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生と死の境目で、詩いながら生きています。

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    この音楽があったから逆境を乗り越えることができました。エネルギーの源です。

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失敗には原因がある

成功とは、天気のようなものだと思う。晴れ渡ったり、くもりがかったり、ヒョウが降ってきたり、しとしと梅雨が滴ったり。しかし、失敗には要因がある。もし極寒のさむい地…

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3年前
9

海と運命

運命は、後をついてまわる。 まるで光を浴びたときに浮かびあがる影のように。 すべてがそれによって始まり、すべてはそれによって終わる。 まるで、この人生という大海を…

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2年前
8

かっぽう

成せど 成せど 渇きを潤せないでいる。 成せど 成せど 潤せない渇きがある。 結果は後から着いてくるものだし、 目標に向かってがんばる源動力になっている。 外的な…

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2年前
8

プロ意識について

プロ意識といえばなにを思い浮かべるだろう? 誰しもなにかしらの誇りは持っていると思う。 それはかっこいい兄や、かわいい妹、大切な家族、大好きなペットかもしれない…

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2年前
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Honmono

人びとと、言葉のあやで戦うようなものには、意味がないと思っている。 争いには、虚しさが残るだけだ。 それより、自分の信じたものだけに熱中しよう。 それより、真実を…

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3年前
7

求めるほどに、過ちをくりかえす。そのすえに、得られるものがあると信じながら。少しずつ目が慣れてきたら、冷静になった頭で立ちかえり、つぎに進めばいい。
「神のいたずら」

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3年前
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フルーツバスケット
僕がそっち(光)に行けないのは、そこにひとがいるせいだ。その席に座っているひとがいるせいだ。この世界には、王者の冠と、平凡な生と、絶望との居場所が別れている。僕はまるでなにか死に神の手に括りつけられるかのように、この椅子に座っている。絶望という椅子に。

ai
3年前
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うららかな春の陽(よう)に

もう喪(うしな)いたくない・・・ もう怖いおもいをしたくない・・・ 今度はうまくいかせたい・・・ ひとつ望めば、また新たな欲(ぼんのう)が生まれる。 渇望という負のループだ…

ai
3年前
9

諦めし者

望むなら、諦めねばならないこともある。例えば、誰の目に及んでも分かるような、芸能界にデビューして、華やかな成功を収めたいのなら。その身体的な見た目だったりとか、…

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3年前
7

登竜門

死にかけた、でもあとちょっと、もうちょっとなのだ。なぜ、最後の最後で挫折しようとするのか。最後の登竜門は、ただ一つ。「自信」なのだ。みんなの姿が見えてきた時、そ…

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3年前
9

「泡沫に沈む」

言いようのない気持ちに包まれながら、今を祈っている。詩人の居場所を唯、探している。居場所など、水の泡の如く、ないのかもしれない。しかし泡程度はあるだろう。それで…

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3年前
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そのままの姿で

作者とは、作品を通して唯一みえるひとりの顔だというのなら、どんな病を背負っていても、このまゝの状態でありたい。そんな最中だから詩が書けるように、作品が認められる…

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3年前
5

「どこで知り合ったの?」

『なんかすごそうな人だな〜』と思いつつも、『自分とは釣り合わないし……』とみすみすチャンスを逃していることが現代には多い。相手からそう思われることも多い。そんな…

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3年前
9

ーー闇に潜められし運命。まま、生きるまま。背後から忍び寄る気配。すらもない呼吸。ぶくぶくと、泡立つ姿が、ただ見える。黒い影に忍び寄られ、まま、両眼を両腕で塞がれる。「もう見なくていいよ」と。「もう君は見なくていいよ」と。ああ、愛おしい。この躰。磔にされた、この標本(マリオネット)

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3年前
2

「地球とのつながり〜惑星〜」あなたが虹を渡るとき、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなとつるむことは、誰にでもできることである。その虹の架け橋の先に往けるのは、ここまで来たあなたしかいない。その先を観れるのは、ここまで登って来たあなたしかいない。

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3年前
3

橋を渡るとき、ひとり寂しく背後(うしろ)をふりかえり、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなのいる場所にとどまることは、だれにでもできることである。そして、その先に進めるのは、ここまで来たあなたしかいない。ここまでやってきた、あなたしかいない。「橋を渡るとき」

ai
3年前
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失敗には原因がある

失敗には原因がある

成功とは、天気のようなものだと思う。晴れ渡ったり、くもりがかったり、ヒョウが降ってきたり、しとしと梅雨が滴ったり。しかし、失敗には要因がある。もし極寒のさむい地で冬がながびくのであれば、なんらかの理由があるのだ。そこであたたかいものを売るビジネスを始めるのでもいいが、もしもあまりにも不思議なほどに続くのであれば、スノードームのうちがわに閉じこもっている可能性があるのだ。つまり、スノードームの「壁」

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海と運命

運命は、後をついてまわる。
まるで光を浴びたときに浮かびあがる影のように。
すべてがそれによって始まり、すべてはそれによって終わる。
まるで、この人生という大海を泳ぐために、たった一つ充てがわれた船のように。

神さまは、人間が人生という航海を泳ぎきるために、人間にひとり一つの船を渡した。生まれたときの、プレゼントであった。ぴかぴかに磨かれたものもあれば、オンボロのものもある。その巡り合わせを、運

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かっぽう

かっぽう

成せど 成せど 渇きを潤せないでいる。
成せど 成せど 潤せない渇きがある。
結果は後から着いてくるものだし、
目標に向かってがんばる源動力になっている。

外的な何かを達成することで、
内的な何かが劇的に変わるわけではない。
しかし、内的な弱点を克服することによって、
外的な変化が訪れることはある。

宝くじが当たって、
東大に入ったからといって、
全てがバラ色の人生になるわけではない。

通販

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プロ意識について

プロ意識といえばなにを思い浮かべるだろう?
誰しもなにかしらの誇りは持っていると思う。

それはかっこいい兄や、かわいい妹、大切な家族、大好きなペットかもしれない。
あなたにしかない特技だったり、苦しいときを乗り越えた経験だったり、なにかしら賞をもらうことだったりするかもしれない。
お金でも、地位や名誉でも、愛でも、なんでも誇りに思えると思う。

ところで、私には好きな音楽家がふたりいる。
ひとり

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Honmono

人びとと、言葉のあやで戦うようなものには、意味がないと思っている。
争いには、虚しさが残るだけだ。

それより、自分の信じたものだけに熱中しよう。
それより、真実を追求しよう。
自分なりの事実を、真価を、本物を。

だから私も、その人なりの本物が知りたい。
言葉の虚偽でも、まがいものでも、贋物でもない。
その人なりの本物が知りたい。

僕らはだれかの影裏にいる、偽者ではない。
僕らはだれかのコピー

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求めるほどに、過ちをくりかえす。そのすえに、得られるものがあると信じながら。少しずつ目が慣れてきたら、冷静になった頭で立ちかえり、つぎに進めばいい。
「神のいたずら」

フルーツバスケット
僕がそっち(光)に行けないのは、そこにひとがいるせいだ。その席に座っているひとがいるせいだ。この世界には、王者の冠と、平凡な生と、絶望との居場所が別れている。僕はまるでなにか死に神の手に括りつけられるかのように、この椅子に座っている。絶望という椅子に。

うららかな春の陽(よう)に

もう喪(うしな)いたくない・・・
もう怖いおもいをしたくない・・・
今度はうまくいかせたい・・・

ひとつ望めば、また新たな欲(ぼんのう)が生まれる。
渇望という負のループだ。
もう、終わらせようじゃないか。

恋も、愛も、なにも、望むものはない。
情(なさけ)も、金も、なにもいらない。
そうすれば、自然、死に至るほどの欲も絶望も生まれない。

己を救えるのは、己でしかない。
望まない。望もうとし

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諦めし者

諦めし者

望むなら、諦めねばならないこともある。例えば、誰の目に及んでも分かるような、芸能界にデビューして、華やかな成功を収めたいのなら。その身体的な見た目だったりとか、特技や才能、こころを惹く魅力的なポイントが必要になってくるだろう。例えば、誰かを率いるカリスマリーダー的存在、パイオニアという先駆者、TwitterやSNSで流行りのインフルエンサーになりたいのなら。人に対して語りかけ、コミュニケーションを

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登竜門

登竜門

死にかけた、でもあとちょっと、もうちょっとなのだ。なぜ、最後の最後で挫折しようとするのか。最後の登竜門は、ただ一つ。「自信」なのだ。みんなの姿が見えてきた時、その圧巻さに、言葉を失くし、露頭に迷い、自信を失くして、諦めたくなることがあるだろう。しかし、違うのだ。もう少し考えてみてほしい。人と出会うと同時に、あなたもそれだけ同じ人間になっているということなのだ。その姿を。鏡に映されるように。あとは一

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「泡沫に沈む」

「泡沫に沈む」

言いようのない気持ちに包まれながら、今を祈っている。詩人の居場所を唯、探している。居場所など、水の泡の如く、ないのかもしれない。しかし泡程度はあるだろう。それで充分だ。充された気持ちになりながら、また虚しい気持ちにも浸る。「人の気持ちを蹂躙するのは許せない」と云いながら、それはいつのことだったかと、思いを馳せている。はたして、人の同情や関心を惹く行為は、ある意味で、子どものダダを捏ねるように、ぶす

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そのままの姿で

そのままの姿で

作者とは、作品を通して唯一みえるひとりの顔だというのなら、どんな病を背負っていても、このまゝの状態でありたい。そんな最中だから詩が書けるように、作品が認められるならば、作者の(我が)状態を受け止めていたい。わたしの書くものが認められれば、わたしのような苦境のさなかにいる状況の人も認められ、受け止められる一端になると思うから。なぜなら、そのくらい、己が書くもの(作品という創作物)と、それを産み出す自

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「どこで知り合ったの?」

「どこで知り合ったの?」

『なんかすごそうな人だな〜』と思いつつも、『自分とは釣り合わないし……』とみすみすチャンスを逃していることが現代には多い。相手からそう思われることも多い。そんな中で、救済処置というか、『でも私にはこういうのもありますよ〜』とか、あるいは、『全然そんなことない人間ですよ。』『こういうことにも興味あるし、〇〇も好きだし、やってみたいです!』と言って伝えると、【あっ!自分にも可能性があるかも!】と思って

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ーー闇に潜められし運命。まま、生きるまま。背後から忍び寄る気配。すらもない呼吸。ぶくぶくと、泡立つ姿が、ただ見える。黒い影に忍び寄られ、まま、両眼を両腕で塞がれる。「もう見なくていいよ」と。「もう君は見なくていいよ」と。ああ、愛おしい。この躰。磔にされた、この標本(マリオネット)

「地球とのつながり〜惑星〜」あなたが虹を渡るとき、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなとつるむことは、誰にでもできることである。その虹の架け橋の先に往けるのは、ここまで来たあなたしかいない。その先を観れるのは、ここまで登って来たあなたしかいない。

橋を渡るとき、ひとり寂しく背後(うしろ)をふりかえり、元に戻りたくなることがあるだろう。しかし、みんなのいる場所にとどまることは、だれにでもできることである。そして、その先に進めるのは、ここまで来たあなたしかいない。ここまでやってきた、あなたしかいない。「橋を渡るとき」