大愚和尚の袈裟持ち Little priest

ここは大愚和尚さまの仏教教授を、 勝手に応援、勝手にお手伝い、 をするものです。 仏…

大愚和尚の袈裟持ち Little priest

ここは大愚和尚さまの仏教教授を、 勝手に応援、勝手にお手伝い、 をするものです。 仏教を通して、生き方を参照していく。 仏教を学び、生き方を紐解ていく。 愛知県小牧市/福厳寺にある法師。 大愚和尚さまの袈裟持ちとなり、 和尚さまの歩みを軽くして差し上げ… られるだろうか…

記事一覧

“瞑想” ~ 右ページで生きる人間になる

「問題は解決できる」  と思っていることが問題です 自分の周りにある問題には 解決できる もの と 解決できない もの があるのです 問題には必ず答えがある とい…

今、自分が持っている力を思い出す

物事をきちんと恐れること 嫌だからといって 物事を考えないというのは 非常に危険なことです 最悪のケースを想定して 準備 をしなければなりません 最悪の事態に備える…

死ぬ気で生きる~どうせ死にゆく命です

社会の役に立っていない 自分には価値がない 病を患い家族も養えない 申し訳なく思い 孤独感を感じずにいられません 仏教では 生きる上での基本的な姿勢 が示されていま…

口下手で要領が悪く友達がいません

不器用で 人との関りを上手く保てません 毎日 孤独感との戦いです 人間は関係を生きています 人と人とが良好な関係を築いて 長きに渡って人生を上手に生きていく これは…

ズルくて卑怯で嘘つき~イヤな私…

自己保身から その場しのぎの 嘘やごまかしをしてしまう ズルくて卑怯者 私なんて… …いつかは 独りぼっちになってしまう お釈迦様は 修行ということにおいて 4人以…

明日は何が起こるか分からない人生を生きている

2024年の幕開けに起きた 大変な出来事 能登地方を震源とする 大規模地震により たくさんの方々が犠牲と なられました 目の前で震災を体験した方々の その怖さは 深い…

悪い人にはいつかバチが当たりますか?

人を傷付け そんなことにも気付かず 自分がいつも正しいと思い 自慢の塊のような人種に 仏様は 何の罰も与えないのでしょうか そのような人種は 何の罰も与えられず 好き…

世界に一つだけの花~ただ淡々と咲く

職場では話しかけられることも 注目されることもありません 気を遣いすぎて 自ら孤独を選ぶ日々 人が怖い 潜行密用 愚の如く魯の如し 私が修行時代に とても励まされ…

540年の歴史ある福厳寺―新年に思う

“行思必成” 道元禅師が残された正法眼蔵 に記された言葉です -切に思うことは必ず遂ぐるなり  強き敵 深き色   重き宝らなれども  切に思う心ふかければ  必ず方…

真に美しい女性

女性の美 とは何なのでしょう 自然 自らが持っている本来の姿 人間はその本来の姿に様々な装飾を施して 時代によって移り変わる 美の基準や価値観 を創ってきました あ…

あ♡コレ! だったらコレでいい

かつて友と 何でもないことで笑いあえたのに 今でも友として 接してはいるけれども 以前とは違う 私はうつ病と闘っています 自分が蒔いた種で 友人に迷惑を掛けました …

弱っているなら何かにすがっていい のです

死を選びそうになるたびに 長年看病をしてくれている 母の悲しみを思って踏みとどまります 治療法がない病に長年苦しんでいます ひたすら苦しいだけの日々 人生に不満も…

Let it go~諦め 解き放つ

学生の頃にパニック障害になりました 克服したのですが 就職後に気分障害を発症し 休職しました 復職したのですが 完治は困難とのことで 全力で働けません 以前よりもス…

過去なんてど~でもいい

私は数々の 犯罪を犯してしまいました 最初は傷害罪 初めてできた親友を殴ったり蹴ったり 今思い返せば 殺そうとしていたのかもしれません そんな自分が怖いです 2度目…

私には下心があります

2023年の秋葉大祭は --12月2日--  ところで 2019年の秋葉大祭では 和尚様の企てが語られています -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -…

2023秋葉大祭:12月2日 at福厳寺

秋葉大祭    日本を代表する火除けの神様 「秋葉三尺坊大権現」 の 命日 12月16日 がその日なのですが 福厳寺では毎年 12月の第一土曜日に開催しています 今年は12月…

“瞑想” ~ 右ページで生きる人間になる

“瞑想” ~ 右ページで生きる人間になる

「問題は解決できる」 
と思っていることが問題です


自分の周りにある問題には

解決できる もの

解決できない もの
があるのです

問題には必ず答えがある
という教育を受けているため
問題には必ず策がある
と思い込んでしまうのです


解決できない問題
には大きく分けて4つあります


それは

死ぬこと
老いること
病気になる時にはなること
そして
自分の思い通りには行かないこと

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今、自分が持っている力を思い出す

今、自分が持っている力を思い出す

物事をきちんと恐れること

嫌だからといって
物事を考えないというのは
非常に危険なことです

最悪のケースを想定して
準備
をしなければなりません

最悪の事態に備える
ことができれば
楽観的かつ大胆に生きること
が容易になります

何が起こるかわからない
からこそ
準備を怠らない

大人としての最低限の心構えは

予期せぬ事態に備えること

私たちの心は常に
過去

未来
に向かっています

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死ぬ気で生きる~どうせ死にゆく命です

死ぬ気で生きる~どうせ死にゆく命です

社会の役に立っていない
自分には価値がない

病を患い家族も養えない
申し訳なく思い
孤独感を感じずにいられません

仏教では
生きる上での基本的な姿勢
が示されています

それは

与える

ということです

生きていくうえで
私たちの姿勢として
基本となるものです

これは
大人であっても子供であっても
高齢者であっても病人であっても
同じ

なぜならば

私たちは
独りでは生きていくこと

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口下手で要領が悪く友達がいません

口下手で要領が悪く友達がいません

不器用で
人との関りを上手く保てません

毎日
孤独感との戦いです

人間は関係を生きています

人と人とが良好な関係を築いて
長きに渡って人生を上手に生きていく
これは人間にとって最大のテーマです

人間関係が良好な人は
与え上手

そして
与えられたら
上手に
受け取ることが出来る人です

人間関係が不穏な人は
人から奪いとって
何も取られないように
頑なに守っている

人間関係が円滑にいけば

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ズルくて卑怯で嘘つき~イヤな私…

ズルくて卑怯で嘘つき~イヤな私…

自己保身から
その場しのぎの
嘘やごまかしをしてしまう

ズルくて卑怯者

私なんて…

…いつかは
独りぼっちになってしまう

お釈迦様は
修行ということにおいて
4人以上の仲間を組むように奨励しました
その集団ことをサンガと云います

([京都サンガ]という
サッカーチームもあったりもします)

独りではなく仲間を組んで
修行をすること

を奨励された背景には
一つには身を守るため
とも考えら

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明日は何が起こるか分からない人生を生きている

明日は何が起こるか分からない人生を生きている

2024年の幕開けに起きた
大変な出来事

能登地方を震源とする
大規模地震により
たくさんの方々が犠牲と
なられました

目の前で震災を体験した方々の
その怖さは
深いところに刻み込まれ
忘れようとしても
なかなか消えるものではない
でしょう

こんな時
私たちにとって大事な姿勢とは
何でしょうか

それは

正しく恐れる

ということです

日本に住む私たちにとって
この地震は
どこに居たとし

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悪い人にはいつかバチが当たりますか?

悪い人にはいつかバチが当たりますか?

人を傷付け
そんなことにも気付かず
自分がいつも正しいと思い
自慢の塊のような人種に

仏様は
何の罰も与えないのでしょうか

そのような人種は
何の罰も与えられず
好き勝手のまま死んでいくのでしょうか

「苦しみの手放し方」

私が僧侶として初めて出した本
のタイトルです

「苦しみ」
は誰かから与えられるもの
ではなく

自分が自分の心の中に
執着を持ち続けるから

これを手放せば楽になるのに

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世界に一つだけの花~ただ淡々と咲く

世界に一つだけの花~ただ淡々と咲く

職場では話しかけられることも
注目されることもありません

気を遣いすぎて
自ら孤独を選ぶ日々

人が怖い

潜行密用

愚の如く魯の如し

私が修行時代に
とても励まされた言葉です

人から評価を受け
認められたり褒められたり
表に出て
誰かの注目を集めたりする
ということではなくて

ただただひっそりと
一見 
愚か者のように
鈍き者のように

しかし
自分の内側では
着実に自分を修行していく

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540年の歴史ある福厳寺―新年に思う

540年の歴史ある福厳寺―新年に思う

“行思必成”

道元禅師が残された正法眼蔵
に記された言葉です

-切に思うことは必ず遂ぐるなり
 強き敵 深き色 
 重き宝らなれども
 切に思う心ふかければ
 必ず方便も出来る様あるべし
 是れ天地善神の冥加もありて
 必ず成るなり-

自分が心に思うこと
が実現していく

こらは素晴らしいことです

けれども

私たちがあれこれ思うことは
必ずしもその通りになるとは限りません

そんな時に

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真に美しい女性

真に美しい女性

女性の美
とは何なのでしょう

自然

自らが持っている本来の姿

人間はその本来の姿に様々な装飾を施して
時代によって移り変わる
美の基準や価値観
を創ってきました

ある時代にはぽっちゃり
ある時代には病的にまで痩せ細り

今年は何色が流行り
コレを付けていればトレンドで
あんなものはダサい

国によっても
美の基準が異なります

女性の美

人によって違うかもしれませんが
私は

暖かい母の

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あ♡コレ!  だったらコレでいい

あ♡コレ! だったらコレでいい

かつて友と
何でもないことで笑いあえたのに

今でも友として
接してはいるけれども

以前とは違う

私はうつ病と闘っています

自分が蒔いた種で
友人に迷惑を掛けました

自殺をしようとした時
周りを巻き込んで
救ってくれました

大切な友を疲れさせ
2人の間に
壁を作ってしまいました

大学進学を機に
きっぱりと縁を切った方が
その友人のためになると考えています

そう考えながら
心に引っかか

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弱っているなら何かにすがっていい のです

弱っているなら何かにすがっていい のです

死を選びそうになるたびに
長年看病をしてくれている
母の悲しみを思って踏みとどまります

治療法がない病に長年苦しんでいます
ひたすら苦しいだけの日々

人生に不満も悔いもありませんが
ただただ苦しいのです

せめて心の平安が欲しいのです

私の尊敬する
大愚良寛和尚様

その良寛さんの言葉です

災難に逢う時節には
災難に逢うがよく候

死ぬる時節には
死ぬがよく候

これはこれ災難をのがるる

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Let it go~諦め 解き放つ

Let it go~諦め 解き放つ

学生の頃にパニック障害になりました

克服したのですが
就職後に気分障害を発症し
休職しました

復職したのですが
完治は困難とのことで
全力で働けません

以前よりもストレスという負荷に
弱くなっていると感じます

なんとかして治したい
どん底から這い上がり
ステップアップするにはどうすればいいのでしょう

体調を気にして
意識が内向きになってしまうことに
どう対応すればいいのでしょう

私は左

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過去なんてど~でもいい

過去なんてど~でもいい

私は数々の
犯罪を犯してしまいました

最初は傷害罪

初めてできた親友を殴ったり蹴ったり
今思い返せば
殺そうとしていたのかもしれません

そんな自分が怖いです

2度目は住居侵入と窃盗罪

その後は
逮捕をされないまでも
本当にゴミみたいな人生でした

自分で犯した罪は消えないですし
死にたいと考えた時期もありました

『なんでこうなっちゃったのかな』

何度も何度も考えました

人生がつまら

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私には下心があります

私には下心があります

2023年の秋葉大祭は
--12月2日-- 

ところで

2019年の秋葉大祭では
和尚様の企てが語られています

-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --

私には下心があります
それは

「寺町」

を作ることです

この福厳寺は
平安時代末期に出来たお寺なのですが

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2023秋葉大祭:12月2日 at福厳寺

2023秋葉大祭:12月2日 at福厳寺

秋葉大祭 
 
日本を代表する火除けの神様
「秋葉三尺坊大権現」


命日 12月16日

がその日なのですが

福厳寺では毎年
12月の第一土曜日に開催しています

今年は12月2日です

といいますのは
12月の第2週に入ってしまうと
気候も安定せず
お手伝いいただく方
参拝いただく方等の状況を鑑み
福厳寺秋葉大祭の日
を定めました

秋葉大祭というのは
秋葉信仰があるところで
全国的に行わ

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