いけど、やることがたくさんありすぎてなかなかnoteをさぼってしまうnaitoonです。

突然ですが、皆さんは義務教育にどんなイメージを持っていますか?

堅苦しくて、強制的で窮屈なイメージを抱えている人多いんじゃないでしょうか?

今日は、「義務教育」とは何たるか?について説明しようと思います。

「義務教育」はよく誤解されがちなんです。

どのように誤

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【世界史:4】ジョンロックと日本の法律の関係性

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こんにちは、今回はジョンロックの思想を紹介します。

イギリスの世界的にも有名な哲学者、ジョン・ロックは「社会契約論」のもとに、絶対王政が続いていたイギリスで、絶対王政を批判し、市民による政治を行うよう訴えた偉大な人物です。

今ある民主主義の基礎を作った人といってもいいかもしれません。

数か月前に、ロックの『市民政府論』を読んだときに、極めて現代にも通じる点が多く、むしろ現代人が改めて意識しな

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教育に関するノートを近日また書きます!!
今回は「条件付け」についてです!!

【過去回想:3】教員の労働環境と生徒にまつわる問題の因果関係

【過去回想:3】教員の労働環境と生徒にまつわる問題の因果関係

こんにちは、noteをサボっているないとぅーんです。

実は私、大学で弁論をやっているんです。

弁論?何ぞや?

って思う方も多いですよね。

簡単に言うと、何か一つ社会問題などのテーマを取り上げ、それに対して自分の考えた政策を打ち立てて、聴衆の前で演説をする競技ですね。

私は、10月の上旬に開催された、第24回桜門杯争奪全日本学生弁論大会に出場し、見事、「審査員特別賞」というよくわからない賞

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【教育観:3】ハリーポッターと賢者の石で学ぶ教育

【教育観:3】ハリーポッターと賢者の石で学ぶ教育

naitoonです。教育観のマガジンでは「○○で学ぶ教育」シリーズもたくさんやっていこうと思います。

今回は、不朽の名作 「ハリーポッターと賢者の石」から見る教育についてです。

私がこの作品を選んだ理由は、

「魔法という現実とはかけ離れた世界の話であるが、ハリーやロンやハーマイオニーなど登場するホグワーツ魔法学校の生徒たちの心の中は私たち現実の世界の人々と同じであり、極めて教育という観点から

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【過去回想:2】一瞬のためらい一生の後悔 ~傍観者効果~

【過去回想:2】一瞬のためらい一生の後悔 ~傍観者効果~

お久しぶりです。naitoonです。

めちゃくちゃ久しぶりにnoteを書きます。

一瞬の間違えた判断が、一生の後悔をうむ。

一生とまではいかなくても、長い間後悔するような経験を一回くらいしたことがあるのではないでしょうか。

自分にもその経験があります。

それは私の大学の入学式の日のことでした。

この日はとてもタイトなスケジュール。

まず午前中に武道館で入学式に参加し、お昼に銀座で楽譜

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【日々雑感:3】自分の好きな言葉~It's none of your business.~

【日々雑感:3】自分の好きな言葉~It's none of your business.~

おはようございます。今日は私の好きな言葉を紹介します。

「It's none of your business.」

これは誰かの名言というわけではありません。英語の慣用表現の一つだと思います。

これを直訳すると「それはあなたの仕事には関係ない。」

これだけじゃ意味が分からないですね。

どーゆー場面で使うのでしょうか?

たとえばこうです。

「やあ、おまえまだ医者目指してるのか。いい加減

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【世界史:3】周王朝

【世界史:3】周王朝

これだけ!ワンポイントアドバイス!・殷王朝の統治=神の力(神権政治)

・周王朝の統治=人の力(血縁政治)

前回お話しした中国最古の殷王朝は、

占いなど神の力で吉凶を占い民を統治しました。https://note.com/1313naitoon/n/n80a37d1e944e

しかし、殷王朝の紂王が牧野の戦いで周の武王に敗れると、

武王が前1027年に周を建国しました。

殷が神の力を使っ

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【日々雑感:2】わいせつ教員の免許再取得について

【日々雑感:2】わいせつ教員の免許再取得について

おはようございます。ないとぅーんです。

実は私、大学で教職課程(教師になるための免許を取るコース)を取っています。

なので、毎日教育関係のニュースを重要視しています。そんな中で、先日胸糞の悪い、なんとも納得のいかないニュースを見ました。

それは「ワイドナショー」で取り上げられたニュースです。

わいせつ行為などによって処分を受けた教員(小中高校)の数が2019年度に歴代二位の273名に。ちな

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【教育観:2】「ドラゴン桜」って本当に可能なの?

【教育観:2】「ドラゴン桜」って本当に可能なの?

おはようございます。ないとぅーんです。

皆さんは今週から始まった「日曜劇場 ドラゴン桜」をご存じですか?

阿部寛さん主演のドラマですが、2005年に放送した時の続き?のお話です。

今回は「ドラゴン桜 2005年版」のドラマに関するお話です。

ここから先、「ドラゴン桜 2005年版」の話のネタバレを含みます。

2005年という文字をいちいち打つのは面倒くさいので、以下指摘がない限り「ドラゴ

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【作品レビュー:1】映画えんとつ町のプペル

【作品レビュー:1】映画えんとつ町のプペル

この映画の総指揮を務めたお笑い芸人の西野亮廣さんは15年前から、絵本やオンラインサロンなどを手掛け、周りの芸人仲間から「お笑い芸人が何してるんだ」と揶揄され続けてきました。

当時はまだ誰も知らなかったクラウドファンディングを始めた時は、世間のみんなは「詐欺だ!宗教だ!」と囃し立てました。それでもこれらを辞めなかった西野さんが目指していたもの。

それは「最高のエンターテインメント」を届けること。

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