記事一覧
山梨山小屋逗留日記(四日目)
朝七時起床。今日あたりから残り物食材を消費する朝ごはんになっている。
今日の予定は忍野八海が一番の目的で、そのあとはお土産を今日明日で買い終えること。
家族がプリントアウトしていた紙がずっとテーブルにあり、作業中や食事中も目には入っていた。聞いてみたところ、近隣の道の駅には温浴施設が併設されているところがあるのだが、その近くに住民票を置いている人たちだけが入浴権を持つ別の温浴施設があるらしい
山梨山小屋逗留日記 三日目
昨日より20分ほど遅く起床。家族はすでに屋外で作業している。私が起きたと気づいてクリームシチューの残りを温めて朝食。
日曜日なので今日までどこも混雑しているだろうということで、空いているところを適当に周ることを伝えると、灯油を買い足すおつかいと、夕食は各自なので自分が食べたいものを買ってくるようにとのお達しがあったので、車のトランクに灯油タンクを積み込みも忘れない。
起床時間の遅れを素早い化
山梨山小屋逗留日記(二日目)
【二日目】
翌朝、キッチンからの調理音に起こされ、起床。
病気や服薬の影響で昼夜逆転、不眠症、過眠症を何クールか繰り返した末、朝七時頃に起床できるようになったのは最近である。
一階に降りると家族が朝食を作ってくれていた。私は料理こそ出来るが取り合わせと見栄えの才能がないのでここにおいて料理は家族におんぶにだっこである。
朝食はスクランブルエッグ、ウインナー、スライスハム、レタス、トースト、
『遊行草子・彼岸鬼』天身供儀
牛車の車輪がうっすら湿った泥土を跳ね上げる。その度に水気を含んだ音が幌を汚した。戦禍がありのまま残存する土地は、市が軒を連ね、賑わいを見せていた頃が嘘のように静まりかえり、どこもかしこも黒く染まりきっていた。宵に差し迫った夕空の方がまだわずかに明るさを保っていると言えるほどの地を這う闇は、稜線との区切りを明確に映し出し、あまり多くの言葉を持たない子供心にもなにか感じ入らせるものがあった。
「冬太