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低糖質グルテンフリー&シュガーフリーレシピ

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低糖質グルテンフリー&シュガーフリーのレシピ記事を寄せ集めます♪
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「ビーツとババロアのレイヤーケーキ」と、うちの炊飯器事情

「ビーツとババロアのレイヤーケーキ」と、うちの炊飯器事情

ごはんよりも断然パンがスキなわたしは、年間とおしても2,3回くらいしかまともに米を食す機会がない。

そんなうちにも炊飯器という家電は存在する。「カビが生えているんじゃないか?」という心配はご無用。これでいて、わりと出番がまわってきているのだ。

わが家の炊飯器は、ごはんが炊かれる代わりにさつまいもや栗が蒸される。そしてときどき、こんな食材も。

ビーツである。ボルシチのあの赤さの正体だ。

欧米

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飲めるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」と、世界のこどもたちからのギフト

飲めるケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」と、世界のこどもたちからのギフト

天災は忘れたころにやってくるといわれるが、吉報も思わぬときに届くものだ。

度重なる引っ越しに伴う梱包・開梱にあたり、自分の荷物の多さに辟易する場面が多々あった。なかには買ったことさえ忘れているものも。気にいって買ったはずなのに1度も袖をとおしていない服、新品のまましまわれっぱなしの文房具類、つかう予定のない未開封の生活用品と対面した。

いつだったか、どこかでみかけた『NPO法人ワールドギフト』

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あきらめなかった「スフレチーズケーキ」

あきらめなかった「スフレチーズケーキ」

自分にアッパレ。そんな気持ちになるのはこんなとき。

何十回と懲りずに焼きつづけ、ようやくカタチになったときだ。しかも、まぐれではなく何回やっても安定して焼きあがるようになった。そこまでに到達した。

日本生まれの「スフレチーズケーキ」レシピは、星の数ほどある。わたしがつくりたかったのは、グルテンフリーでローレクチン。さらに、表面が割れないように焼きあげるタイプ。そんな条件の揃ったレシピはどこにも

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おとなのスイーツ「ライムと白ワインのレアチーズケーキ」

おとなのスイーツ「ライムと白ワインのレアチーズケーキ」

欧米のスイーツレシピではよくみかけるけれど、日本ではあまり目にしない食材がいくつかあります。

ルバーブ、チェリー、ライム。すぐに頭に思い浮かぶこの3つのなかで、季節問わず国内で手にいれやすいのがライムです。

レモンよりも酸味がおだやかで、キリッとした爽やかさが持ち味のライム。レモンと並ぶくらい市民権を得てもいいはずなのに、活躍の場はカクテルかサラダに添えられる程度のライム。

そんなライムと白

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「カッサータのパフェ」レシピ。編集力はアレンジ力

「カッサータのパフェ」レシピ。編集力はアレンジ力

編集の仕事はたのしい。だれかにとって役に立ちそうな企画や情報を立案したり、あらたな気づきを与えたり。

これ、レシピづくりに通じているなとつくづく思うんです。

ひとつのレシピができあがったら、そこから最低でも2つ3つのアレンジを考えるのがいつもの流れ。「応用力」といってもいいのかもしれませんね。

特に意識していなかったけれど、アレンジするのがスキで得意という自分の一面を、日々の暮らしのなかでみ

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「花より団子」なグルテンフリースイーツと、最近の微妙な気持ち

「花より団子」なグルテンフリースイーツと、最近の微妙な気持ち

寒さがゆるみポカポカ陽気になってくると、ウキウキするひとのほうが多いと予想しますが、わたしの気分は下降気味。春・夏はいろいろ生まれては成長し、繁殖するからゆううつで…。

あ、申し遅れました、虫の話です。

今季の虫対策をどうしようかと、段取りをアレコレ考えながらJoeyとお散歩するちかごろ。「あぁ、ついに春が来たか…」なんて思ってはいても、ところどころに見え隠れするピンク色の花に、しばしうっとり

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サチャインチナッツのスコーン〜オレンジヨーグルト添え〜

サチャインチナッツのスコーン〜オレンジヨーグルト添え〜

スコーンは、焼き菓子のなかでもっとも好きといってもいいくらいの存在です。

数え切れないくらい焼きましたが、「これがベスト」と納得のいくスコーンには至っていません。シンプルで素朴なスイーツだからこそ、簡単なようで難しい。奥が深いなと思うのです。

「数え切れないくらい焼いた」とはいっても、そのほとんどはイングリッシュスコーンで、スタバにあるようなアメリカンタイプはあまり焼いていなかったな、とふいに

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「パブロバ」をロールケーキにしてみた

「パブロバ」をロールケーキにしてみた

卵黄だけをつかうレシピがつづいたので、冷凍庫のなかは活躍の日を待ちわびる卵白にあふれていました。

これを消費するならアレしかない。

卵白が材料のキーで卵白だからこそつくれるスイーツのなかでも、お気に入りの「パブロバ」。

去年の8月にはこんなnoteを投稿していました。

パブロバの生地を平らに広げて焼き、クルクルっと巻いてロールケーキ風にしたのが、今回の目玉です。

デコレーションには、めず

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ナッツ好きのための「トリプルナッツケーキ」

ナッツ好きのための「トリプルナッツケーキ」

一番は?と聞かれても回答にこまってしまいます。

ナッツはそれぞれに違うおいしさがあるから甲乙つけがたい。常時、5種類くらいはうちにあり、この3つは特に出番が多いかもしれません。アーモンド、クルミ、ピーカンナッツ。

だったらいっそのこと、一緒にしてしまおうというのが今日のおやつです。

ナッツ好きのための「トリプルナッツケーキ」。

写真ではわかりにくいけれど、クルミのクラストの層、アーモンドペ

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夏のひんやりおやつ「フローズンハニームース」

夏のひんやりおやつ「フローズンハニームース」

うちにお砂糖を置かなくなったあと、ずいぶんとお世話になっているのが「はちみつ」です。

はちみつは濃厚で芳醇。お砂糖よりもまろやかでしっかりした甘さを感じるから、結果的に使用量を少なくおさえられるメリットがあるうえに、味にコクや奥行きがでます。

抗酸化や抗菌・殺菌作用があるのも魅力。のどがイガイガするときは、りんご酢とはちみつのお湯割りを飲んでうるおします。

はちみつのなかでも「アカシア」を常

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コーヒーアイスクリームのパブロバ

コーヒーアイスクリームのパブロバ

この食感をひとたび知ると、とりこになります。

パブロバ。オーストラリア(またはニュージーランド)が発祥といわれるメレンゲのスイーツです。

材料がとってもシンプルで、ヘルシーにつくれる――基本的にはグルテンフリー。材料を工夫すればレクチンフリーにもなる――のに、カフェやケーキショップの定番にはならないのがちょっと不思議。

料理でつかわなかった卵白、お菓子づくりで余った卵白を保存容器にいれて冷凍

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焼かない「ストロベリーチョコレートタルト」

焼かない「ストロベリーチョコレートタルト」

夏にエアコン(除湿設定)をつけるようになったのは、ここ3年くらいです。

それまでは暑い時間のほとんどをオフィスで過ごす働きかただったので、自宅のエアコンをONする必要を感じなかったのと、エアコンが苦手だったというのもありました。

土日はさすがに暑いなと思いつつもなんとかしのいでいたのですが、ガスコンロやオーブンをつかうと地獄でしたね。

すっかりエアコンにお世話になっている今だって、オーブンで

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大人の自由研究。アイスクリームな夏の日々

大人の自由研究。アイスクリームな夏の日々

ちかごろのたのしみといえば「アイスクリームをつくる」です。

貝印 アイスクリームメーカー

それこそレシピは無限にあって、ちょっと残ったココナッツミルクを加えたり、思いつきでフルーツをいれたりできるほか、極限まで甘さを控えられるのも手づくりアイスクリームならではのメリット。

できあがりの量が300ml程度という適量さは、おひとりさまのわたしにピッタリです。しかも2000円しない手ごろ感もうれし

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母との夏の思い出と、わたしが食べたい「かき氷パフェ」

母との夏の思い出と、わたしが食べたい「かき氷パフェ」

母は無類の「かき氷」好きでした。それも「宇治金時」、通称「うじきん」。夏になると「かき氷=母」の方程式がおのずと頭をよぎります。

去年、亡くなる2週間前にも「氷が食べたい」と、か細い声でつぶやいたベッドに横たわる母。実家の冷凍庫にストックされていたカップのかき氷をスプーンで少量すくって食べさせてあげました。「おいしい」とニッコリ笑っていたこの情景は、新たな夏の思い出に加わりそうです。

母がピン

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